この計画がそのまま実行されれば、たとえ大津波による災害は防ぐことができたとしても、その一方でこの巨大なコンクリート防潮堤によって取り返しのつかない自然破壊や景観破壊が予想されることです。それは百年、二百年と子々孫々に及ぼす影響は取り返しのつかないものになると思います。
「本当に強靱な国家とはどのようなものか」この本質的な論議が不十分なまま、かっての自民党の土木利権政治が復興事業の名の下に復活してきてい るのではないでしょうか。安倍首相の「強靱な国家」のビジョンについても不明確でかつ杜撰だと思います。東北復興のグランドデザインも伝わってきません。
宮脇昭氏が東北の復興を目指して「いのちを守る森の防潮堤」を提案し、実行されています。自然環境の保全と両立する本当の智恵を行かした震災からの復興として、災害に強い強靱な防災施設にふさわしいのではないでしょうか。「鎮守の森の応援団」 p.tl/6NKH
村井嘉浩宮城県知事や国土交通省がコンクリート防潮堤の建設を強行しようとしているという報告もあります。取り返しのつかない愚行が行われようとしているようです。地元の皆さんはそうした現状をどのように思われているのでしょうか。村上正邦ブログ p.tl/2um9