IV. Pflichten gegen Andere
§59
Die Pflichten gegen Andere sind zuerst die Rechtspflichten, welche mit der Gesinnung, das Recht um des Rechts willen zu tun, verknüpft sein müssen. Die übrigen dieser Pflichten gründen sieh auf die Gesinnung, die Andern nicht nur als abstrakte Person,(※1) sondern auch in ihrer Besonderheit sich selbst gleich zu halten, ihr Wohl und Wehe als das seinige zu betrachten und dies durch tätige Hülfe zu beweisen.
IV. 他者への義務
§59[他者への義務]
他者に対する義務は、さしあたっては法的な義務であり、それは、法のために法を行うという心情と結びついていなければならない。これらの義務はその他に、他者をただ抽象的な人格として扱うだけでなく、またその特殊性においても自分自身と同等に考えて、その幸福と不幸も自分自身のそれのように見なし、そして実際に助力することによって、このことを証明しようという心情にもとづいている。
§59[他者への義務]
他者に対する義務は、さしあたっては法的な義務であり、それは、法のために法を行うという心情と結びついていなければならない。これらの義務はその他に、他者をただ抽象的な人格として扱うだけでなく、またその特殊性においても自分自身と同等に考えて、その幸福と不幸も自分自身のそれのように見なし、そして実際に助力することによって、このことを証明しようという心情にもとづいている。
※1
具体的な個人を一 般性、普遍性の形式によって意識するのは思想の立場であるが、この抽象的思考の否定的な側面については、以下の論考においても考察した。他者をたんに抽象的な人格として扱う場合も同じ。
具体的な個人を一 般性、普遍性の形式によって意識するのは思想の立場であるが、この抽象的思考の否定的な側面については、以下の論考においても考察した。他者をたんに抽象的な人格として扱う場合も同じ。
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ヘーゲル『哲学入門』第二章 義務と道徳 第五十九節[他者への義務] - 夕暮れのフクロウ https://is.gd/jmAsK3
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