子どもが持っている力を的確に指導者が把握することなくして、次の段階はないと痛感しています。
昨日、一昨日と6年生にとっては、小学校生活最後の大会が終わりました。結果とはともあれ、2人の6年生はとてもがんばっていました。また、悔しい思いもしたと思います。この1年でとても成長した2人です。この2人がいなかったら、今のチームはなかったと思います。5年生の時には今後どうなるのかと心配していましたが、素直にバレーと向き合えるようになり、中学校でもバレー部で活躍してくれるのではないかと思います。残り少ない小学校生活、少年団の練習で下の学年にいいものを残していってほしいと思います。そして、私としては2人に中学校で乗り越えられるものを残していきたい思います。
一人一人の子どもの現在地を把握していると思っています。次の目標地も設定にしています。そのギャツプを埋めるのが指導力なんですが、それが埋まらないんです。ということは、目標地が誤っているか、現在地があやまっているのか、そもそも指導力が私にないのか。わたしなりには、目標地が高いために、指導力が追いついていないことを感じています。まずは、根っこ、土台づくりから見直してみます。
自分自身がどういうバレーをしたいのか、どういう子どもに育ってほしいのか。そういうことを自問自答して実践していく。子どもが昨日の自分よりも成長していると実感できるよう、私が自分に矢印を向けて考えて考えていくことなんだと思っています。日々実践。
うちのチームの子達は、真面目で大人しい。そして、自信のなさ、不安気にやっている子が多い。1つ1つのバレーの技術を身に付けるともたいせつだが、もっとおにごっこで見せるはつらつさや活発さも含めた練習をやることが大切だと思う。そして体を動かすことの楽しいと心の底から思えるような練習も必要なのだと思う。もう一度子ども一人一人を見極めることが私がまずやること。
オンライン学習会での学びは、草野先生からズバリ自分自身のことを指摘していただけるので、自分自身を見つめ直す大きなきっかけになります。私はいつも反省と決意ばかりではちっとも変わらないことを痛感しています。今の子ども達の個々の力の現在地と目標地のギャップを埋めていくのが指導力と草野先生はおっしゃっていました。そして、バレーボールを通して、生き方を教えることが最上位の目標ということもおっしゃっていました。常に指導者は前向きに子ども達と向き合うことだと感じています。そして、この2日間の学びは、内容が変わっても一貫して指導者自身のあり方を問われていることを感じました。学習会で沈黙が流れないよう、自分自身が感じたこと、わからないことなど、言葉を続けられるようにしたいと思います。5羽のカモメにならないように、日々行動。
facebookの東京lineストリーに桑田真澄さんの言葉が載っていましたので、引用します。
日本中、何百というチームを見てきたけど、子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね?
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというかあまりにもひどすぎるよね。
そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。
でも、試合中、練習中、最初から最後まで怒鳴ることないよね。
その情熱は、素晴らしいと思うんだけど方向が間違っているよね。
それだけ情熱があるのなら、もっと勉強して知識を身につけるべきだよね。
もっと怖いのが知識はあるけど、その知識を間違って使っている指導者だよね。
どちらのタイプの指導者にも、他人の大切な子供を預かるんだから、最低限の知識を身につけ知識があるのであれば、正しい方向に使ってほしいよね。
このことを声を大にしてお願いしたいし、そろそろ「気が付いて」ほしいね。
指導者がもっと勉強して知識を身につけて正しく指導していきたいと思います。そのために週末の学習会は貴重な学びの場です。日々勉強。
きょうの練習は、使えなくなったアンテナにゴムひもをつけて、ブロック練習をしました。初めての練習でしたが、子ども達はとても興味をもって動いていました。やってみないとわからないところが多々あったので、明日の練習で改善して、より基本に忠実にできるようにしていきたいと思います。とにかく、こちらの段取りがまずいとうまくいくものもうまくいかないということがわかりました。考えに考え抜かないといけないです。日々思考。
きょうの自然体のLINEで草野先生から、低学年でもできるブロック練習の図が配信されてました。ぜひうちのチームの子達にも興味を持ってもらおうと、ゴム紐を買ってきました。どの子にも合わせられるものなので、子ども達がきゃっきゃっ言いながらやる姿が目に浮かびます。早速やってみたいと思います。