笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

5年生以下の大会

2014-11-30 23:16:32 | Weblog

 きのう、きょうと5年生以下の高橋杯という大会があった。先日のテクニカルキャンプでは、対戦相手といい試合をしていたので、今大会でもいい試合ができるのではないかと期待をしていたが、勝負はそれほど甘くはなかった。これが、今のチームの実力だと思っている。塾頭は、
 実力とは、一番できの悪いときの力のこと。
 力量とは、一番調子のいいときの力のこと。とおっしゃっている。
 うちのチームでは、少しずつだが、サーブの精度があがり、レシーブが上がるようになり、つながりもでてきている力量はるが、試合になると練習通りに動けなくなるのが現段階の実力であると思っている。だから、今後は練習では実力を上げるための練習をしたいと思っている。そのためには、一人ひとりの個人の実力を上げるために、もう一度基礎・基本の練習に取り組みたいと思う。

 それから、試合の結果もさることながら、試合が終わって、ボールを片づけるときにボールが1個ないことが判明して、しばらく探すことになった。奇跡的にもある試合の公式練習で転がってきたボールを拾ったら、うちのボールだった。ミーティングでは、子ども達に試合のことよりも道具の管理を徹底することを話した。そして、自分達の道具があるかどうかを練習のときから習慣づけておく必要があることを話した。細かいところから、ひとつひとつ身につけてほしいと思う。日々努力。

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局面的な練習

2014-11-20 23:50:00 | Weblog

 昨日の練習では、後半は試合形式の練習をしながら、局面的な練習を行った。例えば、1本目が上がってから、2本目をどうするかとか、チャンスボールを高い位置で取っている場合は、繰り返し低い位置で柔らかいボールを上げることを繰り返したりとか、レフトから、センターから、ライトから攻撃された場合、フェイントは誰が取るのか、前のボールはどちらが取るのかなど、いろいろな場面で誰がどうするのかの約束を繰り返し行った。子ども達の反省ノートにも人と人の間のボールをどうしたらいいのかわからなかったと描いてあったし、確認した方がいいということを書いていた子もいた。すぐにはうまくいかない。でも、実践練習は子ども達は好きなので、積極的に動いている。また、コート内での練習よりも個人のスキルを上げる必要な場合は、すぐにそういう練習に切り替えている。そういう切り替えをよくしながら、ワンパターンのメニューにならないように気をつけている。明日もいろいろなバリエーションで子ども達のポテンシャルを維持しながら練習に取り組みたい。日々努力。

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当番のお母さんと

2014-11-19 23:40:06 | Weblog

 少年団の練習には、後援会のお母さんが当番で練習の最初からついていてくれる。私の仕事の都合でどうしても最初からつけないことが多いので、それまで子ども達を見ていてくれるのでありがたい。うちのチームの場合、夕食の準備時の忙しい時間帯でもあるので、私がついた時点からはいつ帰ってもいいことにしている。それでも、しばらくは練習の様子を見てくれている。
 きょうは、当番に来てくれたお母さんと先日の強化練習会での様子などを話をした。話の流れで、その子の弟が自家中毒症状を起こすときがあるがどうしたらいいだろうという相談にまで発展した。子ども達には、一通りのメニューを随時指示しながら、そのお母さんと少しの間話をした。
 私は、当番に来てくれているお母さんと少しの時間でも子どものことについて話をするように心がけている。それは、少しでも安心して任せてもらえるように、また当番という役割をやってよかったと思えるようにという思いからである。また、お母さんと話をしているとその子のことがよくわかることもある。だから、子どもを指導するためにも大切なことであると思っている。
 保護者に少しでも子どもが成長しましたと言えるような指導をこれからも続けていきたい。日々努力。

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D2ダンス・スパダンス

2014-11-18 23:41:47 | Weblog

 昨日の室内トレーニングでは、子ども達にはD2ダンスやスパダンスのビデオを見せながら踊ってもらった。日頃、スーパーサンバなどを楽しく踊っているが、D2ダンスの2番や3番などは、上肢と下肢を同時に動かすとなるとかなり混乱するようである。それでも、子どもによっては、ビデオを見ながら、それなりに踊っている子もいる。そんなのできない、無理と思っている子とそんなことを思わずにひたむきにやってみようと思う子の動きは歴然である。何でもそうだが、自分で限界をつくってしまうとそこからは動きが止まってしまう。思考も行動も止まってしまう。子どもの限界なき可能性を引き出すようなメニュー、言葉かけ、雰囲気などを心がけることも指導者として大事なんだと改めて認識した。日々努力。

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子ども達のノートから

2014-11-17 23:37:18 | Weblog

 きょう、子ども達は先日の強化練習会での反省をノートに書いて持ってきてくれた。いくつか紹介したい。
・人と人の間のボールを取れなかった。
・行動が遅かった。
・レシーブでボールを受けるときに動いてしまった。
・うでが曲がってしまい、ボールが自分で思っている場所にあまりいかなくて悔しかった。
・2本目はトスを上げてほしい。上げたら、アタッカーが打てると思う。
・サーブがネットすれすれを打っていた。
・笑顔とカバーをがんばっていた。いつもできなかった笑顔とカバーができていたから、雰囲気も崩れずボールもつなげられていた。一人だけでも笑顔の人が増えると雰囲気がすごく変わることがわかった。
・みんなで声を出し、一生懸命ボールをつなぐことを目標に高橋杯までがんばりたい。
・記録は、みんなに教えられるように上手に完璧にできるようになり、4年生、3年生に教えてあげたい。
・きょうは、試合に出られたけど、ほぼボールが取れず悔しくて泣いてしまった。
・オーバーで上げられるボールを上げられなかった。この前もそうだったので、オーバーの練習をたくさんしたい。
・サーブはほとんど入ったのでうれしかった。
・レシーブが自分が取るボールなのに横の人や後ろの人にまかせてばっかりだったから、自分から取りに行くようにがんばる。

 子ども達は、純粋にバレーボールを通して自分と向き合っていることを感じた。今は、たくさん失敗し、そこからどうするかをたくさん考えてほしいと思う。そして、考えていること、子ども達がどうしたら少しでもうまくいくようになるか、練習でできることをどれだけ増やしてあげらるかが指導者の役目なんだと思う。日々努力。

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テクニカルキャンプ

2014-11-16 23:25:40 | Weblog

 きのうは、Bクラスの強化練習会というテクニカルキャンプだった。今回、私の学校の体育館を午前中使用するため、朝早くから準備をした。また、後援会の方達は前日にある程度机やいすの運び出しをしておいてくれて、当日の朝も精力的に準備を進めてくれた。おかげさまで、無事午前中は滞りなく、練習試合を行うことができた。
 私として、チームとしては、会場に来てくれたチームが気持ちよくプレーができるように心を込めて、準備をし、また後片づけをして現状復帰をしたつもりである。何ごともなくて当たり前なのだが、何とか終わってほっとした。 
 さて、我がチームの戦いぶりは、速くて低いフローターサーブにはまだ太刀打ちできなきて、一方的な試合がほとんどだった。ただ、2セット(相手は違う)は相手のミスに助けられて、セットを取ることができた。子ども達は、大喜びだった。私たちもハイタッチで喜びを共有した。
 今回、子ども達はサーブが前回よりも安定して入っていたことが大きな収穫だった。また、ところどころでいいつなぎができている場面もあり、練習していることが確実に身についていることがわかった。また、今回記録についても何度か練習することができたことは大きな成果だった。特に4年生の子が初めて挑戦したが、最初は戸惑いながらもやり方がわかると順序よく記録ができるようになっていた。
 2週間後は、Bクラスの2回目の大会を控えている。子ども達の実態を見極めながら、これからも基礎・基本の定着を図っていきたい。日々努力。

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記録の練習

2014-11-14 23:34:28 | Weblog

  きょうの練習では、明日のテクニカルキャンプで記録の練習をするので、記録用紙の説明を時間を割いて行った。こういうことを改めて時間を作ってやったことが今まであまりなく、伝統的に引き継いでいたことが多かったのでその必要もなかったように思う。それが、今のチームでは、いつも1回戦負けで記録をするのもそれほどないこともあって、記録の方法をうまく引き継げない状態だった。そういうこともあり、改めて行った。明日は、実際のゲームでの記録の練習となる。漢字を書く、ゲームの流れに沿って記録をする、集中力、持続力などいろいろな力を要求される。きょうの練習を明日以降、生かしてほしいと思う。
 きょうは、実践練習と基礎練習を織り交ぜながら、めまぐるしい内容だったと思う。やっていく内にどんどんつながりがちょっと出てきたように思う。基礎から実践へ、実践から基礎へ、階段を上がったり、下がったり、また上がったりという指導もまた楽しい。日々努力。

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優先順位

2014-11-13 23:43:02 | Weblog

 昨日の練習で、ネットタッチダッシュやくの字ダッシュをしているとき、何度かぶつかったり、止まったりする場面があった。これまでも何度もあったが、遅まきながら昨日はみんなで確認をした。内側と外側に行く人がいる場合は、内側の人が優先で外側に行く。前後の場合は、前の人を優先、後ろの人は譲る。こういう確認は、例えばコート内での動きの優先順位と重なる場合が多い。まずは、セッターが優先とか、クロスの場合は前の人が優先とか、いろいろな場面で優先と譲ることの約束が必要だと思う。
 そして、これは何もバレーボールに限ったことではないと思う。道を譲る、席を譲る、電車などの交通機関での乗り降りなど、公共の場でも優先と譲る動きの順位がある。今のうちから、こういうことだと知っておくことが必要だと思ったので、昨日はあえて確認をした。子ども達の一つ一つの動きから、何を導くか、どう導くか、一緒に考えていきたい。日々努力。

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わかりやすい言葉

2014-11-12 23:50:05 | Weblog

 きょうの練習で、3、4年生とレシーブ練習をしているときに、子ども達はがんばってレシーブをしているものの、どうもしっくりいかないというのか、ボールとけんかをしているようなふんわりとしたボールがあがらない感じがした。また、セッター役の子どももレシーブされたボールを漫然ととっていて、つながりに欠けている感じがした。
 そこで、この子達にどうしたらボールを大事に扱ってくれるだろうか、ボールを落とさないという気持ちをもってレシーブ動作、カバーする動作をしてくれるだろうか、ボール出しをしながら、パッとひらめいた。
 子ども達を集めて、「ボールを赤ちゃんだと思ってください。」とだけ言って、ボール出しをした。すると、今までは後ろで待っている子も漫然と待っていたのが、前の人がどうボールを扱うか見ているし、もちろんレシーブする子は何とか落とさないようバナナレシーブなどをがんばるし、セッター役の子も上がったボールを何とか落とさないように拾いに行っている。何よりも子ども達が笑顔で楽しくレシーブをしているのがよかった。
 わかりやすい言葉、子どもがやる気になる言葉を磨くことも指導者の力量なのかもしれないなと思った。まだまだこれだという言葉は少ないが、意識して取り組みたい。日々努力。

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校長先生

2014-11-11 23:05:09 | Weblog

 昨日、校長先生が私たちが室内トレーニングをやっている教室に入ってきて、少しの間見ていかれた。きょう校長先生に会ったときに「きのうのトレーニングはどういうトレーニングなの?」と聞かれた。私は、トレーニングの説明を少しだけしたが、「そういうことが大事なんだよな。」「3、4年生は喜んでやっているでしょ。」などと話された。私はとてもうれしく思った。常日頃3つの納得を得られるような指導を心がけている。「選手の納得」「周囲の納得」「世間の納得」である。塾頭は、この3つのひとつでも欠如すると破綻へと発展するとおっしゃっている。
 私は、保護者や学校、特に校長先生の納得を得られるような指導を本当に重要だと考えている。だから、今回校長先生から思わぬ声をかけられたことはありがたいと思った。
 誰かが直接見ていても見ていなくても正しい指導、子どもの将来を見据えた指導をしているかどうかが大切なんだと思う。これからも日々努力、日々精進。

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