今度の土日に5年生以下のBクラス大会が行われる。他のチームもそれに向けて調整をしているところだろう。それにしても、大会が多いなと思うのは私だけだろうか。
きょうの子ども達のコート内での動きを見ていると、ぎこちなさは見られるが、練習を進めていくうちに、どんどん形になっていく場面があった。セッターの動きにうまく合わせてアタックの動作に入るなど、つなぎがスムーズになっている場面もみられた。こういう動きは、すぐにできるわけではないと思う。日頃の様々なトレーニングを行っているからこそできる動きもあると思われる。また、いろいろなポジションを経験することも必要だろうと思う。どうしても試合が近いとポジションを固定して調整することが多いと思う。1つの軸を作ることでは大切であると思うが、今の段階ではいろいろな軸を作っていくことも必要だと思う。多様性や可能性を最大限引き出すのがコーチの役目であると思う。子どもに限界をつくらせているのは案外指導者側なのかもしれない。今できていることと、一ヶ月後にできることをイメージしながら、指導をしていくことが必要なのだと思う。指導者の目線をどこにおくかでずいぶんチームの方向性は違ってくるのではないかと思う。日々努力。
9月いっぱいで6年生の子が転校することになった。先日の練習の後にささやかながら、お別れ会を行った。この子は、5年生から少年団に入った子である。この1年半の練習でずいぶん上手になったし、気持ちもたくましくなったと思う。最初は、泣きながら練習をする日が続いた。やろうとしてもできないことへの悔しさがあったのだと思う。しかし、今はモーションバランストレーニングなどでの身のこなしはスムーズにできるようになった。こういうのを見ると、できないからやらないのではなく、できなくてもがんばって続けてやえいれば、いつかはできるようになるということを証明してくれているように感じる。あきらめない気持ち、やる気で10倍にも100倍にも成長してくのだと思う。まして、ゴールデンエイジの子達にとっては、その伸びしろははかりしれない。
私は、その子へ手紙を書いて渡した。素直な気持ちを持ち続けてほしいことを書いた。そのために「ハイ」という返事をすることをつけ加えた。躾の三原則の1つである。その子にとっては、新しい環境に慣れるまではたいへんなことが多いと思う。そのときに、素直な気持ち、明るさ、笑顔などで乗り切ってほしいと思う。少しでもこの少年団で培ったものが役に立ってほしいと願う。日々努力。
私は、教員になりたての頃、野球少年団を教えていた頃がある。野球の指導など、全くの素人だったが、そのときの子ども達、保護者の方達と一緒に楽しくやらせてもらった。勝っても負けても楽しかったし、みんなで作り上げているという感じがした。
きょう次の大会の抽選があり、会場に着いて、玄関で「先生!」と声をかけられた。何と、私が野球少年団で教えた子だった。私よりも大きくなっていたが、あの頃の面影は残っていた。娘が、バレー少年団に入り、何度か試合会場で声をかけようと思っていたが、なかなか機会がなくてと申し訳なさそうに話してくれた。しかし、何という巡り合わせだろう。こうしてまた再会できた喜びと同時に、あの頃の私はただがむしゃらだったが、反面お粗末な指導だったような気がする。そう考えると、今教えている子ども達が大人になって、あるときばったり再会をしたときに、自分自身が恥ずかしい思いをしないように、また自信をもってその子(人)に向き合えるように、今行っている指導をしっかり行う必要があると改めて感じる。それにしても月日の経つのは早いなと思うと同時に自分の年齢を改めて感じさせられた。日々努力。
きょうは、あるチームとの合同練習を行った。お互いなじみのないチーム同士の合同練習なので、まずは気持ちがほぐれるメニュー、そして3人一組でのチーム編成のときは同じチームの人同士にならないようにして、様々なメニューを行った。また、一人でやるモーションバランストレーニングも間に入れながら、骨盤前傾などのレシーブの姿勢の確認など、ところどころにバレーにつながることをポイントに入れてみた。
3人一組で行う練習では、オーバーパスやアンダーをやりながら、段階的に指導をしてみた。今回の練習では、あまり細かいメニューの組み立てをせず、子ども達の様子を見ながら、段階を上げたり、下げたり、元に戻ったりということをしてみた。どうしてもこれだけは教えたいという気持ちが強いと、そこばかりに気持ちが行き、私自身がうまく指導できなくて落ち込むこともある。そういう自分自身のあり方を見つめながら、子ども達の動きや表情を読み取りながら、無理なくやろうと試みた。
メニューの間では、できなくてもあきらめないで挑戦し続けようねということなどの話をさせてもらった。このあたりの人間学は今回あまりできなかったことは反省である。
スパダンの練習もほんのさわりだけやってみた。子ども達は、黙々と取り組んでいた。うちの子達にとっても久しぶりのメニューだったが、体はしっかり覚えており、前よりも動きがスムーズになっている子も見受けられた。
最後は、せっかくの機会だったので、ゲームをさせてみた。コート上での約束事の確認も間に入れての実践練習をさせてみた。
きょうの練習で、私は子ども達ができるだけ笑顔で終われるように心がけたつもりである。お互い打ち解けられないまま終わってしまったようにも感じるが、きょうの中で結果を求めず、次回会ったときにどういう態度をとれるかだと思っている。
私自身、子ども達からいろいろと教えられ、引き出してもらったように思う。日々努力。
ここ最近、学校付近で不審者が出たということで集団下校の措置をとるなどしていた関係もあり、少年団活動も自粛させられていた。きょうからようやく正常な対応になり、少年団活動も再開となった。それにしても、物騒な世の中、またこんな地方都市でもこういう対応を迫られる時代になったのかなと感じる。今後、より一層危機管理を問われるのかもしれない。
さて、練習の方であるが、練習にあまりつけないこともあり、基礎固めもままならない状態である。それでも、10月1、2日には早くも5年生以下の大会があり、それに向けても準備も進めていかなければならない。私としてはもう少し後の方が子どもにとってもいのかもしれないと感じている。というのも、とにかく大会が多いことを感じる。もう少しじっくり育てたい気持ちがあっても大会が迫るとそれの準備もしなければならない。そのジレンマにいつも悩まされる。
きょうは、大会の準備も少しやってみた。今年入った子も入れて5年生以下が7人。全員で戦おうと確認し、ポジションを固定しての練習ではなく、一人一人がすべてのポジションをローテーションで経験させてみた。得意、不得意はあるものの今の段階ではどこをやっても遜色はないくらい、それぞれ持っている力を発揮していた。ちびっ子チームなので、決定力もないので、いかに力や高さに頼らないでゲームを進めていくかが大切であると考える。子ども達は、やる気満々でとてもいい表情で練習をしていた。日々努力。
ここのところ、全道情緒障害教育研究大会の準備で何かと忙しい毎日を送っている。やることがいろいろとあり、その準備のためにいくら時間があって足りないくらいである。寝不足などもり、心身共に疲れていた。昨日ときょうは、久しぶりに何もない休日でゆっくり休むことができた。
午後から、中学校のバレー部の新人戦が行われると聞いていたので、その観戦に行った。かって教えた子達がコートの中で動き回っていた。そして、子ども達の動きを見ていると小学校時代に身につけた基本的な動きは、あまり変わっていないということだった。それは、正しく身につけているものもあれば、正しくない動きも同じように身につけている。だからこそ、小学校時代、少年団での指導はその人のバレー人生の土台、基礎を作っているのだと思う。当たり前のことであるが、改めて実感させられた。今の少年団の子達が中学校、高校と花を咲かせるために、ゴールデンエイジの真っ只中にいる子達にどうすればいいのか、気を引き締められた。
体は疲れていたが、体育館まで足を運び、子ども達、その保護者の方の笑顔に触れて、エネルギーをもらったような気分だった。また、明日から自分のできることを精一杯やろう。日々努力。
最近、感謝という言葉を実感し、自分なりに行動に移すように心がけている。まずは、親への感謝。今年の夏に親を札幌ドームへ野球観戦に連れて行った。元気で歩けるうちに一度見せておきたいと思っていた。とても喜んでいた。また、親の病気に対して、自分でできるだけ都合をつけて、対応できるようにしている。今までは、面倒がっていたところがあった。親に対する甘えからか自分のことばかりを優先させていたところがあった。日頃、子どもには親には感謝しなさいと言っている自分がそういうことを身をもってしていないところがあった。年老いた親を見るにつけ、今までやってくれていたことを今度は親に返す役割に変わってきているのだと感じる。
そのように考えていくと、自分が本当に自分中心で生きてきたことを感じる。自分自身は、親はもちろん周りのいろいろな人に支えてもらい、助けてもらっているのだと感じさせられる。だから、今は自分のために何かをするという考えではなく、人のためにどれだけ自分ができるか、尽くせるかということを考えて行動するようにしている。すると、グチや不満はあまりたまらなくなっているように思う。まだまだ、未熟なところも多く、つい自分が出てしまうところもある。そこを戒めながら、日々を送るようにしている。日々努力。
先日の道新カップでは、うちのチームは1回戦で負けてしまった。負けたことは、当然の結果だと思うが、その後の補助役員での子ども達の行動が残念でならなかった。次のチームが練習中に着替えに行っていたが、試合が始まっても全員がそろっていなかった。私は主審をしていたので、我がチームながら子ども達を全く育っていないことに情けなかった。その後のミーティングでは怒る気にもならなかった。そういう子ども達に今自分達がしなければならないことはどいうことかを話した。少しは聞いてくれたのか、その後の行動は今までと少し違っていたように思った。何かスイッチが入ったような感じもした。
子ども達の様子を見ていて、もう一度基礎をやらなければならないと強く感じさせられた。技術練習もそうだが、細かいことからどんどん言っていかなければならないと思った。日々努力。