笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

思いを押しつけない

2013-01-31 23:39:24 | Weblog

『淡々と生きる』小林正観著 風雲社より
「子育てとは、じつは難しくない。
 子どもが伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。
 逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくことを邪魔しないこと、
 親の思いを押しつけないこと。
 サクラの花を咲かせる木に、いくら「桃の花を咲かせなさい」と言ってもダメ。
 桃の花を咲かせようと生まれてきた木は、桃です。
 牡丹に向かって「芍薬(しゃくやく)を咲かせろ」と言っても無理。
 牡丹を咲かせようと思って生まれてきた木は、牡丹です。
 しかし、そう言う親がけっこう多いのです。
 木を枯らさないように水をやる、陽に当てる、カンカン照りを避けてやる、冬は部屋の 中に取り込む、命を守ってあげる―――それが親の最大の仕事です。
 子どもがどこを目指そうと、どの方向に進もうと、親がゴチャゴチャ言わないことです。」

 教育もバレーの指導においても同じことが言えるような気がする。親を教師や指導者に置き換えると当てはまることが多い。つい上から目線で、自分の思いを子ども達に押しつけている場合が多いような気がする。必要最低限のこと以上のことを押しつけているように思う。その結果、子ども達の芽を摘んでしまっているのかもしれない。そして、難しくしているのかもしれない。心して子どもと向き合わなければならない。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもにとって必要な言葉

2013-01-30 23:50:06 | Weblog

 きょうの練習で、子ども達の動きを見ながら、現状を見極めようと心がけた。子ども達のいろいろな動きに対して、ミスをしたプレーや緩慢なプレー、集中力を欠いたプレーなどが目立った。そして、子ども達を集めて、言葉をかけた。全力でプレーしていること、あきらめずにボールを追っていること、みんな必死でがんばっていることを挙げた。そして、3本目のプレーにまで持っていくことや3本目のプレーをおろそかにしないこと、基本にもう一度立ち返ってプレーすること、特にカメ四股レシーブを意識することを話した。冷静に言葉を選び、できるだけわかりやすく要点を絞って話すことを心がけた。
 指導とは、自分の言葉を磨くことなのかもしれないと思った。子ども達にポイントを絞って簡潔にわかり、また心に灯をともすような言葉をどれだけかけられるかということなのかもしれないと思う。そのために私自身がいろいろな引き出しやファイルを持っていなければならないと思う。
 桑田真澄氏は、先日のテレビ番組で指導者は勉強することと話していた。とにかく、貪欲にいろいろなことにアンテナを張って、謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けなければならないと感じる。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帯小連30周年 

2013-01-27 18:04:48 | Weblog

 昨日は、帯小連の30周年記念祝賀会だった。協会の方々を始め、各少年団の指導者、後援会の方が一堂に集い、総勢160余名の参加だった。これほどの方たちが参加するとは思わなかった。それだけですばらしい地区小連だと感じる。子ども達の成長を願う人達のばかりが集まっていると感じた。バレーを通じて、人と人とがつながっていることを感じた。全国に行った監督の話、各少年団の指導者や後援会の方の話など、それぞれいろいろな話を聞くことができた。壇上に上がっている方、フロアでの話も聞き入る様子もなく、各テーブルごとにとても盛り上がっていたのは、少し残念な気もした。ただ、チームに関係なく、ふだんの大会ではできない交流ができたのはよかったのかもしれない。そして、お互い切磋琢磨している小連だからこそ、30年という節目を迎え、更に発展、充実させなければらないと感じた。そのため微力ながらもかかわっていきたい。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメ四股ドリル

2013-01-24 23:51:52 | Weblog

 先日、新しいDVDが届いた。タイトルは、「子どものうちに体験させたい『カメ四股ドリル』~股関節をスムーズに動かし、正しい筋肉の使い方を学習する!~」で、全2巻セットである。1巻目は、11種目のカメ四股ドリル<基本パターン>。2巻目が、チーム状況に応じて自由にアレンジカメ四股ドリル<応用編>である。
 チーム練習は大事だが、基本を正確に身につけた上で、チームの練習をしていくことが大切だと思う。その基本の一つがカメ四股ドリルを通して、正しい筋肉の使い方を脳に覚えさせることだと塾頭は言われる。
 昨年の10月頃に入った子ども達にも四股ドリルをさせている。最初は、ぎこちない動きだったが、徐々にスムーズな動きに変わりつつある。どうしたら正しく体を動かすことができるかを繰り返し、繰り返し行っている。できないのは、指導者の教え方が正しくないからだと思っている。子どもによって、体の使い方、情報の入力、ものの考え方、とらえ方などが違う。同じ動きをさせても異なった動きになってしまう。それをどうしたら正しい方向に導くことができるかが指導者の力量だと思う。そのためには、指導者が学習し、もっともっと指導の引き出しを持つことだと思う。そうすると、行きすぎた指導にもならないと思う。まだ未熟な指導者であるが、だからこそ子どもと共に成長していきたい。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分を信じる

2013-01-23 23:38:49 | Weblog

 子ども達に、今度開かれる新人戦の目標を立てさせた。こういう話し合いをしている時は、子ども達はとても楽しそうである。「笑顔であきらめないで全力プレーし仲間を信じる」という目標を立てた。私からは、仲間を信じるとは口で言うのは簡単だけれども、具体的にどういう行動をするかを聞いた。なかなか答えが返って来なかった。指名すると、ぽつりぽつりと話す子もいた。そのあたりの子ども達の表現力は気になる。間違ったら嫌だという気持ちが先に立つのだろうか。声をかけるなどの答えが返ってきた。
 私からは、まずは自分を信じることが大切だということを話した。具体的には、うまくできないことがたくさんあるけれども、「できる、できる」と自分を信じることだということを話した。自分に不安があるのに仲間を信じることはとても難しいことである。できなけれども、できるとまずは自分を信じることから始めること。そうしないと、仲間を信じることよりも仲間に頼ってしまうことになりかねないと思う。まずは、克己心なのだと思う。自分に克つ。自分を信じる。そして、仲間を信じる。そのことをこれからも子ども達と追求していきたい。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交流

2013-01-20 23:36:23 | Weblog

 きょうで大会が終わった。うちのチームは1セットはとったものの、相手の勢いに屈した形でフルセットの末敗退となった。結果はどうあれ、6年生の2人が最後までコートに立ち、随所でナイスレシーブをしていたのが印象的だった。
 試合の合間に、あるチームの監督とiPadで最新DVDを見ているとそのチームの子ども達が寄ってきて、iPadの動画を見入っていた。子ども達は、好奇心旺盛である。そして素直である。違うチームの子達と話をしながら。子ども達はバレーボールが上手になりたい、バレーボールが好きなんだなということを感じた。そして、いつかこの子達に限らず、いろいろなチームと一緒に練習をして、もっとバレーボールが大好きな子ども達になってほしいなと思う。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悔いのないように

2013-01-19 23:52:55 | Weblog

 きょうは、6年生にとっては最後の公式戦だった。ところが、インフルエンザの影響で出られない6年生がチームによってはいるということだった。幸いうちのチームはインフルエンザにかかっている子はいないことにまずは安心した。ただし、油断はできないので、子ども達にはしっかり予防することを伝えた。
 試合の内容と結果は、相手チームがベストメンバーでなかったこともあって、何とか一回戦、二回戦とも勝たせてもらった。内容としては、相手のミスにも助けてもらったうけれども、連続失点は少なく安定した試合運びだった。まだまだ穴はたくさんあるけれどもつなぎはよくなってきていることを感じた試合だった。明日の相手は、過去の大会で負けたチームである。子ども達はリベンジをしたいようである。少しでも以前よりも成長したプレーをしてほしいと思う。そして、悔いのないプレーをしてほしいと思う。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

準備をする

2013-01-18 23:18:19 | Weblog

 準備は大切である。やったつもりでも中途半端だったり、これでいいだろうという安易な妥協をしていると本番で思わぬ事態に陥った時に対応に追われる。また、ミスも起きやすい。そして、ミスをカバーしようと焦る。焦ると平常心でいられなくなり、本来のものを出せない。また、ミスを引きずりやすい。
 しっかりと準備をしておくと、気持ちに余裕が出て来て、いろいろな配慮ができる。そうすると、ミスも想定内で対応できる。慌てることがない。切り替えができる。ミスがあって当たり前という準備もできる。
 だからといって、全てにおいて完璧に準備をすることは難しい。しかし、準備をするという習慣は身につけたいものである。バレーに限らず、いろいろなことに関して、目の前のことばかりではなく、一つ先、二つ先の準備を同時並行でできるといいなだろうな思う。 明日は、六年生にとっては小学校最後の公式戦となる。きょうの練習である程度の準備はできたのではないかと思う。また、大会運営の準備もきょう中に済ませておいた。後は、明日の本番に向けて、心と体の調子を整えるだけ(?)である。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実践あるのみ

2013-01-10 23:42:30 | Weblog

 不満と感謝について、先日書いたが、考えているだけではいけないと思う。そう思っていた時に、昨日、きょうといろいろと指摘を受けることがあった。いつもの私なら、むっとしたり、後で考え込んだり、他の人に愚痴ることもあった。さっそく、「自分のためにいろいろと言ってくれて、ありがとうございます」という気持ちで聞いた。すると、すっと気持ちが軽くなった。これは、自分でも驚きである。すがすがしい気持ちになれるのである。まだまだ、自分自身のものになっていないところがあるので、いろいろと考えることはあったが、自分の中でプラスの方向へ切り替えようとする思考に変わっていることに気づく。だから、以前よりもあまり落ち込むことはなかった。
 これからもいろいろなことはあると思う。自分の未熟さをこういう機会を通して、どんどん克服していきたいと思っている。そして、何事も実践あるのみ、行動あるのみである。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不満と感謝

2013-01-08 23:45:14 | Weblog

 西田文郎氏の心に響く言葉より

『憎しみ、悲しみ、怒り、不平不満といった否定的な感情に集中してしまうのは、感謝が足りないからです。脳は同時に相反する情報を受け入れることはできません。
 たとえば上司に叱られても「自分のことを思っていってくれているんだ。ありがたい!」と思うと、「何ていやな奴だ」という怒りなどは起こらないのです。
 不満などは左脳が二者択一の理論で分析している思考ですから、何かが起こり不満だという結論を出すまでには0.4秒かかります。
 しかし、あらかじめ脳に感謝がインプットされていれば、たった0.1秒で感謝という感情が起こるため、不満は感謝のスピードについてこられません。
 それをよくわかっていたのがお釈迦様です。
 お釈迦様がすすめた教えに、“六方拝”があります。
 これは“東西南北天地”の六方に感謝するというもので、東を向いて両親やご先祖様に、西を向いて家族に、南を向いて恩師に、北を向いて友人に、天地は大気、大地など自然のすべてに感謝をします。
 このようにすべてに感謝をすると「生かされている」という想いが生まれてきます。
 あなたがこの世に生を受けるためには、20代前で104万8576人のご先祖様の存在があり、この中で一人でも早世していたり、ほかの人と結ばれていたら、あなたという存在はなかったのです。』

 不満を言う前に感謝する。いやだと思う前に、ありがとうございますと思う習慣を身につけたい。人は自分の鏡。自分の身の回りで言うならば、自分の家族、職場の同僚、学級の子供たち、少年団の子供たち、バレー関係や仕事がらみの人たちが、自分にいろいろなことを気づかせてくれている。そして、その人たちに自分は支えられ、生かされていると思う。だから、不満を募らせる前に感謝する気持ちをもって接していきたいと思う。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする