笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

息子の部活

2011-04-30 22:41:17 | Weblog

 息子が、中学校に入学し、野球部に入部した。少年団経験はなく、野球が好きだからと毎日のように居間でシャドウピッチングをしていた。この連休は、部活に明け暮れる。遠方の練習試合や公式戦は、各家庭の送迎である。きょうは、遠方の中学校での練習試合だったので、私も息子の送迎をした。
 こうして、保護者の立場で子供の部活動にかかわるとずいぶん気づかされることがある。一つは、試合などで早めの集合時間のときは各家庭はいつもより早めの起床や準備に追われる。とてもたいへんなんだなと感じる。
それから、練習時間のことも気になるところである。練習試合の後、午後は反省練習として、息子が帰ってきたのは5時過ぎである。入ったばかりの子にとってはとてもハードで、毎日くたくたのようである。親としてできることは、子供の心と体のケアはしっかりさせたいと思っている。こういうときに、塾頭が書かれている、「体のメカニズム」を参考にコンディショニングをしている。また、行き帰りの車の中では、人間学を話したりと今までとは違った子供とのコミュニケーションをさせてもらっている。
 このように我が子を通して、指導者として保護者として、いろいろなことを気づかせてもらっている。不平不満を言えば切りがない。できることをこつこつと続けていくことが大切なんだと改めて感じる。日々努力。

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子供に寄り添うこと

2011-04-29 23:29:30 | Weblog

 子供に寄り添うこと。最近、やっているつもりでやってきていなかったことに気づかされた。寄り添っているようで、慣れや自分の傲慢さが出ていたように思う。
 先日から、新しく少年団に入ってきた子とマンツーマンでバレーの指導をしている。まっさらの子にバレーの指導をさせてもらっている。とても素直で一生懸命である。体も大きく、チームの中でも一番大きい。当然動きはぎこちなく、自信のないことには躊躇することも多い。しかし、この前教えたことをしっかり家でも練習してきたと言っていた。吸収しようという気持ちでいっぱいなのだと感じた。その子を通して、今いろいろなことを教わっている。自分が試されていると思っている。自分の至らないことがどんどん見えてくる。そして、いろいろと考える。
 子供たちにバレー日誌を一人一人に渡して、目標や体調のことを書いてもらった。練習が終わったら、一番うまくできたプレーや今度の練習でがんばることを書いてもらった。それを見せてもらって、一人一人にコメントをする。今やれること、必要なことをどんどんやっていこうと思っている。ただし、あくまでも今の子供に合わせた指導を心がけることを第一に考えてやっていきたい。日々努力。

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結団式

2011-04-24 23:35:34 | Weblog

 きのうは、少年団の結団式だった。最初に野球、サッカー、バスケット、バレーの子供たちが集まり、各少年団の紹介とあいさつがあった。それから、少年団のきまりを代表の子達が順番に言っていた。
 その後、各少年団に分かれて、後援会の総会になった。自己紹介の後、各事業の説明や決算、予算などをみなさんで確認し合った。最後に私の方から、指導の基礎・基本ということで、指導理念や指導の基などを資料に沿って説明をさせてもらった。去年1年今の少年団の指導を通して、この総会でどういう方向性をもって指導をしているかをしっかり伝えていかなければならないと思ったからである。スタートの時点で、指導者と後援会が一致したものをもっていると、後々いろいろなことがあっても乗り越えられると思う。何が大切なのか、どういうことをしなければならないのかなど、基本をしっかり同じにしていくことが大切だと思う。この総会だけでは、なかなか理解してもらえないところも多いと思う。今年は、随時私からたよりのようなものを発行していきたいと思う。
 それから、新入団員は4年生の子が一人である。貴重な新入団員である。体験に来ている子は結構いたが、家の事情などで入団に至らなかったようである。たとえ、一人の入団でもその子を大切にし、今いる子達を大切にし、正しい方向性を向いて、指導をしていくのみである。今年も1年の活動が始まるということで気持ちを引き締めて、自分と子供とそして保護者と共に成長していけるような1年にしたい。日々努力。

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ジレンマ

2011-04-20 23:29:09 | Weblog

 きょうは、久しぶりに最初から練習につけた。ここのところ、ほとんど練習につけていない。子供たちにメニューを渡して、メニュー通りにさせてしまっている。きょうは、いつも渡しているメニュー通りに行ってみた。子供たちの動きはというと、あまり楽しそうではない。メニューをこなしている感じを受けた。ときどき集合させて、ポイントを伝えて、意識させるように心がけた。いつもは、大まかなメニューは決めるが、子供たちの動きや表情に合わせて、ワンパターンにならないように心がけている。やはり、臨機応変に子どもに合わせることが必要だと感じた。しかし、なかなかびっちりつけないジレンマもある。本当に子供たちには申し訳ない気持ちでいっぱいである。その分、つけるときに精一杯子ども達と向き合って、練習に取り組んでいきたいと思う。日々努力。

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本当に強い人

2011-04-19 23:13:08 | Weblog

塾頭のブログより
『「逃げる」にも勇気がいる。
逃げるのではなく、次に備えるための退却だ。
人の運命を握っているトップのリーダーは特にこの決断が必要だ。
調子のいい男や嫉妬深い男は一番気をつけろ!
日本の歴史上の剣豪の中で、逃げ方が一番うまかったのは宮本武蔵と云われています。
最終的な勝利を得るためには、無駄な戦いを避け「逃げるが勝ち」を貫き通したとのことです。つまり、本当に強い人は自分の力を誇示しないということです。弱い者いじめしない人です。現代風にいえば自分のことを自慢しない人のことです。過去の実績にあぐらをかいて威張らない人のことです。大人の監督が小学生や中学生相手に威張ってもしょうがないのです。そんな指導者を見ると悲しくなります。子どもには慈しみをもって接してあげることです。山に登るのも、敵を攻めるのも、いつ下山するか、いつ退却するかが一番難しい判断を要します。本当の勇気とはなにか?深く深く考えなければいけません。』

 きょう、ある人が「力で押し通そうとするとどこかで道を誤ってしまう」というようなことを言われた。それを聞いて、塾頭の上記のブログを思い出したので、転載させてもらった。自分を戒めるためにも、今後どう自分が生きていくためにも大切なことだと思う。そして、そういうことを子供たちにも話をしてあげたいなと思った。本当に正しいこととはどういうことなのかは小さい頃から知っていると生きた方がぶれないのではないかと思うからである。日々努力。

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真鍋杯

2011-04-17 22:38:10 | Weblog

 きのう、きょうと今シーズン最初の大会が行われた。十勝地区だけでなく、釧路や北見、旭川方面からもチームが参加していた。昨日は、予選リーグ、きょうが決勝トーナメントが行われた。きょうが参観日というチームもあり、昨日よりも少ない参加だったが、各コートで熱戦が繰り広げられていた。
 うちのチームは、一回戦で釧路地区で上位のチームとの対戦だった。結局、そのチームが優勝をしたのだが、それほど力のあるチームとの対戦だった。子供たちには、試合前に連続してサーブレシーブのミスやレシーブミスなどで雰囲気が悪くなるだろうから、そういう時にチームとしてどう戦うかを考えさせた。子供たちは、声を出す、声をかけ合うことを目標にしていた。
 実際の試合では、7点、8点という結果だった。雰囲気としては、今の段階ではがんばっていた方だと思う。ただし、きょうの試合のことをこれからの練習でどう生かしていくか、どう練習で取り組んでいくか、課題はたくさんあるが、基礎・基本をもう一度工事し直して、子供たちが笑顔でバレーができるような指導を心がけたい。日々努力。

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子供を動かすということ

2011-04-16 23:31:27 | Weblog

 子供を動かすことについて考えることがある。子供をどう動かすか、どう動いてもらうか。 教師の指示の通りに子供は動いてくれる。ただし、その指示の出し方で子供の動きはずいぶん変わってくるのではないかと思う。
 子供がまだ動いている時に指示を出した場合、聞いていない子もいる。まずは、指示を出したい時にはいったん集中させることが必要だと思う。また、指示の内容いかんによっては、あらぬ動きをしてしまう場合もあると思う。子供を動かす時には、できるだけ具体的にわかりやすく、短い言葉で指示を出すことが必要だと思う。一つの指示に3つも4つも含まれている場合、理解できない子供はそれだけでパニックになるだろう。そうすると、周りを見ながら、何とかみんなについていくことにもなる。それが続くとだんだん意欲もなくなってくるだろう。
 この時期は、学期の始めであり、新たな子も今までの子も含めて、いろいろなことを一つ一つ指示しながら、ていねいに進めていきながら、ある意味ではしつけにも通じるようなことを全体に浸透させていくことが求められると考える。そして、子供が動かないのはどうしてなのか、自分を振り返りながら、目の前の子供との関係を築いていく必要があるのではないかと思う。
 私が発する言葉によって、子供がどのようにも変わっていくと考えるとやりがいもあるが、自分自身がしっかりとした考えをもっていないといけないなと改めて感じる。日々努力。

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スターティングメンバーの決め方

2011-04-12 23:58:14 | Weblog

 今まで、試合に出るメンバーの決め方について、ルールを徹底しないまま、この1年過ぎてしまった。そのためにチーム内に不協和音が出ていることを耳にした。やはり、しっかりとしたルールを徹底させていなかった指導者側の不手際としかいいようがない。新チームになってから、最初の試合が今度の土日に行われる。新しいチームを作っていくためにもルールをまずは、子供と保護者に納得してもらうところから始めなければならないと思い、昨日の練習で話した。

 このルールは、以前塾頭が言っていたことであり、私の以前のチームでは話をしていたことでもある。
 そのルールとは、
1、みんなが認める「力のある選手」起用を優先する
2、力が同じのとき・・・年齢が上の者を優先する
3、力も年齢も同じなとき・・・普段の取組む姿勢を優先する
4、力も年齢も態度も同じ・・・・当日のコンディショニングで決める

 一度ではわかってもらえないところもあるので、いろいろと申し添えていかないといけないと思っている。もう一度チームを立て直すためにも、いいチーム作りのためにもいろいろなルールを徹底していかなければならないと思っている。日々努力。

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最終形

2011-04-09 23:48:45 | Weblog

 きょうは、休日だったため、午前中びっちり練習につくことができた。昨日は小一時間程度の練習だったが、床がけっこう汚れていたようである。きょうは、準備の後にぞうきんがけから始めた。子ども達は、楽しそうにぞうきんをかけていた。
 きょうの練習の重点は、尺屈レシーブを意識させた。ふだんからやっている子もいるが、きょうは改めて意識させてみた。その他にも練習でのポイントを伝えているが、最終形を意識させることが重要な気がする。それは、最終形を意識させることで、脳の中の回路は最初、途中、最終形へとつなげていっているように思う。最初や途中をいくら言ってもなかなか難しい。また、最初や途中を意識すると結果的に最終はあらぬ方向に行ってしまうように思う。目標地点をはっきりさせることが大事なのだと思う。そして、その目標地点をまた伸ばし、達成させ、更に目標地点を定める。そうやって、完成度が高まっていくのではないだろうか。個人のスキル、チームのスキルなど、これから1年間、目標地点を定めながら、徐々に完成度を高められるようにしていきたいと思う。日々努力。

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いいスタートを切りたい

2011-04-07 23:31:29 | Weblog

 「AをさせたければBをさせろ」というのは、自然体バレーではよく言われることである。 年度始めの今の時期は、学校は明日の始業式・入学式に向けて何かと業務に追われる毎日である。そのため、本来の業務以外のこともいろいろとやらなければいけない。いろいろな人といろいろなことを話して決めていかなければならない。それは、何も学校だけではないだろう。そういう中で体も気持ちもバタバタと慌ただしい。すると気持ちに余裕もなくなることもしばしば。人がやった仕事に対してもついミスを指摘しがちになる。しかし、そういうときにミスをずばり指摘をすると、その人は意欲を失ってしまうだろうと思い、どういう言葉をかけながら、自分の思いや考えを述べながら、しかるべき方向にもっていったらいいのか考える。そういうときに、自然体バレーの理念が仕事にもいろいろと活きてくると思われる。
 「逆境に出会ってもベストを尽くす」
 いろいろな状況に出会っても、あきらめず、ふてくされずに前向きに自分のもっているものを出すことを心がける。すると、たとえ失敗も周りの人がさりげなくフォローをしてくれるときもある。そして、またベストを尽くそうとがんばる。
 忙しいときこそ、自分を見失わずに、ベストを尽くしたいと思う。明日は、いよいよ入学式である。新しい年度の本格的なスタートである。また、我が息子の中学校の入学式でもある。いいスタートを切りたい。日々努力。

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