スイカの種のように大きい種が必ずしも大きい木になるとは限らない。松の木の種のように小さい種が必ずしも小さい木になるとは限らない。だから、小学生のときすごい選手でも、中、高、大と進んでから必ずしもすごい選手になるとは限らない。目の前のことで判断せず、将来を見据えた指導を今からコツコツとやっていくことが大切です。そのためには、指導者がぶれないことが必要だと思います。徹底します。
自分の視野を広げたいと思っています。とにかく、私は民間の企業に勤めたことがないので、学校という世界しか知りません。ところが、オンラインミーティングではいろいろな職種の方がいるので、そういう方の話を聞くだけでも勉強になります。もちろん、草野先生の幅広い話が一番勉強になり、いろいろな示唆をいただいています。実るほど頭を垂れる稲穂かなではありませんが、年齢を重ねるごとに謙虚に、そしてより視野を広くもち、多くの刺激を受けていきたいと思います。それが、自分を磨くことになると信じています。
相手の立場になって考えて行動するということは、至る所でしないといけないなと感じています。特に、第三者にはもちろんのこと自分に近い人であればあるほど、自分の我が出てしまい、相手の立場よりも自分を優先させてしまうなあと思います。自分はどう見られているか、自分の言葉や行動は相手にとって適切かどうかを客観的に見ながら、日々を過ごしたいと思います。
ファーストペンギンの心構えとは、後ろから誰もついてこなくてもくじけないということ。なぜならば、自分で決めたから。常に三角ロジックを意識して物事を考えることが大切だなと感じます。草野先生は、いろいろなことに、そういうときにどうしたらいいと思うと問いを出されます。その度にうーんと考え込んでしまいます。たぶん、自分の中で常にこういう場合はどうしたら相手の立場だとどう思うかということを考えていないのかもしれません。だから、答えにつまってしまうのだと思います。自分で問題提起して自分で答えるというトレーニングが必要だと思いました。くじけず、前を向いていきます。
難しいと思うより、自分の思い通りにならないなあと思うと広がりが出てくる。なるほどなあ。ものの見方、考え方一つで全然違うなあと思います。必要なことは、自分に矢印を向けるか向けないかなんだと思います。
学校現場の課題として、悩んでいる先生がいたとき、同僚として何ができるだろうか。相談される前にこちらから声をかけるなどして、話をしようと思います。解決にならなくてもその先生が少しでも気持ちが楽になり、目の前ことに一生懸命になれるように、心を配っていきたいと思います。そして、私も目の前のことに一生懸命やりたいと思います。
草野先生の動画には、技術の部分もさることながら心の部分が入っています。私は、どうしても技術を教えたがってしまうので、それを受ける子どものコップの向きなど考えていないなあとつくづく思います。技術を教えながらも心の部分も教える。それが、選手が主体の指導ということなのだと思います。
連休中は、妻の実家の札幌で過ごしています。感染防止のため家で過ごすことが多いので、たまっている動画の文字起こしをせっせとしています。そして、夜はオンラインミーティングです。こっそりやっているつもりでしたが、妻にはばれてしまいました。ホストの方々から勇気と元気をもらっています。だらだら過ごしがちな休みですが、充実しています。
私が教えた子で、今年からVリーグのチームに加入した選手が帰省をしているのであいさつしたいということで、昨日の練習に来てもらいました。この日の練習の目的は、子ども達にとって、この選手と一緒に練習することであこがれや子ども達に目標をもってもらえることでした。また何よりも笑顔になってもらうことでした。ももクロサンバや2分トレ、連続3本直上ジャンプトスなどをした後に、2人一組で正面ボールを立腰姿勢でレシーブしたり、スパトレなどをしました。このときに、この選手が交代交代でいろいろな子ども達と一緒にやってもらいました。また、この選手はブロード攻撃を得意としているので、ジャンピングスパイクを子ども達と一緒にやってもらいました。左足のためから踏み込み、踏み切りまで脱力した力みのないスパイクは子ども達のとてもいい見本でした。一緒にやることで子ども達はいい刺激をもらったと思います。最後は、この選手が打ったボールを全員でグーパッポンのレシーブ姿勢になることを何度も繰り返しました。ときどきレシーブすることもあり、とても盛り上がりました。最後に子ども達に感想を聞くと、この選手のようになりたいという感想を全員が言っていました。選手からは、目標をもつことの大切さや自分自身もまだまだうまくなりたいことなどを話してくれました。すごい選手ではありますが、子どもと同じ目線で接してくれたことがありがたいし、この選手の素直さが子ども達にも伝わったのではないかと思います。
選手がやめるときは、不安と不満がある、そのどちらかを観る。どっちが大きいかを聞く。理由を聞くことは詰問される気持ちになるのでしない。私自身、過去にやめていった子ども達に理由を聞いたり、説得したりして、不安な気持ちや不満な気持ちの区別も解決もできないままでした。やはり、子どもの心を観ていなかったと反省しています。今いる子ども達には、不安や不満な気持ちを常に察しながら、心の部分をていねいに観ていきます。
きょうの練習では、踏み込みの基礎やスロートレ、スイングの基礎、2段モーション、一段モーション、ジャンピングスパイクやバックアタック、トスの早さと安定など、子ども達がどのくらいできるのか、いろいろと試しながらやってみました。うまくできないのもありますが、ほぼできるんだなあと思いました。でも意識してできていないところが多々あり、細かいところをコツコツと修正していきたいと思っています。小学生のスパレシ7種が昨日配信されたので、さっそく明日の練習で取り組みます。子ども達が笑顔になるように。