笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

自分をよくすること

2010-04-30 23:13:39 | Weblog
 きょうは学校で全校集会が行われた。そのときのバレー少年団の子の姿勢を注意して見てみた。体育座りをしている時の姿勢が背筋がピンと伸びている子が多く見られた。そのことを練習の始めに子ども達に伝えた。姿勢というのは、とても大事だということ。レシーブにも通じるが、それ以外でも話を聞くときや自分を正そうとするときにも姿勢はよくなる。自分でよくしようと思えばどんどんよくなるということを話した。だから、試合やそれ以外でも誰かにやってもらおうとか、誰かを頼るのではなく、自分で自分をよくしていこうと思わないとよくならないということを話した。

 きょうは、昨日とまどっていたわくわく体操をじっくり行った。それから、D2ダンスでは、わかっている人がわからない人に教える場面を設定した。すると子ども達は上手に教えている。それ以降、2人で行うパスなどの練習もいつもと違って、D2ダンスで教え、教えられた2人で行わせた。すると、ダンスと同じようにいろいろと教えている組も見られた。いわゆる関わり合い、学び合いが少しずつできるようになるとチームとしていい方向に向かうのではないかと思っている。
 きょうは、後半サーブレシーブの練習を行った。ネットに直接当ててキャッチすることや背面キャッチなどを行った。背面キャッチはとても難しいが、できる子もちらほら現れ、みんなから拍手喝采。ボールを空間で認知する力、ボールとの遠近感を捉えることをねらいながらやらせてみた。すぐにはうまくいかないが、段階を踏みながら、サーブレシーブが楽しい、得意になるような子どもに育てたいと思う。日々努力。
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笑顔でバレーをしよう

2010-04-29 22:45:37 | Weblog
 きょうは、練習試合があった。私が指導を始めてから初めての練習試合である。すぐに成果が出るとは思わないが、ところどころ成果をみることができた。
 一つは、セッターの子がネット際でのプレーでツーで返すことなど教えたことを実践していた。ウサギパスを意識しており、膝を使っている時はきれいなトスになっていた。
 アタッカーの子はまだまだ練習不足のところはあるけれどもところどころフォロースルーなどを意識していた。レシーブに関しては、これからもバナナレシーブやカメさんレシーブなどいろいろなレシーブをしていくことが必要であると思った。
 きょうは、3月まで教えていたチームも来ていたので、アップは合同で行わせた。うちの子ども達は次から次へと繰り出される、わくわく体操にとまどうばかりだった。例えば、七転び八起き、V字バランス、股関節回し、胸椎大回旋など、見よう見まねでやっていた。以前のチームは本当にスムーズな動きだった。午後開始のアップは、合同D2ダンスを行った。自然体バレーを通じて、交流ができたひとときだった。

 試合を通じて子ども達の表情が気になった。ミスが続くととたんに笑顔がなくなり、能面のような表情で淡々とやっていた。そこで、私から点数は気にしないで、とにかく笑顔でバレーをすることや笑顔になる方法として、暗い表情の人やミスをした人のほっぺたをつねったりしてごらんと言った。すると、いい感じで力が抜け、つながる場面やスムーズに動き場面もみられた。相変わらずサーブレシーブをはじくケースが多く、点差は広がるけれども子ども達は楽しく、ほっぺたをつねり合ったり、励まし合ったりして、コート内での雰囲気は少しはよくなった。子ども達には、笑顔になることで力が抜けたり、気持ちを切り替えることになるから、これからもいつでもどこでも笑顔でバレーをしようと話した。
 課題は山積みであるが、笑顔でバレーをするスタートに立てた一日だった。日々努力。
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掃除

2010-04-27 22:34:52 | Weblog
 私は毎日出かける前に家の中を掃除機をかける。今朝は、妻から「毎日よくやるね」と言われて、「気持ちよく出かけたいから」と答えたが、毎日かけるのはそれだけではない。家族が無事健康でいられますようにという願いなどを込めながら掃除機をかけていることが多い。また、掃除機をかけることで家の中に漂っている邪気を払うという少々現実離れしたような意味も込めている。また、自分自身が新たな気持ちで仕事に向かう、子どもとまっさらな気持ちで向かうという意味もある。いろいろな意味を込めながら、毎日欠かさず行うことで、自分自身を磨くことにつながっていると思う。
 ここのところ、練習前から体育館に行くことができたので、子ども達の練習前と練習後のモップがけについて細かく注意している。子どもは、単に習慣だからやっていると思う。そのため、モップとモップが開いていても気にすることなく、適当にやっている。そこで、もう一度やらせることが多い。どうしたら無駄なく、きれいにできるかなど。
 場を清めることは、練習中のけがの予防につながっていると思っている。たかがモップがけである。細かいことだが、毎回必ず行うことだからしっかり行いたい。きっとバレーの神様はそういうところもしっかり見ていることだろう。手を抜けばいくらでも抜ける。しかし、しっかりやろうとすればたいへんだけれども、その先にはしっかりやったものだけが体験できるゾーンが待っているような気がする。
 何事も妥協せず、こつこつとやるべきことを確実に行っていきたい。日々努力。
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基礎工事

2010-04-26 23:44:35 | Weblog
 きょうも5年生2人が、入団を希望しているので見学をさせてほしいということだった。また、前回見学に来ていた4年生の1人がきょうは最後まで一緒にやりたいということで練習に参加した。見学に来た子が入団するとなると全部で何人になるのだろうか。私自身は集約をしていないのでわからないが、確実に6、7人は今よりも増えそうである。
 子ども達はどういう目的で入団したのか、するつもりなのかはわからない。しかし、保護者の方も含めて、バレーボールって楽しい、やってみたい(やらせたい)という気持ちをいつも、いつまでも持ってもらえるよう、指導者として一層の努力をしていかなければならないと感じる。とても身が引き締まる思いである。そして、たくさんの子が来てくれることに感謝である。
 さて、きょうは予定していたメニューをところどころ変えながら、見学に来ていた子が笑顔になれるようなメニューをたくさん行った。特に、ネコとネズミは盛り上がっていた。子ども達はお互いうつ伏せで向き合い、私の出す問題に対して、正解であればネコが壁に向かって走り、ネズミが追いかけ、不正解であれば逆にネズミが走り、ネコが追いかける。単純であるが、いろいろな力を必要とする。子ども達は、楽しみながら、汗をかき、もっとやりたいという目をこちらに向けている。
 きょうは、初めてスパダンドリルのでんでんスィングドリルを子ども達に提示してさせてみた。「腕は振るのではなく、振られるだよ」と言っても、力が入っていた。最初は仕方がない。今までのスパイクの打ち方から簡単に脱却はできないだろう。むしろ、3、4年生の方が素直に身についていくだろうと思う。ただ、子ども達には球出しが重要であること。これは、いろいろなドリルを行う時にも常に言っている。相手を思いやることができないとバレーはできないこと。相手にしたことは自分に必ず返ってくること。そういった人として大切なことがバレーを通じて教えることができる。
 だから、今はバレーができる基礎工事をやっていると同時に人としての基礎工事も同時に行っている。子ども達は、お辞儀の仕方を意識するようになってきている。ただし、一人になるとまだしっかりとできないのが残念である。そこのところは、しつけは根気よくである。日々努力。
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じわりじわりと

2010-04-25 21:08:02 | Weblog
 きのうの練習では、総会の後ということで指導者や保護者が最初から練習についている状況だった。いつもは、練習のほとんどを私がやっているので、ふだんのモーションバランストレーニングなどは他の指導者は初めて目にするものも多かったと思う。私は、子ども達を動かしながら、ドリルの説明などをしながら行った。
 きのうはとにかく、実践練習よりは基礎的な練習、特にモーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングに時間を割いた。
 後半は、レシーブの基のDVD「レシーブ技術上達の基②」の3対3で行うランニングレシーブを行った。肩甲骨を前に出すことを意識させた。体をどう動かしたらいいのかわからない子ほど、体がどうしても上向きになってしまいがちだった。こういう練習を通して、ただメニューをこなすのではなく、どう体の部位を動かせばいいのかを伝えることが必要なのだと思う。また、声をかけていく必要があると思う。先日から、スパイクを打った後の床タッチを繰り返し言っているので、できなかった子も徐々にやろうとしていることがうかがえるようになった。
 ゼロからのスタートを切って、ほんの小さな歩みではあるが、じわりじわりと子ども達にしみこんでいっていることだけは確かなようである。日々努力。
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結団式

2010-04-24 23:18:12 | Weblog
 きょうは、私が勤務する学校の少年団の結団式が行われた。この少年団は、野球、サッカー、バスケットそして私の所属するバレーで組織されている。だから、毎年全体の結団式を行い、その後各分団ごとに子ども、保護者、指導者が集まり、自己紹介や分団ごとの約束の確認などを行っているそうである。そして、総会として後援会と指導者で活動方針や決算と予算などの議案審議が行われる。
 総会では、一通りのことが話し合いが終わり、進行役の方から、最後に何かないかということだったので、せっかく後援会の方と指導者が一堂に会しているので、私から3つの納得のこと、故障しない体作り、体に優しい体作り、そして躾の三原則などの話をさせてもらった。
 特に、あいさつのことについては結団式でも言われていたし、少年団の約束事にも触れられていた。ただ、こういうことは、時間が経つとお題目のようになりかねない。私の後援会の方には、バレーを通じて人間作りをしたい、幸せな人生を送ってほしい、人として恥ずかしくない行動をしてほしいことを話させてもらった。
 集団でのあいさつはできても、一人になるとできない子が多い。だから、家でそのことを習慣づけてほしいと話した。そして、子ども達にもきょうの練習の最後にはもう一度あいさつのことを話した。
 バレーをさせてよかった、子どもの成長が楽しみだと感じてもらえるよう、この一年子ども達、後援会の方、指導者の方達と思いを一つにして取り組んでいきたいと思う。日々努力。
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見学者が来た

2010-04-23 22:55:42 | Weblog
 きょうは、4年生の子3人が見学に来ていた。活発そうに見えたので、「一緒にやっていいよ」と言うと、「いいの?」と言ってみんなの輪の中に入った。そういうこともあったので、いつもの流れとは少し変えて、その子達がいる間は遊びを取り入れたトレーニングをたくさん行った。いつもは、大根抜きや丸太転がしなどをやっているが、それに加えて、5人ひざタッチや進化ジャンケン、ジャンケンして壁まで走ること、猫とネズミゲームなどを行った。それから、モーションバランストレーニングとして、3人~4人ひと組で、リレー形式のカエル跳びやクモ歩き、ブリッジくぐりに股くぐりなどを行った。その辺りで見学の子は帰る時間になったので帰ってもらった。子ども達は、「えー!?」という感じで、もっとやりたそうだったが、「家の人との約束を守ることも大事だよ」「もっとやりたかったらまたおいで」と言って帰した。
 その後、ボールを使ってのコーディネーショントレーニングを行い、子ども達はいつもと違ったメニューに笑顔いっぱい、歓声もいっぱいで思い切り体を使うことを楽しんでいた。3人グループのチームで動く時に「バナナ」というかけ声で動いたり、もっと速く、効率よく動くためにいろいろと話し合っているグループもあり、こういった遊びを取り入れたメニューを通して、お互い通じ合うことやよりよくすること、高め合うことを子ども達自身がやれるようになると、いざコートで6人が動く時にもつながっていくのではないかと思う。だから、どんなドリルでも目指すところが何かを考えること、また考えさせることが大切なんだと改めて感じた。また、一人でこなしていくよりもグループで行うことによって、よりがんばろうという気持ちで、いつもはマイペースの子もみんなに合わせて取り組んでいた。
 毎回、いろいろな練習をすることでワンパターンにならないようにし、もっと子ども達が楽しくバレーに取り組んでほしいと思っている。日々努力。 
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2番目のプレーと床タッチ

2010-04-22 21:23:49 | Weblog
 きのうの練習では、コートに6人を入れてのサーブカットからの攻撃を繰り返し練習した。そのときにアタッカーとセッターの子に対して、きょうの練習の重点を言った。セッターの子には、2番目のプレーを意識させた。先日の試合以来、バックセンターの子をセッターにしている。そのためか、遠慮したり、譲り合ったり、セッターとしての役割に自信が持てないようだった。そこで、2番目のプレーはセッターがトスを上げやすいように他の子は道を空けることと、セッターは大きな声で自分が上げるという意思表示をしなさいと言った。草野塾頭が言われる、「セッターは救急車」である。そのための交通ルール、「」約束練習」を繰り返し行った。その後、大きな声でアピールしてトスを上げている場面もあった。
 アタッカーの子に対しては、スパイク後の床タッチを意識させた。どうしても今までの危険なスパイクの打ち方になってしまっている。スパダンなどで少しずつ、体にやさしい、故障しないスパイクの打ち方を指導しているが、いざトスが上げると今まで通りの打ち方になってしまう。それは、しかたがない部分もあるので、昨日の段階ではスパイクを打った後だけを意識させるようにした。それでも、打つことだけに気持ちをいっている。いろいろなアプローチをしながら、どうして危険なスパイクなのか、正しい打ち方とは何かのねらいをはっきり子ども達に伝えていく必要があると思う。
 練習の最後の指導者からの話では、目標のことを話した。その日の練習の個人目標を立てること、そして振り返り、次の練習に生かすこと。そういったことの積み重ねはとても大事であるので、今後具体的な方法を考えていく必要がある。
 たいへんおこがましいことではあるが、少しずつ子ども達の意識、保護者の意識、指導者の意識が正しい方向へ向けられたらいいなと思って、どんどんいろいろなことを提案していきたいと思っている。日々努力。
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自分を甘やかさない

2010-04-21 23:02:00 | Weblog
 きょうは、比較的早めに練習につこうと思って体育館に行った。いつもの体ほぐしやモーションバランストレーニング、コーディネーショントレーニングなどのメニューはてきぱきとなおかつ新しいものをどんどん入れて進めた。オーバーやアンダーの練習に多くの時間をさきたいという考えもあったのでどんどん進めた。それでも、たっぷりと40分近くトレーニングを行った。
 その中で、子ども達を集めて、気がついたことを話した。それは、いろいろなメニューをやっている中で、難しい、できない、無理だと思って、適当にやっていたり、ごまかしていると自分のためにならないこと、それがコートに入ったときのプレーに表れること、だれも応援してくれないことなどを話した。
 子ども達には自分を甘やかしたり、逃げたりすることよりもあきらめずに挑戦する気持ち、前向きに取り組む姿勢をもってほしいと思っている。
 
 きょうのスパイク練習の重点は、フォローで左の股関節に右手を持ってくる(左は逆)それか床タッチをすることを心がけるように言った。また、スパダンのフォロー&着地のやりかたを何度も練習をした。それでも子ども達は、ボールを打つ段になるとすべてを忘れて今までの打ち方になってしまう。ここをどうすればいいのかが私の課題である。
 練習を重ねれば重ねるほど、いろいろな課題が見えてくる。それを解決するのが指導者の役割だと思っている。より子どもがステップアップできるよう、こちらも学習しなければならない。日々努力。
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きょうよりも明日

2010-04-20 23:07:57 | Weblog
 きのうの練習で気づいたことがあった。
 それは、シート練習をしているときに約束事を確認しているときに人と人との間のボールはクロスすることやそのときにはバナナレシーブをしようと確認した。ところが、まだバナナレシーブをあまりやっていないこともあり、うまくつながらないことが多かった。また、と人との間に来たボールは迷ったり、お互い譲ってしまうのか、きれいに間にボールが落ちる。誰でも捕れるボールを誰も捕ろうとしない。このあたりが課題であるし、試合の場面でよく見る。
 譲り合いは誰かにやってもらおうという気持ちの表れなのだと思う。子ども達の自立をうながすことも必要なのかもしれない。そのためには、保護者の理解と協力も必要になってくる。
 子ども達が、本当の意味で自分で行動することができるようになったら、もっともっとボールはつながっていくと思うし、いい試合もできると思われる。人を育てることは容易ではない。だからといって、手をこまねいていても何も始まらない。できることから、地道にこつこつと積み上げていくしかない。昨日よりもきょう、きょうよりも明日が確実に成長できるよう、子どもを育んでいきたい。日々努力。
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