笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

工夫すること

2008-09-30 22:05:09 | Weblog
  きのうの練習で集合をかけて、「もっと工夫をしてごらん」と話した。子ども達は、私が指定する一つ一つのメニューを言われた通りにしている。そして、かなりのことができるようになってきている。しかし、子ども達の様子を見ていると、ただ黙々と言われたことをやっているだけの子と少しでも実践に近づくようにやっている子がいることに気づく。そこで、ただメニューをこなすのではなく、もっとうまくなろうという工夫を自分なりにやってごらんと言った。毎回の練習でポイントをおさえて練習をしている子はどんどん伸びていくと思う。その意識の差がだんだん大差となって表れるように思われた。
 私が、子ども達がどういう気持ちでバレーに取り組んでいるのかをしっかり把握して、適宜ポイントを再確認したり、刺激を与えることが必要なのだと思った。
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気づく指導

2008-09-29 23:26:42 | Weblog
  きょうの練習では、もう一度「自分で見て、聞いて、考えて、判断して、行動すること」を話した。それから、反応することも話した。そして、脳の話をした。今、脳をフルに使わないと、一生そのままになってしまうこと。今が一番脳が活性化していること。だから、勉強もすること。バレーだけじゃなくて、いろいろなところで、見て、聞いて、考えて、判断して行動することをしてほしいことをとにかく伝えた。全員とはいかなくてもそれをすぐに実行できる子は、どんどん伸びていくのだと思う。

 きょうもコートに6人が入ったときに、ある子にトスがあがり、みんながその子の名前を呼んだにもかかわらず、ぽとりとボールが床に落ちた場面があった。わかってもできないのか、全くわからないのかは定かではないが、自分のボールだと判断できないことだけは確かである。その子だけではなく、他にもそういう子が今の段階でもいる。技術ではなく、気持ちの問題ではあると思う。しかし、気持ちという一言では簡単に言えない問題でもあると思う。私には、漠然とその子の生き方がそうなのかもしれないなと思えてしまう。だからこそ、そこに気づく指導をしていかなければならないと思う。それは、バレーを通して、生き方を教えることなのかもしれない。そう考えると、ますますたかがバレー、されどバレーなのだと感じる。
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ダンス

2008-09-28 22:04:41 | Weblog
  昨日は、ダンスの発表会を見にいってきた。バレーの子達がたくさん出ていて、ダンスを見るより出ている子達を見つけるだけで精一杯だった。しかし、十分楽しめた。ものすごい躍動感で、身のこなしが素晴らしかった。体いっぱい表現している姿は、ふだんのバレーでは見られない姿だった。それが、バレーのプレーにもつなっがている子もいれば、なかなかつながらない子もいる。
 バレーの練習にもダンスを取り入れている。D2ダンスにスパダンスは自然体バレーのドリルの一つで踊りながらバレーがうまくなるというもの。また、インターロックという踊りながら、体幹を鍛えるというエクササイズも取り入れている。バレーに直結するかどうかはわからないが、子ども達は踊るのが大好きなようである。子ども達は、楽しみながら体を動かすことが好きなんだなあとつくづく感じる。
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自分で考えて行動すること

2008-09-27 22:23:07 | Weblog
  きょうは練習試合があった。最近特に気になることは、朝からの準備から試合までの臨み方がとても行動が遅いこと、動きが鈍いこと。私に言われてやっと何とかやろうとしているように思えてならない。それは、試合中でもそうだし、試合後片づけが終わってからも、次に何をするのかがわかっていないようで、丸くなって話をしていっこうに動こうとしない。誰かが気づいてようやく私のところに来る。子ども達には、そういった行動はプレーにも出ていることを話した。つまり、「自分で見て、聞いて、考えて、判断して、行動する」ことができていないということ。それでは、人任せで簡単にボールを落としてしまうということ。まだまだ時間がかかるなと思ってしまう。

 きょうの練習試合では、私自身は子ども達の脚の動きを中心に観ていた。そのため、熱くもならず、気持ちの浮き沈みもなく、比較的落ち着いて観ることができた。そして、練習でできていないところは明らかにゲームにも反映されているということがわかった。できなていないところを指摘してもしかたがない。ミスを指摘することは私の指導の未熟さを言っていることと同じだからである。だから、練習をするしかない。

 来週の練習で少しでも修正と改善を図り、自分達のバレーができるようにしたい。
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気持ちを合わせる

2008-09-26 20:55:08 | Weblog
 きょうの練習では、ダンスを習っている子が途中で抜けるため、いつもよりも早めにチーム練習を行った。先日のように私自身が熱くなることなく、子ども達の動きを観ていた。ひとつひとつていねいに伝えたり、時には子ども達に考えさせたり、とにかくお互いコミュニケーションをとるようにした。
 ダンスの子達が帰った後に残ったメンバーで何をしたいか聞くと、サーブとつなぎの練習と答えた。ポジションの違う子もいれば、4年生もいるので、ぎくしゃくした動きもある。それを言葉で意志交換するようにとにかく言った。常に話をして、気持ちを合わせようとしている姿が見えた。だからといってうまくはいかない。今はそれでいいと思っている。当たり前だけど。今できる精一杯のプレーをしてほしいと思っている。少しのヒントですぐわかる子もいれば、何度やってもうまくいかない子もいる。子どもによって習得する力は様々である。まして、小学4、5年生なら本当にいろいろな子がいる。それでも、じっくりと観ていくことで子ども達がすくすくと伸びていくのではないかと思っている。
 きょう、子ども達の動きを観ていると、オーバーパスが4年生も5年生もずいぶんきれいになっていることを感じた。これだけでも十分成長を感じる。今子ども達は、スポンジのようにバレーを吸収しているように思う。
 明日の強化練習会は、チームの目標に近づけるような動きをしてほしいと思う。そして、私は子どもをじっくり観てみたいと思う。
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子どもを観る

2008-09-25 20:14:23 | Weblog
  きょう学校で昨日涙が止まらなかった子と少しだけ話をした。明るく、元気な様子だった。バレーでの涙はバレーで笑顔にすることだと思っている。きょうは練習がないので、明日の練習で笑顔でバレーができるように心がけたい。
 27日は、Bクラスの強化練習試合が組まれている。8チームが集まり、お互い交流を深める。どういう戦いになるか楽しみである。そして、その日は大会の抽選もある。Bクラスの初の大会であるが、とても重要な大会であると思っている。それは、この大会でベスト4になれば、その後の大会でも比較的有利な条件で戦えるからだ。しかし、今年のようにたくさんのチームがしのぎを削っていい戦いを繰り広げるようだと有利な条件などないのかもしれない。
 いずれにしても、草野塾頭が言うように「目先の一勝よりも子どもの一生」を念頭に、こつこつと子どものことを考えたバレーをすることだと思っている。そのためには、私自身が笑顔で、落ち着いて、じっくり子どもを観ることだと思っている。明日もがんばろうっと。
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笑顔でバレーをするために

2008-09-24 20:32:48 | Weblog
 きょうの練習での私は指導者の本質を欠くようなことをしたと反省でいっぱいである。
 きょうの練習は、ダンスを踊ったり、コーディネーショントレーニングをみっちり1時間ほどやり、2人組でのいろいろなオーバーパスの練習やアタックレシーブの練習などもした。そして、サーブでは3人をコートに立たせてねらうサーブを打つことをした。それから、レシーブを受けてからアタックを打つなどのつなぎの練習をした。ここまでは、いつものように子ども達も楽しくやっていた。そして、残り20分くらいでチーム練習をした。いつものようにサーブレシーブやチャンスボールからの攻撃などを繰り返した。ここからがいけなかった。やっていくうちに先日の練習試合と同じようなミスがあったので、そこを何とかしようと私自身が熱くなってしまった。それでも努めて冷静にやろうと心がけたり、良いプレーにはほめるなどしながら、進めていった。そして、あるの子の動きがよくなかったので、ボールを集中して入れたりした。それでも、なかなか改善されなかったので、他の子と変えたり、入れたりを繰り返したりした。そのうちその子が泣きながらプレーをし、片づけが終わって、帰るまで涙が止まらなかった。
 子ども達には、きょうは厳しい練習をしたが、それは試合で後悔してほしくないからだということを伝えた。
 しかし、涙が止まらなくなるほどの練習が今の段階で必要なのかというとそうじゃない。ただの私の傲慢さが指導にでたに過ぎない。あれほど、前回は良い練習ができたと思ったのに、私がそれを勝手に壊している。本当にまだまだである。子ども達は精一杯やっている。今は、芽を出せ!芽を出せとがんばったところでしおれるだけなのに私はわかっていないなと改めて感じる。
 もう一度、自分を見つめ直さなければならない。笑顔でバレーをするためにも。
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チームの目標

2008-09-23 17:53:23 | Weblog
  昨日の練習前にミーティングを行った。そして、「Bクラス大会に向けて」というプリントを配って、項目ごとに書いてもらった。その項目とは、
 ・自分のプレーでよいと思うところ
 ・自分以外でこの人のここがすごい、素晴らしいと思うプレー
 ・これから練習でがんばりたいこと
 ・Bクラス大会に向けてチームの目標

 子ども達は、思い思いのことを書いていた。また、自分以外のすごいところはそれぞれ発表してもらった。言われた子は、照れくさそうにしていたが、うれしそうな表情をしていた。自分のこと、他の人ことがわかるというのは人間関係の基盤になると思う。口でバレーをするためにも子ども達の人間関係を良い方向にもっていくことも大切だと思っている。それぞれ考えた目標を出し合ってチームとしての目標が決まった。

 チームの目標は、「いつでも声をかけあって笑顔で楽しくバレーをする」である。指導者の考えをどれだけ子ども達に伝えているかが、目標に反映されているのではないかと思う。私が言葉で伝えていることを子ども達はしっかり受け止めていることがわかった。とても抽象的ではあるが、こういうバレーができたら本当にいいなと思う。そして、子ども達が、これからの練習でがんばりたいことの中に具体的なことをたくさん書いていたので、それをどう行動に移すか、自然に動けるようにするかなのだと思う。

  先日のななかまど杯では、更別が全道優勝を遂げた。本当に素晴らしい。全道で勝つというのはとても難しいことだと思う。それを達成した更別は本当にすごいと思う。道新カップでは、道東大会の切符を逃しただけに、この大会に向けてどう臨んだのだろうか。また、どうやって気持ちを切り替えたり、全道に向けて準備をしたのか気になるところである。
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再確認

2008-09-22 22:33:10 | Weblog
 先日の練習試合後、この土、日に私がどのようなスタンスでいるべきかずっと考えていた。試合のビデオをじっくり見た。できているところ、できていないところなどもよくわかった。今までは、ミスをなくせるような矯正、修正する練習をしてきたように思う。しかし、それでは根本的な指導にはなっていないように思っていた。そこで、自然体研究会のメーリングリストの人たちの日記にこんなことが書かれていて、気持ちが軽くなった。それは、「子供達がバレーなんて面白くない、そんな気持ちにならないように、今の自分を見て将来を決めないで、バレーは楽しいもの、楽しめば楽しむほど上達するもの。」というものだった。
 それから、紀和ティンカーベルズのブログには、「ウォーミングアップ+動き作りに約1時間を費やす。この間にボールを使うことはあまりない。その後初めてボールを使うとは言っても、いきなりオーバーやアンダーのパス練習ではなく、多くは遊び感覚の、ボールに慣れ親しむようなモーションバランストレーニングが中心。そして様々なドリルに移る。ここでも2~3人1組のドリルのため、1年生から6年生まで全員が同じメニュー。完成度の差は学年によってもちろん違うが、そんなことはお構いなし。シングルエイジの子ども達の脳に働きかけている。」と書かれていた。

  きょうの練習は、紀和ティンカーベルズの練習のように約1時間、じっくりモーションバランストレーニングを中心に、レシーブの基の「うさぎパス」「創作パス練習」「倒れ込みパス」や2人組で行う「9m移動パス」をじっくり行った。それから、一人アタックや3人でつなぐ練習を行い、残り15分くらいで6人がコートに入って、コンビの再確認と修正を行った。ある程度は動きやすくなったのではないかと思う。
 やはり、基本に戻ること、自分がどういうバレーをしたいのかを極めることなのだと再確認できたように思う。
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口でバレーをする

2008-09-21 18:10:52 | Weblog
  ここのところ子ども達には、口でバレーをしなさいと言っていることが多い。つまり、お互いコミュニケーションをとりなさいということ。声を出せとは言わない。昨日の練習試合でもそのことを何度も言った。セッターとアタッカーの呼吸が合わないとき、サーブレシーブが人の間にきたとき、チャンスボールを誰があげるのか、前の人か後ろの人か、トスは高いのか、低いのか、など、黙ってやらないでお互い声でつないでほしいと思っている。また、プレーが終わったあとにはすぐにコミュニケーションをとって、次はどうするのか、どうしてほしいのか、対策をねってほしいと思う。
 しかしこれが、なかなかできそうでできない。まだ自分のことで精一杯で、自分がどうすればいいのかもわかっていない子も多い。それでも、一つの決まり事として、何でもいいし、わからなくてもいいのでコミュニケーションをとってほしいと思う。それは、日頃の練習から、とっていなければならないし、ふだんの生活からとれていたほうがいいのだと思う。とにかく、やっていくうちにだんだん自分でわかってくることがあると思う。
 意識することから、習慣になり、自然になればいいなと思う。
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