安岡正篤 一日一言 より
『「お陰を知る」
本当にわれわれの存在というものは、究明すればするほど種々のお陰によって在る。天地のお陰、国家や社会のお陰、親や師友のお陰。この計り知ることの出来ないお陰をしみじみと感じとり認識する、これが所謂恩を知るということであります。そこではじめて理性や感情を持った人間になるのであります。』
人間は一人で生きているわけではない。でもつい忘れがちである。特に、絶好調の時などはさも自分一人で何でもできたつもりになっていることが多いのではないだろうか。 太陽が射しているときに、自分の後ろに陰ができる。日のあたる場所で輝いている自分。
その後ろには、常にお陰があることを忘れてはならないと思う。どこまで行ってもその陰は離れない。安岡氏の言われる、お陰を知るということは人間になるということなんだと
お陰を知らないと生きていられないと改めて思わされる。
年賀状をやった書き終えた。一人一人を思い浮かべながら書いた。私はいろいろな人のお陰できょうまで生きていられているということを感じさせられた。これからも忘れずに生きていきたい。日々努力。