笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

教え子から

2010-11-30 23:28:22 | Weblog
 昨日、元教え子(現在中1生)からメールが届いた。十勝選抜の候補の36人に選ばれたそうである。こういうメールが届くと、今までやってきたことや現在やっていることが少しだけ報われたような気がする。そして、自分のことのようにうれしい。
 ただし、候補に選ばれただけで満足してほしくない。たぶん、満足はしていないだろうが、どう選抜の練習に取り組むかだと思う。その子以外の子は、その子以上に優れているところがあるから選ばれている。だから、うまくて、すごい選手たちばかりが集まっている。練習もきついだろう。監督、コーチも今まで以上に厳しいだろう。そういう中にあっては、自信を喪失し、自分を見失いかねない。何で私が選ばれたんだろうと悩む時がくるだろう。しかし、自分が選ばれた理由がきっとあるはずである。自分の選ばれた理由はなんなのか。自分の特徴はどういうところなのか。そういうことを考えてほしいと思う。
 また、選抜での練習の目標を自分なりに立ててほしいと思う。候補がこれからどんどん絞られていくだろう。最後まで残ることは難しいと思われる。しかし、それまでの過程は決して無駄にしてほしくない。漠然と練習をしていては、残ることはできないと思われる。今の自分に少しプラスできるような目標を掲げることがいいのではないかと思う。
 そして、何よりも周りの人への感謝の気持ちを忘れないでほしいと思う。ご両親はもとより、今のチームメイトや監督、コーチなど、自分の身の回りの人への感謝の気持ちを忘れないでほしいと思う。決して自分一人で今の自分があると思わないこと。選抜の候補に選ばれるだけの人格を備えることも必要だろう。そのためにも感謝の気持ちを忘れないことだと思う。そして、素直な心も。
 これからは、今まで以上にけがや故障、インフルエンザなど、体調管理に気をつけてほしい。そして、練習ではいつもベストのコンディションで最高のパフォーマンスを出してほしいと思う。がんばれ!日々努力。
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人に温かく

2010-11-29 22:54:23 | Weblog
 きょうお通夜に行ってきた。少年団の子の親が先日急逝したからだ。お通夜でのその子たちは、ただただ現実を受け止められずにいるようだった。当たり前である。深い悲しみや辛さは計り知れないだろう。気持ちの整理がつくまで時間がかかるだろう。ゆっくり、時間をかけて、前を向いて歩み出してほしいと思う。
 いろいろな方のお別れの節目のたびに今自分が置かれている状況は、当たり前ではないんだとつくづく思う。身の回りの人とのかかわりは、偶然が重なり合って必然になっているかのように感じているだけなのかもしれない。そのことに感謝の気持ちをもって、一日一日過ごさなければならないと思う。きょう一日を過ごさせていただき、ありがとうございますという気持ちをもって、いろいろな人に感謝をしなければいけないと思う。
 威張らず、イライラせず、傲慢にならず、おごり高ぶらず、だからといって謙虚過ぎずに、ほどほどによい加減で、いつも人に温かく接していけるような人になりたいと思う。まだまだ未熟な自分ではあるが、心を磨くことを怠らないようにしていきたい。日々努力。
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できるようになってきた!?

2010-11-28 23:24:13 | Weblog
 「今度からフローターを打っていいですか」と4年生の子2人が、練習の最後に言いに来た。ずっとサイドハンドを練習してきた子たちである。以前、フローターを打たせていたこともあったが、そのときはうまく打てなかった。ところが、昨日の練習では無理なく、正しいフォームで打っている。打った本人が驚くほど、相手コートに落ちていた。
 最近の練習では、全員でコンパスジャンプやスパダン、スパダンドリル、コンパスジャンプからのスパイクなど、アタックの練習をかなりやっている成果なのか、子供たちの身のこなしや体の使い方がスムーズになっているからなのかわからないが、今までできなかったことができるようになってきていることを感じる。
 それから、栓抜きレシーブや姫座りレシーブなど2人組でふだんからやっているが、アタックレシーブでうまくとれない子に、栓抜きレシーブで上げてごらんと言うと、いとも簡単に強打を上げている。また、低くて速いサーブを姫座りでレシーブしてごらんと言うと無理なく上げている。子供は、「これか」と言った表情をしていた。
 どの練習が何につながるか、子供は様々な練習を通して、スキルは身につけている。しかし、そのスキルをどう生かせばいいのか、どの場面でどのスキルを使えばいいのかがわからないことが多いのかもしれない。
 いわゆる情報を入力し、処理をして、出力をするというメカニズムを脳に体にスムーズにいくようにするために日々練習を繰り返しているだと思う。そして、思わず出力してしまったというような練習をしていきたい。日々努力。
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正しいことに勝るものはない

2010-11-26 23:44:00 | Weblog
 自分なりの工夫をする。間違った身体の使い方、間違った動きをしていると間違ったまま身体は覚えてしまうと思う。いわゆるクセになってしまう。そういう神経回路と筋肉の動きになってしまっているのではないだろうか。一度できあがった、神経回路を別の神経回路につなぐことは容易ではないと思われる。だからこそ、小学生のうちに正しい動きを身につけてほしいと思っている。
 きょうの練習で、サーブレシーブをするときにカメレシーブを意識しているような動きをしている子が何人も見受けられた。今年入った子たちである。始めは動きがぎこちなかった。できなくて涙を流している子もいた。でも、がんばりやさんである。家でも練習をしていることをお母さんから聞いた。地道に努力をしている子、素直な子、全体のことを考えられる子はどんどん伸びていくと思われる。
 子供たちには、サーブレシーブを上げられないと思ってあきらめてしまうよりは、たとえ床に落ちても、床すれすれでワンバウンドでもとってみようと話した。すると今度はとれるようになるかもしれない。身体の反応は、いつもとれるという反応をしておくことが大切だと思う。レシーブができなかったらキャッチでもいいし、ほんの少しでもさわるだけでもいい。それが練習だから。あきらめる練習ではないから。あきらめる反応をしてしまうと身体は動かないと思われる。
 とにかく、正しいこと、身体にいいこと、プラスなことを練習全体、チーム全体に広げられるような指導に徹していきたい。日々努力。
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あの動きだよ

2010-11-25 22:43:33 | Weblog
 6人がコートに入って、実践練習をさせた。すると、今まで雰囲気がよかったのが、ミスが続くととたんに雰囲気が暗くなっている。これは、試合の中で今までたくさん見てきた光景である。誰も声をかけるわけでもなく、淡々としている。明らかに自分のことで精一杯で周りを見る余裕がなくなっていることを感じる。
 きょうの塾頭のブログを見て、気づかされた。うちの子たちは、一つ一つの練習は上手になってきていると感じる。それが、6人になるとたちまちうろたえている。塾頭が言われるように、「あの動きだよ」と一言で全員がイメージできるような練習を組み立てているか、今の練習が次の練習への準備だと見通しをもって指導しているかというと欠けていることばかりである。
 塾頭の言われる、私はまだまだ見えるものを追いかけていると感じる。そして、子供たちに気持ちとかチームワークとかなどを求めていると感じる。
 今やっている練習がどうつながっていくのかということを想定して、練習を組み立てることが必要だと改めて気づかされた。最近、練習をどう組み立てていくか、試行錯誤している最中だったので、大きなヒントをもらった。また、自分が進化できそうな気がする。日々努力。
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変化

2010-11-24 23:58:28 | Weblog
 きょう練習にいくと、子供たちが声だしをしているところだった。自分たちで雰囲気を作っていこうということを感じた。また、あるあるステップの声のかけ方を「ハイ、ハイ」ではなく、自分たちで「イチ、ニ、イチ、ニ・・」などと変えてみたと言ってきた。自分たちのやりやすいように工夫をしようとしていることを感じた。それから、休んでいた子がステップの仕方がわからなくて困っているとある子がそばについてていねいに教えていた。
 きょうもブロックステップのおさらいをした。最初からうまくできない。最初は、ブロックステップの雰囲気から、一つ一つポイントを絞っていった。上級生が下の学年を教えている。私は、ドリルを提示し、子供たちが自ら練習に取り組み、深めていくことができたらいいなと思う。
 スパダン、コンパスジャンプ、スパイク練習と移行していった。3年生も相手コートにボールを返しているし、手の平が外側を向く、きれいなフォームになっている子も見受けられるようになってきている。
 ほんの少しであるが、いろいろな場面で子供たちに変化が出始めていることを感じる。だから、子供たちをほめる場面も多くなっている。日々努力。
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新たなことに挑戦すること

2010-11-23 22:33:41 | Weblog
 休日の午前中、体育館が空いているので、練習を行った。ただし、2時間という限られた中での練習時間である。私を含めて3人(なかなかそろうことはない)の指導者で練習内容を確認して行った。
 ここのところ、フットワーク(四股踏みやあるあるステップなど)を行っている。股関節を意識させることやレシーブのステップを覚えるのが目的である。こういう練習で一人一人を見ていると、リズムに乗れない子や腰高になってしまう子、動きがちぐはぐな子などが見受けられる。徐々にできるようになってほしいと思う。
 それから、3人によるブロックステップを行った。まずは動きを繰り返し行うことで覚えてもらった。明日以降、ウォーミングアップの一環として、身体を温めるのも兼ねて行っていきたい。
 オーバーパスについては、ウサギパスを意識させることで、3、4年生の子もよくなってきている。また、塾頭のブログにあった「ジャンプして足の着地と、手がボールに触れるタイミングを同時にせよ」と指示をして、パスをさせてみた。明らかに戸惑っている。一瞬回路が止まったかのように考えている。そして、タイミングを図っている。いつもやっているオーバーだが、一つ違うことを入れるだけで人間の神経回路と筋肉の電流の流れは変化し、新たな回路が生まれるのかもしれない。ワンパターンの練習、いつも通りの練習はその動きしかできないのかもしれない。日々、新たなことに挑戦するということが大切なんだなと感じた。日々新たに、日々努力。
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月曜練習に思うこと

2010-11-22 23:15:53 | Weblog
 きょうは、ボールを使わない練習の日である。4時半練習開始なので、私もそれに合わせて、準備などをしているが、子供たちはだらだらといつ始まるのやらといった感じだった。また、モップがけなどをやっている子と遅れてきてもマイペースで支度をしたいる子、遊んでいる子など様々であった。とっくに練習開始の時間が過ぎているのにそういう状態だったので、思わず一喝した。子供たちを集合させ、「時間を守ること」「キャプテンは他の人よりも一つでも2つでも多く仕事をするのがキャプテンだよ」などと話した。
 今のチームには、けじめがないと感じることが多い。2、3人でいるとすぐになれ合っている場面が多い。きょうは、練習の後半に今度の大会の目標を立てさせた。キャプテンを中心に意見を出させ、まとめさせようと思った。しかし、そういうことに慣れていないこともあるのか、話し合いにならない。また、何人かで話し合うということでも自分から話し合いに入っていかない子もいる。
 こういう姿を見ていると、本当にバレーをする以前にいろいろなことを教えていかなければならないと同時にバレーを通じて、自分を磨くこと、徳を磨くことを教える必要があると思った。ただ、アップをして、パスをして、サーブやスパイクを打って、フォーメーションの練習を繰り返しやってもあまり意味がないのではないかと思ってしまう。勝つことよりもうまくなることよりも大切なことがあるんだよ、自分の可能性はいっぱいあるんだよ、自分を磨けばたくさん輝くことができるんだよということをいろいろな話し、バレーの練習を通じて伝えていきたいと強く思った。本当に人間的成長なくして技術の成長はないと感じる。
 ボールを使うとどうしてもボールを見てしまう。ボールを使わないと子供の心がよく見えると感じる。この月曜日を有効に使っていきたい。日々努力。
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一眼二足三胆四力

2010-11-19 21:00:48 | Weblog
 きょうは、私自身が市内の特別支援教育研究大会の公開授業ということで、授業をしたり、午後は事務局として司会進行などを務め、終わってから少年団の指導、そして夜中に社会人のアイスホッケーの試合と目まぐるしい一日になりそうである。こうやって、忙しく過ごせるのもいろいろな方の支えがあってのことだと思い、感謝の気持ちでいっぱいである。
 さて、バレーの練習では、3人の子が休みでいなかったこともあり、じっくりサーブレシーブの基礎を行った。DVDを見ながら、塾頭の一眼二足三胆四力の話しやじゃんけんによる眼のトレーニング、そしてサーブレシーブのフットワークを行った。子供たちの様子を見ていると、身体を一生懸命動かしているのだが、だんだん腰高になり、練習をこなす動きになってしまっている。
 そんな様子から、みんなは15点まではいい試合はできるけれども、あと6点をとるだけのねばりや力がない。力がないわけではないが、力が尽きてしまう。途中で息切れをしてしまうのか、もうひと踏ん張りが見られない。例えば、こういう単純できつい練習を最後まで一生懸命取り組むことや同じ気持ちで取り組むことは、練習試合やチーム練習だけでなくこういう練習でも十分できることなどを話した。
 そんな話しをして、もう一度同じようなステップの練習をした。さっきよりもがんばったと思う人?と聞くと、全員が手を挙げていた。子供たちの自覚をどう促すか。やらせる練習ではなく、自ら取り組む練習をどうするか、そのあたりがとても難しい。
 後半は、コンパスジャンプをみんなで取り組んだ。また、コンパスジャンプでスパイク練習も行った。3年生の子がネット際のボールで何とか相手コートに返している。今までなら、ネットにぶつけるだけだが、手のひらを外にと言い続けていると、それなりに身体が動いている。学年の小さい子であればあるほど、自然な形で身体を動かしている。まだまだではあるが、ほんの一瞬、理想的なプレー、身のこなしなどを見ることができると私自身指導のやりがいを感じることができ、とてもうれしい気持ちと子供たちのすばらしさを感じることができる。そして、子供を指導することが楽しいと思えるのである。そういう練習をこれからも積み重ねていきたい。日々努力。
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膝のけが

2010-11-17 22:14:46 | Weblog
 左膝の半月板を痛めてしまった。一昨日、何気なく床に座ろうとした時に膝がバキッと音がして、痛みが走った。時間をおいて、立ち上がろうとした時にもう一度バキッと音がした。その後、徐々に痛みが増したので、鎮痛剤を貼って寝たのだが、夜中寝ている時に痛みで何度も目が覚めた。十何年も前にも同じようなことがあり、そのときは翌日病院で診てもらって、即手術だった。もしや今回もと思いながら、翌日病院へ。レントゲン、MRI検査を受けて、先生からのお話では、靱帯などは痛めていないとのことだった。左膝の内側の半月板を痛めているのと水がたまっているとのこと。その水は即抜いてもらった。内出血をしているわけではないとのことだった。痛み止めと湿布を出すから、それで痛みが引かないようだったら、手術だねと言われた。 
 その日は、痛みがかなりあり、左足をかばいながら、過ごした。痛み止めを服用し、夕食後くらいから痛みが引き始めた。そして、きょうの目覚めはよかった。痛みも9割方なくなり、日中は子供たちと普通に過ごすことができた。
 今回は、何とか手術を回避できそうである。このけがは何を意味しているのだろうか。私はただのけがではないと感じている。自分への警告、戒めなのかもしれない。私は、つい慢心してしまう傾向がある。ひとりよがりのところがある。何事も細心の注意を払い、人の気持ちに配慮し、事故を起こさぬよう、巻き込まれないようにしなさいということなのかもしれない。
 これから、学期末、そして年末と何かと忙しくなり、私が欠けることでいろいろな人に迷惑をかけることになる。そういうことにならないよう、自分自身をしっかり見つめ、漫然と過ごさないようにしなければならないと思っている。日々努力。
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