きょう子どもたちと「マッチ売りの少女」の動画を見ました。「人に仕事を依頼するとき、相手がその内容と価値を理解し、納得してくれているか。こちらの主張を一方的にいくらしても何事もうまくいかないものです。」「アルバイトでA君は1日500円の日給のため、B君はお客さんに喜んでもらうために働いた。その10年後は」という問いに子どもたちは真剣に考えていました。そして、A君はまだ日給をもらうために働き、B君は社長になっていたということで子どもたちはびっくり。何事も自分中心ではなく、相手に感謝し、相手が喜びこと、うれしいと思うことをしていきたいねと話しました。その後、0歩スプリットをいろいろとやりました。失敗は成功のもと。簡単にできることを難しくやってほしいなと思います。
これは無理だな、できないな、難しいなと思った途端にできるものもできなくなるようです。できるかどうかわからないはできないそうです。ということは、できるよ、簡単だよ、無理なんかじゃないよと思えばいいんだなと思うようにすればいいんだ。簡単なことじゃないか。
先日の大会で子どもたちは、やっぱりサーブレシーブが大切だと思いましたという感想をノートに書いていました。また、セッターがトスできるようなレシーブをすることが大切だとわかったようです。そこで、きょうは、もう一度構えから見直しました。骨盤前傾、胸椎港湾、立腰姿勢であげたいところにあげる。ボールが床に落ちた瞬間に動く膝抜きでキャッチをしたり、はいつくばりや0歩横飛びなどをしました。少し気になったのは、動画を見て、やることはわかってもステップがなかったり、ちょんちょんがなかったりと細かいところまで見ていない子がいることでした。たぶんボールをどう扱うのかしか見ていなくて、細かい手足に動きまで注目していないのだと思います。そういうところからじっくりはじめていきます。
妻の方は回復してきました。一安心です。栗山でのバレー塾よかったみたいですねえ。
昨日、市内のスポーツ少年団交歓大会が行われました。子どもたちには、3つのパターンのポジションで試合に臨みました。試合の結果よりもどういうプレーをするのか一つ一つ見ました。慣れないポジションということもあり、子どもたちは思うようにプレーできないところもありました。でも、今年から入った4年生が初めて試合に出て、一生懸命レシーブしたり、サーブが入ったり、練習してきたことを少し試合でできていました。それから、超クロスの打ち方を練習してきた子どもは、ときどきそれらしいスパイクを打てるようになってきていました。まだまだやることがたくさんありますが、また明日からこつこつとやっていこうと思います。
あ、それから昨日から妻がインフルエンザにかかってしまい、バレー塾in栗山に行く予定でしたが、とりやめて一日看病と家のことをすることにしました。少しずつ回復に向かって一安心です。きょう一日精一杯生きることが明日につながる。一日一日を悔いなく過ごしたいと思います。
2週間に1度整体に通っています。最初は首が回らなくて通っていたのですが、今は自分の体のメンテナンスで通っています。決して安くはないのですが、気持ちも体もいい状態に保つためには高くないかなと思っています。先日、整体の先生に「自分の体にありがとうと言っていますか。」と聞かれました。「体にきょう一日ありがとうと言うだけで体は変わってきますよ。」と言われました。私はそういうことを考えたことがなかったので、それ以来体に感謝するようになりました。変わってきたかというとわかりませんが、調子はいいです。いろいろなことに感謝しなきゃ。
昨日の午後は、「トップアスリートから学ぶコンディショニング」というテーマで、スポーツ鍼灸院のkair's Teshikagaの桑野倫英さんのお話でした。お話を聞いて、心に残った言葉を書き出します。
「まずは指導者が勉強する」「選手にはピークがあるけれども指導者にはピークはない」「当たり前を当たり前に」「伸びる選手は、人の話を聞ける選手、時間を大切にできる選手、頭を使える選手」「伸ばせる指導者は、選手の道筋を立ててあげられる、自分の現在地を知らせる、アイディア、ひらめきを作ってあげられる、自分のキャパシティにおさめない」「自分がこうやっていたからは通用しない」「自分の成功体験は捨てる」「選手とのチューナーをどれだけ合わせられるか」「言葉の伝え方のレベルを考える」「指導者がどれだけ楽しいかを伝えられるか」などです。
自分にどれだけベクトルを向けられるか、選手のために自分は何をできるかということを改めて考えさせられました。あっという間に時間が過ぎました。帰りは台風一過で夕日がまぶしかったです。
きょうは、美幌町で行われました、北海道スポーツ指導者ブロック研修会道東ブロックに参加しました。日本スポーツ協会の公認バレーボール指導員の更新のための義務研修です。台風19号のため、行きは大雨の中山間部を走りました。豪雨に見舞われなくてよかったです。午前は、「スポーツのコンプライアンスとは何とか?今、知っておくべきこと」というテーマで、大東文化大学の工藤保子准教授のお話でした。コンプライアンスとは、法令遵守。マナーとか倫理です。スポーツ庁が、様々なガイドラインを今まで出しているようですが、その説明でした。「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」、「スポーツ指導者のための倫理ガイドライン」、コーチ育成のための「モデル・コア・カリキュラム」などです。難しい内容でしたが、私は塾頭から指導者の在り方について学習を深めていたので、改めて令和の時代に求められる指導者が国が定めていることを確認することができました。これからの指導者は常に先端の情報を知っておくべきだと改めて思いました。
現在練習は中断しています。例年のように学習発表会の特別時間割りのため、体育館の使用が17日までできません。他のチームなら、何とか練習を確保するのかもしれませんが、うちのチームは保護者の送迎が難しいこともあり、休むことにしています。この間にしっかり準備をしたいと思っています。
土日に大会があると、次の週が本当にきついと感じるきょうこの頃。休まないと疲れが抜けません。昨日いつもより早く寝て睡眠をたっぷり取ったら、きょうは一日爽快でした。するといろいろなことに意欲が出ていました。やはり、十分な睡眠が大切だと思いました。一日一日の体調管理をしっかりします。
人は変わりたいと思ったら変われるけど、なかなか変われないのも人なのかなと思います。また、変わろうと思ったらそれを徹底することが難しいと思います。なぜそれが必要か、指導者が科学的根拠となるものがなければならないとつくづく思います。そして、人は変われると信じることが大切だと思います。難しいと思わないで。