笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

ステップアップ

2008-11-30 20:33:40 | Weblog
  この時期になると、5年生クラスのどこのチームもサーブがよくなっている。速く、するどいサーブを打てるようになってきている。ただし、ミスも多く、両刃の刃といったところだろう。サーブがいいということは、サーブレシーブの返還が難しいということ。D1面を意識したレシーブが必要である。
 我がチームもサーブの練習には時間をかけているが、いいサーブを続けて入れられる子は少ない。技術的な問題もあると思われるが、気持ちの問題も大きい。サーブに限らず、まだまだ自信をもってプレーできる子が少ないのだと思う。
 明日から、12月に入り、20日がBクラスの2回目の大会である。それに照準をあてて練習をしてきたが、もう一度いろいろなことを試しながら、前回の1回戦敗退からもう少しステップアップできるようがんばりたい。
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収穫

2008-11-29 23:50:07 | Weblog
  きょうは練習試合をさせてもらった。ベストメンバーでは臨めなかったが、それはそれでいるメンバーでベストを尽くすことといろいろなことを試すいい機会だと思った。
午前中の序盤は、久しぶりの試合だったので、動きもかたく、力が入っているように見えた。また、なかなかリズムに乗れない試合運びに私自身いらだちからか、ついミスを指摘することも多かった。その点では、私自身が少しも変わっていないことに気づいた。それではいけないと思いつつも自分自身を変えられないでいた。
 昼食中、子ども達と何気ない話をしたりして私自身がリラックスできたように思う。ふと思ったのが、ポジションを変えようということだった。午前中は、ポジションを固定した。午後からは、せっかく来たのだからいろいろと試そう、点数のことなど気にすることなく、子ども達のいい面だけをみたいと思った。午後がスタートした。もろさもあったが、子ども達はのびのびやっていた。強打に対する反応もよく、レシーブもよくなっていた。私自身もミスを指摘することもなく、ナイスプレーをほめることが多くなった。結果は、セットを取ったり、取られたりだったが、子ども達自身が本当に楽しく、笑顔でいっぱいのバレーボールをしていたのが、きょうの何よりの収穫だった。そして、子ども達のかたさは、本当は私自身のかたさに直結しているのではないかと思った。私自身も大きな収穫があった。
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動きのシュミレーション

2008-11-28 22:45:09 | Weblog
 子ども達は、いつものように練習をしていた。ふと子ども達の荷物をおいてあるところ見ると一見しっかり整頓されているようでされていなかったり、2年生のところは雑然としていた。あたりまえだがやるべきことは学年差は関係ない。整頓しなさいとは言わなかった。気づいていほしいなと言ったら、すぐに行動し始めた。
 このことから、一度試合当日のシュミレーションをしてみようと思った。いつも練習試合や大会で、行動が遅いことを指摘してきたが、そもそもどう動くかをわかっていないことも関係しているように思えたので、いい機会なので一度やってみた。
まず、試合に行く準備をさせてから、試合会場に到着してからの動きをやらせた。荷物をどこに置くか、誰がどのうように動くのかのシュミレーションである。全員の動きのシュミレーションである。試合当日は、無駄なく、スムーズに試合に入るためにもこういう準備も必要だと思った。実際、やってみるとそれぞれきびきびと動いていたが、気づいたことを言ってもらうと、指示を出す人の声が小さいとか本来の役割分担ではないことをやっている人がいたなど改善点するべきところも共有できたと思う。
 動きのシュミレーションから、実際に試合をさせてみた。途中、どんな状況でも次の1点をどうとうろかで盛り上がるバレーをしようと伝えた。そのためにもサーブミスをしないことが大切であることも伝えた。まだまだではあるが、これから言い続けていきたい。白熱した試合をしていて、見ていてとても楽しかった。ただ残念だったことは、白熱するあまりにジャッジに対しての不満の態度を見せる子が何人もいたことだった。白熱するあまり、つい出てしまうだろうが、私はそれはいけないことだと諭す前に、そういう態度を見ている人はどう思うだろうかと子ども達に尋ねた。こういうときにこそ、バレーを通じて、人としてどういう行動するかを教えるときだと思った。子ども達はどれくらいきづいてくれただろうか。さわやかで感じが良くて、でもやるときにはきっちり仕事ができるような人に育ってほしいと思う。
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本が届いた

2008-11-27 22:16:45 | Weblog
  きょう家に帰ると、草野健次著「指導者の人間学」という本が届いた。まだ本屋さんには並んでいないと思われる。まだ、ざーっとしか読んでいないが、納得することばかりである。主にブログ等に書かれていることも多いが、1冊の本になると心にドーンと響く言葉、文章ばかりである。どこから読んでも、いつ読んでも、何度読んでも自分の指導の生き方の軸がピンとなる本である。

 私が自然体バレーに出会うまでは、少年団指導は自分の経験だけの何の理論的根拠もない、感覚で教えていたし、半ば義務的であったように思う。また楽しくもなかった。それは、なぜなのか、この本を改めて読んでみてわかったように思う。それは、私自身の人間的な成長もなく、子ども達の人間性の向上も何もやってこなかったからなのだと思う。ただ、バレーを教えることのみだったように思う。
 それが、今はまず何よりも子どもの20年後、30年後のことを考え、そのために自分自身が何をしなければならないのかを考えられるようになってきた。そういう考えの基にバレーの指導をさせてもらうことが私自身を高められるようにもなってきた。だから今は練習に早く行きたいし、子ども達とバレーをするのが楽しいと同時に自分の未熟さを痛感する。

 ぜひ、バレーの指導者だけでなく、いろいろな人に読んでほしい本である。
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久々の練習

2008-11-26 20:51:20 | Weblog
 きょうは久しぶりの練習だった。こんなに休んで大丈夫だろうかと思うほど今年は練習を休みにしている。今朝、妻からも久々の少年団だねと言われるほどである。
子ども達はと言えば、私が来るまで汗だくになって鬼ごっこなどをして遊んでいた。2年生も6年生も関係なく、楽しく遊んでいる。私が行くとボールを持った練習などをするが、しばらく休んでいたとは思えないほど、きびきびと楽しく動いている。
 練習の合間に、切り替えることが大切であることを話した。バレーボールは、展開が次から次へと変わるスポーツである。いつまでも同じ場所にいることはあり得ない。次のプレーを考えながら、今のプレーができることが理想である。そのためにも気持ちも体も切り替えることが必要であることを話した。また、ある子にはレシーブしているときの構えから力がはいっているので、レシーブ直前まで力をぬくことが大切だということを話した。わかっているけれどもできないでいるが、そのうちできるだろう。
きょうは、最後に乱打や試合形式で締めくくった。4年生のレシーブもアタックも良かった。もちろん、5、6年生達も必死につないでいて、自分達でリズムを作って盛り上がっていた。こういう練習の積み重ねが試合などにもつながればいいなと思っている。
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チームとしての約束事

2008-11-20 23:01:03 | Weblog
  練習の最後に一人一人に意識してほめたり、もっとこうした方がいいよと言っている。すると、ほめられた時に戸惑う子、そうでしょと返してくる子、反応のあまりない子、素直に喜ぶ子など様々である。学年の違いもあり、人それぞれ受け取り方が違って当然である。また、私のほめ方にも課題はあるように思う。もっとしっかり子ども達一人一人を観ていきたいと思う。
 チーム練習の時に、こういう場合はどうしたらいいかという問いを子ども達に投げかけてみた。明確な答えが返ってこなかった。日々の練習の中で言われていることは理解している。しかし、それをチームの一員としてのどう動いたらいいかというよりも精一杯のプレーが多いように思える。だから、ばたばたとあわただしいプレーの連続のように見えるのだろう。一人一人のスキルアップはもちろんだが、チームとしての約束事などが徹底されていないこともあると思う。できないのではなく、どうできるようにするかの視点に私が立たないといつまでも同じことの繰り返しのように思う。また明日からがんばろうっと。
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言い続けること

2008-11-19 20:48:36 | Weblog
 きょうの練習の中で気づいたことをその場ですぐに伝えたことがある。それは、「さあこいレシーブ」をやっているときだった。お互いに声をかけ合って、後方に下がり、打つ方はアタックやフェイントをし、レシーブ側はそれを拾うという練習であるが、フェイントをあきらめて拾えなかったり、声をかけ合うときに適当にやっているように見えた。そこで、「声をかけあって集中すること」や「今打たれたボールは2度と来ないと思ってあきらめずに拾いに行くこと」「試合で悔いを残さないためにも練習で自信をつけること」などを伝えた。このブログでも同じようなことを書いたように思うが、何のためにやるのかがわかっていないとただの練習になってしまうと思う。
 子ども達は何度も何度も同じことを言われて、試合でそれに気づいて、ようやく練習の意味がわかるが、またそのうち忘れてということの繰り返しなのかもしれない。だからこそ、同じことを言い続けたり、また練習メニューによっていろいろな動きができるようにすることも必要だと思う。
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いろいろな姿

2008-11-18 20:27:52 | Weblog
きのうの練習の後に後援会のお母さん方が、昼食にお好み焼きパーティを開いてくれた。といっても、ある程度の準備くらいにおさえてもらって、材料を切ったり、混ぜたり、焼くのは自分達でさせるというもの。
 何でも親がするのではなく、材料を切るなど自分達でやったという達成感を得られるようにというねらいや子ども達の人間関係がよりよくなるようにというねらいで私とお母さん方で話し合って企画してみた。
 初めてキャベツの千切りをした子やてきぱきと作業を進める子、後かたづけを率先してやる子など、バレーをしている姿とは違った面をたくさん見ることができた。こういった場面や学校の中で見せる表情や態度、そしてきょうはどういう人と一緒にいたかなどいろいろな子どもの姿から、調子の善し悪しや抱えている問題などを把握しながら、少年団活動に生かしていきたいと思っている。そういうことを踏まえて、練習の組み立てや声かけなどにも配慮できたらいいなと思っている。
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学び続ける

2008-11-14 23:01:24 | Weblog
先日、たまたま「少年サッカー教室」というホームページを目にした。そこには、少年少女指導員養成講習会での資料を載せていた。内容としては、
・発育発達と一貫指導
・コーチング法
・戦術論
・スポーツ医学

<発育発達と一貫指導>の項目で、以下の一節が載っていた。
・発達段階に応じた課題
ゴールデンエイジ(9~12歳頃)
★即座の習得(一生に一度だけ訪れる非常に特異な時期)。
★あらゆるスキルを獲得できる時期(技術と習慣の形成)。
・目的と手段
(1)目 的
小学生の時に獲得した技術は大人になっても必ず残る財産であるが、体力は大人になっても必ず残るという保証はない。つまり、将来、子供達の「財産」となるものを身に付けさせることが重要である。
(2)手 段
この年代で勝敗を競うことは「最終目的」ではなく、選手育成にとっての非常に大切な「手段」である。

 サッカーに限らず、子ども達を指導するものにとって最低限おさえておきたいことばかりである。指導員の資格をとるためにただ講習を受けだけでは本当の意味での指導者にはなれないのではないだろうか。常日頃、そういうことを理念としてもちつつ指導者として学びつづけることが大切なのではないかと思う。
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バランス

2008-11-12 23:03:02 | Weblog
  今度の日曜日が、学習発表会のため練習はそれまで休みである。こういうときこそ早く帰って、夕食の支度などをする。私の家庭は共働きのため、私が少年団で遅く帰るときには妻が夕食を作ってくれるが、練習のない日は私が夕食を作ることが多い。今週は、妻の方が帰りが遅いために私が夕食を作り、子どもと食卓を囲み、話をしたり、家庭学習をみたりといつもよりも子どもと過ごす時間が長い。
 こういったときに日頃、少年団でいろいろなことを犠牲にしているなと感じる。そして、今しかできないことがたくさんあると感じる。子どもと遊んだり、話したり、妻とゆっくり会話をしたりと余裕がないとできないこともある。だから、私は絶対少年団で忙しいとか疲れるとかなどとは言わないようにしている。好きなことをしていて、愚痴の一つでもいうことぐらい、失礼なことはないからである。また、自分でもできるだけ家族に負担をかけないようバランスをとるようにしている。そうすることで、自分自身もどちからかに偏ることなく、気持ちをニュートラルにもっていけるように思う。
 こういう余裕があるときに、バレーに対するエネルギーをためたり、再度学習をし直したりしたいと思う。また最近、『筋肉を「高反発ゴムに」に変える 池上信三 著』という本を買った。何かバレーボールに応用できないかと模索している。そんな作業もこんなときに楽しみたいと思っている。
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