きょうは、道新カップの予選だった。昨日の練習の状態では厳しい戦いが予想されたが、予想通りフルセットの戦いだった。序盤は久しぶりの試合ということもあったのか、ちぐはぐな場面が多く見られた。1セット目は終盤追い上げたが惜しくも落としてしまった。しかし、子ども達の表情はよかった。2セット目からは、徐々に動きがかみ合い、いいラリーも続いた。焦りや力みがとれて、いいつなぎが見られて、2セット目を取ることができた。3セット目は、まず5点を取ろうとコートに送り出し、5点を取った時点で相手がタイムを取ったので、次に8点を取ってチェンジコートをしようと送り出した。そして、チェンジコートをしてテクニカルタイムアウトでは13点を取ろうと送り出した。何とか3セット目を取り、予選を突破することができた。
昨日のバレー通信に「戦いの中で強くなる」ということを載せた。塾頭の366ノートに書かれてあるものを引用させてもらった。まさに子ども達はきょうの試合の中で今までにないものをつかんだのではないかと思う。
来週は、決勝トーナメント戦が始まる。また、基礎・基本に戻って、力量を少しでも高めていきたいと思う。日々努力。
明日は、道新カップの予選。きょうの練習は、明日会場に着いてから、試合が終わるまでの流れをシュミレーションしながらの練習を行った。今までの経験を生かして、かなりスムーズに動いていたが、素早く行動するレベルではなかった。
レシーブ練習をしている子ども達の動きを見て、一言言ったことがあった。それは、できるだけ早く落下点に入って、ゆっくり上げられるようにしようということだった。そうすることで、取れそうで取れないボールをばたばたと慌てずにすむと思ったからである。 それから、実践練習では出足の悪さが目立っていた。できれば、ミスから始まらないようにようと言った。3本目のプレーに粗さ、気負いが目立っていたからである。なかなか力量が上がる練習はできなかった。今の実力を認めつつ、明日子ども達の健闘を祈りたい。日々努力。
昨日子ども達に渡したバレー通信では、「人間万事塞翁が馬」ということを書いて渡した。この言葉の意味は、人間の運命、いいときと悪い時はどんどん変わっていくんだよ、今が苦しいからといって落ち込む必要もないし、今が幸せだからといって調子にのってはいけないよということ。子ども達には、「マイナスをプラスに変える」ことをバレーを通じて、覚えてほしいということを話した。今のチーム状態は、マイナス面がある。それをどうやってプラスに変えるか、力にしていくかだと思っている。
また、自分の仕事の面でもマイナスなことがあってもそのことにどう向き合い、対応していくか、どうやったらプラスに変えていくことができるかを考えて、行動に移すかだと思う。いずれにしても、プラス思考でいくと、物事は良い方向に進んでいくし、マイナス思考はどんどん悪い方向へ進んでいくものだと思う。また、あきらめずにねばり強く、こうこつと正しいことを実践することなんだなあと思う。日々努力。
当番に来てくださっている保護者の方とできるだけ話しをするようにしている。練習中の子どもの様子を私の方から話しをすることが多いが、保護者の方からも子どもの様子を聞くこともある。そういったコミュニケーションをとることによって、安心して子どもを預けてもらえるように信頼関係を築いていきたいと思っている。そして、少しでも私が指導していることを理解してもらえるよう努力を積み重ねていきたいと思っている。
最近特に思うことは、常に子どもの後ろには保護者がいるということ。私のかかわりが、子どもを通じて保護者に伝わっているということを感じる。また、私の言葉や態度が子どもによっては受け取り方に違いがあり、それがそのまま保護者に伝わっていることもあると思う。だから、言葉や態度には十分気をつけながら、指導していかなければならないと思っている。そのためには、日頃から心身の健康と常に最新の学習を怠ってはいけないと思っている。日々努力。
きのうの練習中、子ども達が何やら相談をして、ある子が「先生!」と私のところに来た。「体育館のトイレが、めちゃ汚いので掃除をしたいんです。」と言ってきた。全く予期しなかった出来事だったが、時間を決めて掃除をさせた。子ども達は、二手に分かれてそれぞれ分担をして、時間は少しオーバーしたが、掃除を終わらせた。感想を聞くと、楽しかった、たいへんだったなどと言っていた。子ども達には、掃除をすることは心をきれいにすること、美しい心になることなどを話した。そして、定期的に掃除をしていこうと確認をした。
うちのチームは、試合に出ても、決して多く勝ち上がるチームではない。私が練習に行く前に担任の先生が大丈夫ですか?と聞くほど、いろいろと問題を抱えている子もいる。しかし、自主的に掃除をしたいと言って来る子ども達に育ってきていることは素直に認めてあげたいし、この子達をもっと育てていきたいと思った。そして、私自身も子ども達に育ててもらっていると感じる。今度の大会、何とか勝たせてあげたいな。日々努力。
少年団大会が無事終わった。きょうは、男子、女子の準決勝、決勝の3試合ずつだったので、比較的早く終わった。それでも、気を抜くことなく、先々を見通しながらの何とか終えた。また、次の大会の準備も同時も行った。何ごとも先々を見越して準備をしておかないと突然のアクシデントに備えることはできないものだと思う。
さて、試合は常勝のチームが敗れるという波乱があった。優勝したチームはさぞうれしかっただろう。負けたチームは、悔やんでも悔やみきれなかっただろう。
大会を終えて、塾頭の言葉を思い出した。
「指導者の人間学」に載っている、「実力と力量」という言葉である。
『実力とは、一番できの悪い時の力のこと。
力量とは、一番調子のいいときの力のこと。単なる力量を実力と勘違いしないことだ。』
続けて
『強烈なスパイクを打つのが彼の実力ではなく、その場合は「練習では強烈なスパイクを打てる力量がある」が、「試合になったら打てなくなるのが彼の現段階の実力」というのが正解。だから練習では実力を上げるための練習をやることである。』
うちのチームで考えてみると、実力がないことを痛感する。だから、いかに練習で実力を上げるためにできるだけ局面を想定した練習、土壇場の練習をしていくことが必要なのだと思う。明日からもにっこり笑顔でがんばるぞ。日々努力。
きょうは少年団大会が行われた。うちのチームは参加していないが、私は役員のため試合の運営に携わった。大会が少しでもスムーズに運営できるようの準備をしてきたつもりだが、ところどころ抜けてしまうことがあった。まだまだ未熟なところがあることを思い知らされる。たぶん思いついたままに準備をしているところがあるのだと思う。準備をするときに必要な事柄を一つ一つチェックするようにしておくことが必要なのだと思う。
未熟だから自分の至らなさを知る。その至らなさをどうしたらいいのか考える。そして、実際にやってみて、達成できることもあれば、できないこともある。いい年だから、更に自分自身が成長したいと思っている。いつまでたっても一人前になれないけれども、目を配り、気を配り、心を配ることを心がけたいと思う。日々努力。
きょう初めて新しく入った子を含めて全員がそろっての練習だった。全員で12人である。12人だと2人組、3人組、4人組、6人組など、いろいろなバリエーションの練習が可能となる。だから、今まで以上に子ども達を大切にした指導を心がけたい。
明日は、少年団大会であるが、うちのチームは参加をしていない。いつもだときょうは明日の試合に向けて、子ども達もテンションが高く、私もいろいろな展開を想定した練習をすることになる。すると、どうしても実戦形式になってしまう。仕方がないことだが、何か大切なことを後回しにしているような気がしてならない。目先の1勝に気持ちが向いてしまうために、足下がぐらついてしまっているような感じがする。しかし、うちのチームは明日は出ないので、いつもと変わらず、新しく入った子も笑顔になれるような練習をたくさん行った。じっくり子どもと向き合えたように思う。子ども達からたくさんのエネルギーをもらいながら、子どもの心に目を配り、気を配りながら、練習を心がけたつもりである。日々努力。
今、私の思っていることは、「人の心」である。
昨日のバレー通信にも「366ノート」に書かれている「茶わん哲学」を抜粋させてもらった。「何ごとも心をこめてやらないと、知らず知らずのうちに人を傷つけたり、ものをこわしてしまったりするという意味である。」
塾頭は、『人の心は隅っこにあります。けして真ん中にありません。
この考えがあれば、人の心を粗末にすることはまずないでしょう。重箱の隅をつつく考えとは次元が違います。
人の心に届くためには四隅に心を配れ!四隅に大事なものが隠されているぞ!!
この気配り、心配りをすることにより、きっと選手と監督の関係だけでなく恋人や夫婦の関係、家族の関係もうまくいくのではないかと思うのです。
人の心を大事にするとは、そういう気配り、目配りの積み重ねだと考えてもいいでしょう。』とおっしゃっている。
私は、四隅に心を配れているだろうか。いつも思い込みで判断し、動いていないだろうか。いろいろな人の四隅に気配り、心配りができていなかったのではないだろうか。自分自身が心をどう配るかができていなければ、子ども達に心のことを言うことはできないことに気づかされる。
今からできることをこつこつと積み上げて、少しでも人の心を大事にできるようになりたい。日々努力。
きょう新しく5年生の子が正式に入団してくれた。夏休み前から、体験に来て、入団申し込み書を持っていったまま、きょうまで姿を見せなかった。入らないのかなと思ったら、きょうはお母さんと一緒に見えていた。お母さんは、いろいろな面で不安もあったようだが、本人のやりたいという気持ちにほだされた格好でやむなく入団を許可したようである。
今まで、いろいろなことがあったチームだったが、一つ一つていねいにかかわり、子ども達と向き合ってきた。そして、子ども達が笑顔になるような練習や指導を心がけてきたつもりである。まだまだであるが、一人でも多くの子がバレーボールというスポーツに興味をもって入ってくれたことは、いち指導者としてこの上ない喜びである。素直にうれしい。そして、そういう子がやめたい、続けられないという気持ちにならないよう、今まで以上にどういった指導がいいのかを探求していきたい。まずは、入団してくれた子とその家庭に感謝であり、周りの子ども達にも感謝である。日々努力。