笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

どう動く

2011-06-30 23:43:28 | Weblog

 子供たちをどう動かすか。言われて動いているうちは、言われないと動けない。自分で動こうという気持ちがある子は、言われなくても動いている。どう動けばいいのかわからない子もいる。そういうときは動き方をまずは教えなければならないが、それでも同じミスを繰り返すことが多い。そういう子は、どこかで人に頼っているのかもしれない。そして、どこかで甘さが出てしまう。
 自分たちのミスは自分たちで立て直させるような指導が必要だと思っている。そのためには、一人一人の自立も必要なのだと思う。自分のことは自分でするという当たり前のことがなかなかできない子供たちである。つい親がやってしまうことも多いだろう。何かの折に保護者とも話をしなければならないだろう。
 さて、明日も子供たちと向き合い、子供たちの状態に即して、いろいろな練習をして、思わず動いてしまうような練習がしたい。日々努力。

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いろいろなアプローチ

2011-06-28 23:24:20 | Weblog

 昨日の練習では、全体で一人レシーブ、2人レシーブを中心に、実践形式までの練習を行った。正面に向けての球出し、とれそうでとれない球出しなど、子供に合わせて球出しを繰り返した。ときには、コート外への球出しもあり、子供たちは懸命にボールを追う。子供の中には、そういう練習がきびしいけれども、やりがいのある、充実した練習と思っているようである。子供たちの意欲を喚起する練習としては決していいとは思わない面もあるが、思い切り体を使うこともときにはいいのかもしれない。そして、また原理原則に戻って、正しい動きとはどういうことかをふり返ることを繰り返していくことも必要なのかもしれない。日々努力。

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子供たちの表現

2011-06-27 23:27:41 | Weblog

 「雲のような感じで」「ふわふわした感じ」
 子供たちと練習をしているときに、ある子がうまくできない子に表現した言葉である。アンダーレシーブの練習で、ビデオを見せながら、子供たちにはバレーの研究をするよと言いながら、尺屈、構え、飴玉落としなどを確認した。子供たちは、「わかった、わかった、こうでしょ、ちがう、ちがう」など、わいわい言いながら練習をした。ある子は、体育の勉強でバレーボールをやっているみたいと表現していた。とても微笑ましいし、素直な子達だなと改めて感じた。
 その後、私が球出しをして、全体の動作を行ったときに、上記の言葉が出たのである。私は、子供たちに「ボールは上げるものではないよ」「正しい動きをすれば、ボールは勝手に上がるよ」と話した。できている子はその感覚を上記のような表現をしていた。ところが、うまくできない子は無理に上げようとしていた。そこで、1つ前の段階の面を作ることから始めてみた。そんなことをしていたので、あっという間に終わりの時間になり、この続きは次の練習に持ち越しとなった。本当に時間の過ぎるのが早いし、それくらい私も子供も夢中になり、楽しい時間を過ごさせてもらった。日々努力。

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楽しい

2011-06-25 23:11:52 | Weblog

 ここのところの練習が楽しい。何が楽しいかと言うと、その日のうちにどんどん子供たちができるようになるからである。指導者として、子供たちができたと実感できる指導ができたときはこの上ない喜びである。
 今、5年生の子3人と私とで練習を後半からしている。5年生は、ここのところコートでも暗い顔で自信なさそうにしていたのが気になったので、一度個別練習を通して、一人一人の技術を上げることが必要だ思った。というのもレシーブでは、ボールを高い位置でとらえ、はじくことも多く、レシーブの基礎ができていないからである。
 そこで、私と3人でオーバーちょんちょんから、アンダー・アンダーなどの基本練習を繰り返し行っていた。ところが、膝の使い方などができていないことに気づいていたので、一人アンダーで、低いアンダーと高いアンダーを繰り返させ、そのときに低い位置でボールをとらえるときに思い切り膝を曲げてとらえることを意識させた。
 また、横のボールを少し強打のボールをレシーブするときに、手だけが伸びていき、ほとんどはじいていることが多かった。そこで、少し体を入れるようにしてレシーブしてごらんと言うと、きれいなバナナレシーブになっていた。
 子供たちには、正しい体の使い方を覚えることをことある毎に話した。子供たちは、下手なわけではない。体の使い方を知らないだけなのだと思う。だから、正しく体を使うと10分前と10分後では全く違う。確実にできるようになっている。そのときに子供たちとわいわい話し合って、考えさせながら、指導している。すると、「わかった、わかった」と言って、楽しそうに練習をしている。こんなふうに、子供たちと向き合いながら、こつこつと練習を進めていくとあっという間に練習時間が終わってしまう。私も子供たちも充実した時間を過ごせたと思う。
 私としては、今のチームは、全体指導よりも、こういう個人のスキルを上げるために、できるだけ一人一人に即した練習が大切だと思っている。日々努力。

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どうがんばるか

2011-06-21 23:27:59 | Weblog

 昨日は4年生の子供たちと練習をした。この子達が6年生になった頃のことを想定して、今やらなければならないこと、身につけてほしいこと、考えてほしいことをいろいろなドリルを行ったり、休憩のときにいろいろな話をした。ほとんど個別指導的な面も多く、より子供たちと楽しく、笑いもあり、話し合いもあり、めりはりをつけて指導をしたつもりである。
 ある子は、私が話をしていたり、練習をしているときに横を向いていたり、上級生の方を向いていることが多い。こういう子をどう集中させるかが指導者の力量だと思っている。横を向かない、集中しなさいと言っても言われたときはできてもすぐにできなくなる。だからこそ、どう集中させるか、いろいろなアプローチが必要になってくる。それも怒らず、叩かずに。
 子供たちには、やり遂げることの大切さを教えられるようになりたい。結果ではなく、自分がどうがんばるか、自分自身の目標に向かってどう取り組むかを考えられるような子供を育てたいと思う。日々努力。

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美しいということ

2011-06-20 23:18:52 | Weblog

 きのうの大会で子供たちのプレーを見ていて感じたことは、きれいなレシーブを上げている子は、動きもスムーズでレシーブ後のステップも自然だということ。アタックを打っている子は、ほとんどの子が無理な体勢で打っていたり、肩に負担がかかるだろうという打ち方、クロスにはとうてい打てないだろうという打ち方、片足着地の打ち方などが多かった。それでも決まることが多いためか、そういう打ち方で済ませているかもしれない。いずれにしても理にかなった体の使い方をしている子はいないこと。そしてそういう指導を受けていないのではないかと思われる。
 うちの子達が、目標に書くことが多いのが、「レシーブをきれいに上げる」ということ。私はきれいに上げなさいとは一言も言っていない。しかし、子供たちがそういう受け止め方をしているということは、あまり深く考えていないか、私の指導が浸透していないということになるだろう。結果を求めているのではない。ボールの上がり方を求めているのではない。体の使い方をマスターしているかどうかを意識させたいと思っている。そこに至るまではまだまだ基礎工事が必要だということなのだと思う。
 また、バレーボールをする以前の課題も山積している。それを1つ1つ整理していくこと。できることを増やしていくこと。
 「時を守り、場を清め、礼を正す」森信三先生の言葉をもう一度かみしめて指導にあたりたい。日々努力。

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ミカサカップ終わる

2011-06-19 23:29:38 | Weblog

 ミカサカップが終わった。優勝は、前回2位だったチームが1位のチームを破り、リベンジを果たした格好となった。我がチームは、むなしく1回戦敗退。2セットとも10点をとるのがやっとという感じで、半分は相手のミスでもらった点数である。
 今大会も競技委員長として、大会運営に携わった。朝から、準備や代表者会議、本部運営の説明など、ほとんどチームにかかわることができなかった。そういう点では、私のチームの中での大きな役目は練習段階でいかに指導するかということが問われるなと感じた。
 今大会は、急なアクシデントもあり、とても判断と決断が大事だということを勉強した。アクシデントでは、迅速な判断による対応が大切であること、またいつそれを決断するかということなどである。時間が過ぎれば過ぎるほど、事態が悪化し、取り返しのつかないことになる。普通に終わって当たり前、何かあると思って今後も細心の注意を払って、構えていなければならないと思った。まだまだ修行中。日々努力。

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人づくり

2011-06-17 23:59:54 | Weblog

 きょう子供たちに4つの幸せの話をした。一つ目は愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は役に立つこと、4つめは必要とされること。特に、きょうは4つ目の必要とされることを強調して話をした。誰一人として、必要としない人はこの中にはいないんだよ、みんながみんなを必要としているし、必要とされる人になってください。コートの中に入っても、コートの外でも必要とされる人になってほしいなと話した。どれくらいわかってくれたのかなと思ったら、練習の最後に書くノートに次の練習では、チームの役に立つことと書いていた子がいた。今までそんなことを書いたことのない子である。少しずつ、わかってきているのかもしれないと少しうれしかった。
 明日は、ミカサカップという大会がある。練習の最後に保護者の人達に「明日、応援よろしくお願いします」とあいさつをさせた。感謝する気持ち、感謝される気持ちを共有できるように。そして、勝っても負けても試合後は保護者に「応援ありがとうございました」と胸を張って言えるような子供になってほしいと思う。試合の結果よりも試合を通しての人づくりが大切だなと痛切に感じているので、明日の大会を通していろいろなアプローチをしていきたい。日々努力。

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言葉

2011-06-15 23:36:31 | Weblog

 慣れはこわい。自分をふり返ることを怠ってしまう。そして、自分を見失うことも多い。また、自分の思いこみ、勝手な判断で決めつけた言動をしてしまう。そして、相手を傷つけてしまう。一度傷ついた心は一生治らないかもしれない。慣れから来る言葉、マイナスの言葉は本当に慎まなければならない。相手の側にたった言葉をどれだけかけられるか。ある人がこんな言葉を言っていたことを思い出す。 
『言ってしまった言葉は返らない
なれあいの中で笑いながらの一言が
思いがけない するどさで人を
きずつけてしまことがあるということ
おそろしいのは
そのことに全く気づかずにすぎてしまうこと』

 きょうの練習で、一人一人に自分の思いを込めて言葉をかけた。一人一人を大切に思っているという気持ちを込めて言葉をかけた。かけがえのない子供たち、そして保護者の方たち。そういう人達がいて自分がいるということ。日々努力。

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自分が変わる

2011-06-13 22:19:26 | Weblog

 きょうは練習が終わった頃にしか、練習に行くことができなかった。それでも、みんなの顔が見たかった。保護者の方とも話す機会があれば話したかった。すると、当番のお母さんから話をされてきた。チームの雰囲気やあいさつ、準備のことなど、お母さんの目から見ての子供たちの様子をうかがうことができた。2週間前に子供たちといろいろと話をしたが、早急に手立てを講じなければならないと感じた。
 もう一人の指導者の方とも練習が終わってから、どういう方向で子供たちを指導していくか確認をした。いろいろな子供たちがいる。言っていること、やっていることを直接的に指導をしても一瞬は改まるかもしれない。ただ、長続きはしないだろう。もちろん、あいさつや礼儀、態度については、しつけの部分なので、厳しく、根気よく、身につくまでしどうしなければならない。
 きょうの保護者の方からの話は、私たち指導者に突きつけられている大きな課題でもあると思う。指導者の未熟さが子供たちに反映されているのだと思う。だから、もう一度自分を見つめ、子供たちを変えるのではなく、自分が変わらなければならない。日々努力。

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