笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

子どもが体育館に来てくれること

2012-06-28 23:22:08 | Weblog

  子ども達が、体育館に来てくれるということがうれしく思うきょうこの頃である。一時期、故障者や気持ちが揺れ動いて、練習がままならないときがあった。この先どうなるのだろう、いつまで続くのだろうと不安だった。そのたびに子ども達と向き合ってきた。あまりいい話はできていないが、子どもの話に耳を傾け、子どもに寄り添ったかかわりをしてきた。徐々に子ども達が意欲をもって体育館に集まり、コートでのチーム練習をすることができるようになったのが、先週の後半からである。子どもがバレーに意欲をもってくれることの大切さ、笑顔で体育館に来てくれることがどれだけ尊いかを感じさせられた。子どもを大切にしたかかわりは、きっとこれから何らかの形で生きてくると思う。そう信じて、これからもいろいろなことがあってもていねいにかかわっていきたいと思う。日々努力。

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克己心

2012-06-27 23:42:18 | Weblog

 きょうは、久しぶりに30度を超える暑い日だった。水分補給をこまめにし、気持ちを切らさないように配慮した。
 こういうときに、克己心が大切だということ、弱い心に強い心が勝つこと、あついな、めんどうだな、手を抜こうかななどという気持ちに勝つ心が大切だという話をした。大会当日もそういう気持ちとの戦いであるし、相手に勝つことよりも自分にまず勝つことが大切であることを話した。
 練習のほとんどを4対4にさいた。どれだけ、ゲームに近い形で自然な動きができるかを見ていた。笑顔がどうなのかを見ていた。声をかけているかを見ていた。まだまだである。しかし、前ほどバラバラではなかった。
 後半は、攻撃の確認に時間をさいた。コンビの練習である。つまづくたびに話し合って確認をさせた。ときどき、スムーズな動きになっているときもあった。こういうことの繰り返しが、徐々に自然な形になっていくと思われる。
 子ども達の意識は大会に向いているので、一人一人のモチベーションもいつもよりは高い感じがしたが、ぎすぎすした感じではなく、それぞれが自分のできることをやろうとしている姿勢がうかがえた。一つ一つ段階を踏んでほしいと思う。日々努力。

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小さい花でいい

2012-06-26 21:43:32 | Weblog

 坂村真民さんの詩がある。
「小さい花でいいのだ
  人にほめられるような大きな美しい花ではなく
  だれからも足をとめて見られなくてもいい
  本当の自分自身の花を咲かせたらいいのだ
  それを神さま仏さまに見てもらえればいいのだ」

 子ども自身が、結果や周りとの比較や期待などに惑わされることなく、自分の人生を自分自身で生き、輝けるように私はお手伝いをする、応援をすることなんだなと思う。そして、何よりも目標に向かってがんばっている過程をしっかり見つめていきたいし、認めていきたいと思う。日々努力。

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同じ方向へ導く

2012-06-25 23:15:12 | Weblog

 子ども達に、今度の土、日に行われる大会に向けて、チームとして大切なことを考えてもらった。子ども達は、「失敗しても笑顔で声かけ」「声、協力、助け合い、笑顔」「笑顔を忘れない」「自分のことではなく、チームのことを考える」「みんなで行動する」「もっと仲良くして助け合う」「一人一人自覚のある行動」「みんなが一つになる」「相手のことを思いやる」などを考えた。一人一人の考えていることはそれぞれ違ってるが、今までのことを踏まえて、チームとして何とかまとまりたいという思いは一緒のようである。
 その思いをどれだけ同じ方向へ導いてあげられるかがしどうしゃの役割なのだと思う。ある子は「勝つことだけじゃなく、練習でやったことを発揮する」と考えたようである。子ども達が、勝つことよりも仲間を好きになってほしい、運動することが好きになってほしい、体育館に行くのが楽しみになってほしい。
 そして、チームがまとまるためには、一人一人が自分のことが自分でできることが大切であると思う。玄関の靴がそろっていないことを指摘し、そういうところからまずやることを確認させた。プレーをする以前に人として育つことが大切であると思う。そういうことを的確に指導できる指導者、心の教育ができる指導者になりたい。日々努力。

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感謝、感謝

2012-06-24 23:41:40 | Weblog

 先日の練習では、子ども達が笑顔になれる練習を心がけた。練習は、あるチームとの合同練習の形態である。来週のミカサカップを見据えた強化練習を兼ねたものにしたかった。細かい練習のメニューを考えずに、子ども達の様子を見ながら、どういうメニューが適しているのか、私の頭の中はフル回転だった。ちょうど、頭の引き出しの中からどれがいいのか選択を常に迫られている感じだった。
 相手のチームは初心者の子も多かったので、ウォーミングアップを入念に行った。それ以降は、モーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングをある程度行った。もちろん一人で行うときは黙々と、2人で行うときは相手のことを考えて、3人で行うときは協力して行うことを確認しながら行った。
 そして、以前塾頭のブログ第1858話のスパイクの力の入れるところを動画を見せながら、子ども達にやってもらった。子ども達を見ていると、とても動きがスムーズになっている子もいた。改めてスパイクの指導のポイントが的確であることを感じた。とべ!打て!ではない、理論的な裏付けのある、根拠のある指導のポイントだから、説明するのも実践するのも脳の中にすっと入っていくのではないかと思う。
 後半は、6対6の実践練習を行った。キャッチから始めることでボールを落とさないこととコート内での約束ごとの確認に時間を割いた。そして、キャッチからレシーブと段階を上げていくことでどんどん動きがスムーズになっていった。もっと細かいところをやった方がいいのかもしれないが、締めくくりは、試合形式を行った。うちのチームで4月から入った子の試合での経験を少しでも積ませたかったというねらいもあったし、子ども達がどこまで動くことが可能なのか、気持ちをどこまで動かせるのかも確認したかった。
 子ども達はとてもいい顔でプレーをしていたし、私自身は久しぶりに充実した練習をすることができた。とにかく、子ども達に、保護者に、相手チームの子どもや後援会の方に感謝である。日々努力。

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克己心

2012-06-19 23:24:49 | Weblog

  子ども達に「こっきしん」とひらがなで書いたものを見せた。子ども達にどういうことか聞いてみた。みんなわからなかった。「克己心」と書くこと。そして、意味は「自分の心の中の良い心が悪い心に勝つこと」と説明した。そして、自分の心の中の「良い心」「悪い心」とはどういうものか、一人一人に考えてもらった。良い心は、協力する心、相手を思いやる心、お母さんのお手伝いをする心、感謝する心などなど一人一人が考えた心がたくさん出された。悪い心は、我が儘な心、素直なじゃない心、悪口を言う心など良い心よりもたくさん出されていた。そんなやりとりをしているとあっという間に時間が過ぎてしまう。しかし、今の子ども達には必要なこと、心の教育が必要だと思い、あえて時間を使って考えてもらった。 
 目の前の子ども達には弱い自分、サボりたい自分が良い心に負けないようになってほしいと思って話をし、子ども達も「克己心」のことを頭の片隅にでも少しでもインプットしてもらえたらと思う。日々努力。

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勝ち負けよりも

2012-06-17 23:33:38 | Weblog

  この間の練習では、どんなことをポイントに練習をするのかということを子ども達に聞いたところ、声を出す、笑顔という言葉が返ってきた。今のチームの状態は、かなりよくない。人間関係で悩んでいたり、故障をしている子どもが多く、思う存分プレーできない。また、4月から入った子もコート内で同じような練習をしている。今度の大会では、勝ち負けよりも4月から入った子が笑顔になれるよう、みんな初心に戻って、どんなときでも笑顔でいることが大切だということを話した。すると、今までつながらなかったボールがつながるようになり、動きや声もよくなっていった。雰囲気を自分達でつくろうとしていることがうかがえた。子ども達も楽しかったという実感をもったようである。
 今、子ども達の心を気持ちを動かすにはどうしたらいいのかということを考えながら、いろいろな話をしている。ときには、多くの時間を使って、実際にノートに書いてもらうこともある。地道にこつこつと子ども達と関係を築きながら、目の前の子ども達にとって何が必要なのかを考えて練習に取り組みたいと思っている。日々努力。

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スグその場で片づける

2012-06-14 23:48:02 | Weblog

    森信三先生が次のようなことをおっしゃっている。
「できるだけ『心の負債』をつくらぬように-。『スグその場で片づける』こと。」

 もやもやしたもの、すっきりしないものなど、毎日を過ごしているといろいろなことが起きる。何事もなく、万事がスムーズにいくことはまれである。何かかにかのことがいろいろと起こる。そういうときに、すぐにその場で解決するよう、後回しにしないことが大切であると感じる。そのとき、そのときをいかに誠実に対応するか、相手に対していかに心を込めてかかわっていくかが大切であると考える。そして、いくらそういう心がけをしていても起こるときは起こる。そのときにどう考え、どう行動するかが問われる。まずは、向き合うこと。そして、その場で片づけられることは片づけることなのだと思う。日々努力。 

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続けることは習慣になる

2012-06-07 23:32:34 | Weblog

  今年の連休明けより、自分に課していることがある。それは、やらなければならないことを先にやるということである。今までは、家に帰ってからやらなければならない仕事があっても、疲れていたり、気分が乗らなかったり、なかなかやる気が起きずにずるずると過ごしていることが多かった。それでは、自分が高まらない、自分を磨くことはできないと反省し、やらないけれればならないことをできるだけ早めに取り組むようにした。そして、それが終わった後にやりたいことをするようにしている。約一ヶ月が経った。すると、それが習慣になり、自然とやらなければならないことに向き合えるようになってきた。そして、やり終えた後に気持ちがすがすがしく、一日がようやく終わったという達成感や1週間をしっかり終えたという充実感がある。そして、休日をいろいろなことに時間を費やせるような余裕が生まれてきている。
 当たり前のことであるが、どうしても面倒なことや後回しにしがちだったが、何事もやり続けることが大切だし、自分を律することが大切であることを身をもって実感することができた。日々、自分を変えるよう、努力を続けていきたい。

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向き合う

2012-06-04 23:33:08 | Weblog

  子ども達を変えようとすることはとても難しいことである。子どもが変わることを期待するよりも自分が子ども達へのかかわり方、感じ方、考え方を変えることが必要だと思う。それが、結局は「AをさせたければBをさせる」「本音を言わないでやる気にさせる」ことなのかもしれない。そして、私が子ども達にしっかり向き合うことが何より大切なのだと思う。
 きょう、子ども達には交換ノートを渡した。みんな一斉に読み出した。私が何を書いてきたのか、自分の質問や書いたことにしっかりと受け止めてくれたかどうかを確かめているかのようだった。私もできるかぎりのことを書いたつもりである。しっかり向き合えば、ちゃんと向いてくれる。子ども達の可能性を信じることが大切だ思っている。日々努力。

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