笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

へとへと

2010-10-31 22:40:22 | Weblog
 きょうは、年甲斐もなく社会人の大会に参加した。会場に行くと、6人ちょうどなので、試合に出なくてはいけなくなった。準備も何もしない状態での久しぶりの試合は、ボールが重く感じ、最初のうちは全く手につかなかった。それでも、試合が始まり、何とかけがをせずに終わることができた。久しぶりに会った仲間とのバレーボールは、とても楽しかった。来年もと言われて、?。
 試合を通じて、思ったことは子供も同じような感覚なんだなということ。ボールを触っていない時は、それなりに正対などを意識しながら動けているが、あまりボールを触る機会がないのにボールを触る時は、昔のままの動きでカメレシーブをしようとかいろいろと考えていたことはできなかった。つまり、考えているうちはできないのかもしれない。ボールに触る時は、自分の自然な動きが出てしまう。だから、正しかろうが、悪かろうが染みついているものが出てしまう。だから、小さい子供のうちから正しい動きを自然に身につくよう、染みつくようにしていかなければならないと感じた。そして、ミスをしてしまったことをいくら指摘されても、それを直そうとすればするほどできなくなるものである。そういうときに一番いいのは気持ちの切り替えではないだろうかと思う。仲間とタッチをして、とにかくチームの仲間を信じてプレーをすることだと思う。そして、終わった時にこの仲間とプレーができたことを喜びに感じることができたら、たとえ試合に負けたとしても充実感や満足感が次への意欲につながるだろうと思う。
 老体にむち打って、何とか最後までコートに立っていることができた。そんな自分を支えてくれた仲間とそしてこうやって大会に気持ちよく送り出してくれた家族に感謝である。当たり前のことのように思えることでも実はいろいろな条件が重ならないと実現することが難しい。周りの数々のサポートがあっての今の自分であることを改めて認識することができた。
 それにしても疲れた。へとへとに疲れた。明日から、11月。新たな試みが始まる。日々努力。
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この年になって

2010-10-30 22:43:16 | Weblog
 先日、社会人チームのメンバーから電話がかかってきた。明日、大会があるから出ないかということだった。かって所属していて若かりし頃は毎年出ていた大会である。練習にも参加していたが、もう何年も練習にも行っていない。自分の中では、競技者として終えている。そんなところにかかってきた電話にはかってのメンバーも集合するという。
 日頃、子供たちに言っていることをどれだけこの年になっても実践できるかという挑戦の意味を含めて、けがをしないで終わりたいと思う。ただ、全く準備をしていないのでかなり不安でもある。とにかく、自分にできることをやるだけである。日々努力。
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自分で取り組む

2010-10-29 23:39:16 | Weblog
 久しぶりの練習。子供たちは、ぞうきんがけの後、黙々とウォーミングアップに励んでいる。この姿をみるだけでもずいぶん変わってきたことを感じる。バレーに対する意欲を感じる。子供たちにはできるだけやらされているという感覚ではなく、自分自身が練習に取り組むという姿勢をもってほしいと思っている。
 久しぶりということもあり、いつもの練習パターンではない練習から入ってみた。2つのチームに分かれての大根抜きや連結ケンケン、そしてリレーを行った。リレーは子供たちからもう一回という声があがり、大いに盛り上がった。一気にテンションが上がったようである。その後は、DVDを見ながら、わくわく体操を行い、自分の体との対話を行わせた。自分の体を知る、自分の体の動きを知る意味でも重要である。
 モーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングを行った後は、ペアでの倒れ込みパスや釘抜きレシーブなどを行った。
 子供たちは久しぶりの練習だったにもかかわらず、意欲的に練習を行っていた。一人でやる練習は黙々と2人でやる時は相手のことを考えて球を出したりするんだよと話した。6年生と3年生がペアでやっているが、学年差に関係なくお互い真剣に取り組んでいる。体の大きさは違うけれども、動きに遜色はなく、むしろ3年生の方がしなやかでさえ見える時もあった。このペアをモデルにどんどんいい動きをしてほしいと思う。日々努力。
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素直になること

2010-10-28 23:38:44 | Weblog
 先日の交歓大会が終わって、Bクラスの子供たちを集めて話をした。それは、素直になること。きょうの試合のことで帰ったらお母さんたちにいろいろと言われることもあると思う。そのときに「わかってる」とか「やっている」とかむすっとすることはやめよう、「ハイ」と素直に返事をすること。言いたいことはあっても、素直に「ハイ」と受け止められるようになると、バレーの神様はみんなに味方をしてくれることを話した。そして、何度も何度も言っているが、しつけの三原則のことを話した。わかっていてもできない、できていないことが多い。これはやり続けないと意味がない。そして、私から言い続けていくことも必要なんだと感じる。
 明日が、うちの学校の学習発表会である。そのため、今週の月曜日と水曜日は練習がなかった。月曜日に何人かの子が私のところに来て、練習をしないのか、練習をしたいと言ってきた。それくらい、練習がやりたいんだと私自身少しうれしかった。子供たちは、確実にバレーが好きになってきていることを感じる。Aクラスの子も最後の試合でいい動きをしていた。自然にボールに反応している場面を何度も見ることができた。やっていることがすぐには結果として表れないけれども、やり続けることでその子のスタンダードになっていき、身体の中で熟成されるとしみ出てくるような感じがする。
 明日から、気持ちを新たに子供たちと練習に取り組みたい。日々努力。
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成長の芽

2010-10-27 22:52:37 | Weblog
 先日、少年団の交歓大会が行われた。うちのチームは、AクラスとBクラスに分かれて参加した。私は、Bクラスを練習のときからチームの指導に携わってきた。チームの構成は、5年生1人、4年生2人、3年生3人、2年生1人である。当然ながら、試合経験の少ない子たちばかりである。だから、どういう試合であっても試合がすることが楽しい子たちである。常に前向きであり、どん欲である。こういう子たちを今の気持ちのまま6年生まで指導できるようにしたいなと思う。
 試合間は、子供たちとよく話し合った。また、子どもたち同士でも話し合わせた。子供たちは、カメレシーブを意識しようとしている。しかし、試合ともなるとそれを忘れてしまう。そして、反省ではカメレシーブを忘れないということが出てくる。その繰り返しである。言われた時、意識している時はできるが、場面が変わるとキリンさんになってしまう。まだまだ指導が未熟なのである。だから、どうするかを練習で考える。
 試合中にある子供が、コートに立っている時に何気なく、レディステップから前後左右にステップをしている光景に出くわした。私から特別のことを教えたわけではないのに自分で準備をしているのに驚いた。その子はまだ3年生である。チームの中心でもある。成長の芽がぐんぐん伸びてきていることを感じた。日々努力。
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2010-10-22 23:14:48 | Weblog
 一人で黙々とする。それは自分に勝つためだよと子供たちに話した。
 ここのところ子供たちだけでウォーミングアップをしているときに、それを黙々とやっている子もいれば、となりと話ながらやっている子もいることを子供たちから聞いた。
 最近の練習で子供たちに何かを話さなければならないと考えていたところだった。どうも子供たちの練習に対する取り組み方が気になっていたからだ。一生懸命さやひたむきさなど、バレーボールが好きで好きでしかたがないといった動きや雰囲気にかけているなと感じていた。そういう練習を私がさせていないということがある。しかし、私がいてもいなくてもやるべきことをやるという子供にまだ育っていないというのが現状なのだと思う。
 そういう現状から、私は子供たちを叱責しても同じことを繰り返すだけだと思ったので、子供たちの心に届くように心がけながらいろいろな話をした。どれだけ届いたかはわからない。
 きょうのことで、一つわかったことがある。それは、ただ練習をしていてもだめだなということである。バレーを通じて何を学ぶか、生きていく上で大切なことは何か、チームとは、仲間とは何か、今しなければならないことは何か、自分は何のためにバレーをしているのか、などなどのことを子供たちと考えることをしていかなければならないと感じる。
 そういう点では、ここのところ私自身がそういうことを怠っていた。だから、子供がサインを出してくれたのではないかと感じている。
 子供の姿は自分への鏡だと思う。そう思って、日々努力。
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久しぶりの練習

2010-10-19 00:03:22 | Weblog
 久しぶりに練習につくことができた。子供たちは、ウォーミングアップからモーションバランストレーニングなどを自分たちで黙々と取り組んでいる。一人一人が一生懸命取り組んでいるようだった。ただ、マンネリになるとどこか手を抜いてしまう部分があるので、注意していきたい。
 さあーこいレシーブでは、カメレシーブからツーステップ、エッジングなどを意識させた。3年生の子たちの成長が著しい。私は2年生の子と1対1で行った。すると、素直に動いていた。まだぎこちなさはあるが、時々こうして一緒にやることで子供と直に向き合いながら、細かいところを見ていく必要があると思った。
 チーム毎に分かれて、3対3のランニングレシーブの取り組ませた。肩甲骨を意識させたかったが、なかなか腕を伸ばすようにはいかないようだった。
 久しぶりに子供たちの動きを見たが、細かいところが身についていないことを感じた。当然と言えば当然だが、もっと段階を考え、行きつ戻りつの柔軟な練習を行う必要があると感じた。
 子供たちは学習発表会の練習などでがんばっている。そういう取り組みもバレーの取り組みも一緒だよということを伝えている。自分を高め、磨くことはいつでも、どこでもできる。大切なのは、高めようと意識することだと思っている。日々努力。
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日々勉強

2010-10-17 23:47:04 | Weblog
 草野健次著「指導者の人間学」より
 『自分の理想を尺度に子供に文句を言うのはやめよう。傍から見て見苦しい。大人のわがままを子供に押しつけているみたいに見えるからである。目に見える部分だけでなく、目に見えない未来の部分を見られる指導者なれ。未来の可能性を見て指導せよ。そのためには一に勉強二にも勉強、勉強、勉強しかないだろう。それを怠っていい指導者なろうなんて考えないほうがいい。指導者が勉強しなくなったら指導者を辞めるときである。』
 
 昨日まで石狩の方へ研究大会に参加してきた。一に勉強二にも勉強。子供の未来を考えられる人間になれるよう日々勉強である。
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子供たちの意欲

2010-10-14 23:32:30 | Weblog
 子供たちは、機会をもらうと意欲的だなと感じる。それは、昨日の休み時間に3年生の子たちが私のところに来て、自分たちでいろいろとポジションを決めたけど見てほしいと言って、いろいろ考えたことをノートにびっしり書いて持ってきた。そして、自分たちの目標やがんばること、細かい注意点なども書いていた。今までは、6年生中心で下の学年の子たちはどちらかというと試合に出る機会は全くなかったが、先日のBクラス大会や今度の交歓大会など下の学年子たちの出る機会が増えるととてもモチベーションというのか、バレーボールに対して今まで以上に前向きになっていることを感じる。
 子供たちは、本当にバレーが楽しいと思えるようになってきているのだと思う。私としては、今のこの気持ちを大切にしたいと思う。そして、もっと子供たちに勝つことだけでなく、もっとバレーが好きになってほしいのと同時にもっと大切にしなければならないことがあることを伝えていきたい。日々努力。
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3つの納得

2010-10-13 22:07:34 | Weblog
 少年団の交歓大会に向けて、キャプテンの子と今後のことについて話し合った。
 私は、3つの納得を大事にしている。自分の納得(選手の納得)、周囲の納得、世間の納得のことである。
 私自身の納得と子供の納得がマッチしていないと指導の効果は得られないと考える。だから、何か思っていることや疑問に感じていることは、すぐに話をしてお互い納得するようにしている。私の説明があいまいだったり、一方的なためにうまく子供に伝わっていない時もあるし、子供たちの気持ちを考えないで指導している時もあると思う。子供の思いを受け止めながら、今の子供にとって一番いい方法を考えることも指導者の役割だと思う。
 練習の後半は、AチームとBチームに分かれて、交歓大会に向けてのポジションを子供たちに考えさせた。両チームのキャプテンは一人一人の希望をとりながら、いろいろなパターンを自分達で考えていた。そして、自ら積極的に動いて練習をしていた。やらされている練習ではなく、自分達でどんどん動いていた。そして、とにかくいろいろと話し合っていた。 
 チームに分かれる前に、私からはお互い話し合って、言いたいことを言って、チームを作っていくように話した。
 指導者が手取り足取り教えるの簡単である。しかし、それでは子供たちは考えることをしなくなり、言われた通りのことをしているだけになってしまうと思われる。
 自分達で考える機会、話し合う機会などを意図的に設定することで、子供たちの意欲や動きというものがずいぶん違うことを改めて感じる。
 これからもいろいろな取り組みを通して、子供たちの成長をうながしていきたい。日々努力。
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