笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

ゼロレシーブ

2012-04-30 23:53:02 | Weblog

 連休中ということもあるのか、来てくれた子どもはいつもよりは少なかった。多かろうが少なかろうが、来てくれた子が来てよかったと思えるような練習を心がけた。

 きょうのポイントは、ゼロレシーブ。スプリットをかけた後1歩も動かさずに行うレシーブ。ゼロレシーブ後は、ツーステップも入れさせた。人数が少ないのと指導者が全員(3人)いるので、打つのは指導者が行った。打つ側の力量も問われる。ある指導者は難しいと言っていた。だいたいはできるものの、目線がずれるためか、はじいてしまう子もいた。このあたりがまだ基礎・基本ができていないところである。面ができていないとこがあるし、カメレシーブやバナナレシーブが定着していないところもある。一つの動作が身につくには時間はかかるだろうが、一つ一つをていねいに積み重ねていく作業が必要だと思われる。棟を上げようと急いでも土台がしっかりしていないと傾いてしまう。そういうときは、まだまだと思って、土台づくりに立ち返ることが必要なんだと思う。こつこつが大切。日々努力。

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実践的真理の追求

2012-04-29 23:46:44 | Weblog

 森信三著「修身教授録抄」より

『「義務を先にして娯楽を後にせよ」の真理は、人生を生きる上で最も基盤的な実践的真理です。』

 とかく楽しみをあとにとっておかないで、先に楽しんでしまい、やらなければならないことはついつい後回しにしてしまいがちになる。私自身もついやらなければならない仕事などはいつまでもとりかからないで、だらだらと過ごしがちである。そういうことではいけいないと思っていたときに、上記の本の中の1文が載っていた。私の人間としての基盤がしっかりしていないのは、娯楽を先にして義務を後にしているからかもしれない。人として、まだまだであるが、日々人間学を学び続け、少しでも人として恥ずかしくない人生を歩みたい。日々努力。

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同じメニューで

2012-04-28 23:43:18 | Weblog

 4月から入った5年生の子が楽しそうに練習に取り組んでいる。最初は、何度やってもうまくできないことから、涙を流すことも多かったが、ボケカマスの話をした頃から、涙を流すことなく、できなくても笑顔で取り組んでいる。また、できることも少しずつ増えてきていることもあると思われる。みんなと同じメニューを行う中で、モーションバランストレーニングはもちろんカメレシーブや超クロススパイクの動作についても素直に行っている。経験がない分、正しい動作から入っているのでスムーズな動作のときもみられる。それから、5対5を練習の最後に行っているが、1本目をキャッチにしているので、無理なくコートの上で参加している。いろいろなことができるようになってからという発想ではなく、できないところはできる範囲で、動きの中で身につけてほしいと思っている。初心者も多くやっている子も同じメニューに取り組む。そして、みんなが笑顔でバレーをする。そういうバレーを目指している。日々努力。

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練習は本気

2012-04-27 23:56:52 | Weblog

 先日のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、プロ野球の楽天の投手コーチ、佐藤義則コーチのことが放送されたのを観た。その中で、「練習では本気、本番は遊び」ということを言っている。「ブルペンのボールを本番で投げて欲しいと常に思っているから、ここでは一生懸命やる。ここで120%でやって、あっちでは80%しか出せないわけだから、だったらここでやれって教えてる。ここはゲームのつもりでしっかり練習する。あっちに行ったら、遊びのつもりで投げるくらい、リラックスして投げて欲しい。」と言っている。

 きょうの練習では、子ども達に佐藤コーチのことを話をしながら、練習で120%やってみようと話した。練習を一生懸命やることを伝えたかった。それから、バレーボールは、ボールに合わせるスポーツだということも話した。合わせられる人になれるといいなとも話した。そして、まずは自分に克つことを話した。

 指示されたり、命令されて、練習に取り組むのではなく、自ら取り組む練習をしてほしいと思っている。そして、正しい体の使い方、動き方をとにかく教えている。原理原則を教えている。その中で、少しできるときがある。そのイメージを持ち続けて欲しいと思っている。そのイメージを定着させることが指導者の一つの役目ではないかと感じている。日々努力。

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どう越えるか

2012-04-26 23:24:01 | Weblog

 ペアと指導者で「さあ~こいレシーブ」10本連続。声の大きさが小さいと何度でも声を出させる。2人なので、がんばりもきく。後半は、バテバテである。声を出す前に一息もふた息もつかないと声を振り絞れないくらい、体力を使っていることがわかる。こういう練習で、弱い自分と向き合い、自分の力をどう発揮するかを学んでほしいと思う。声を出せと言ってもなかなか声をだせない子達である。この練習は、声を出す練習である。こういう練習が、試合の土壇場で生きてくることがあるかもしれない。最後は、自分達でどう乗り切るか、どう越えるかである。

 前半の体験の子達との楽しいムードとは一変して、厳しい練習である。最後の3分間は5対5のラリーであるが、黙ったまま、声がつながらない。だから、ボールもつながらない。ふだんの子ども達の姿がそこにあった。まだ、実力がついていないことがわかる。そういう現状を子ども達と打開していくこと、何をどうすればいいのかを考えていきたい。日々努力。

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体験の子が来た~

2012-04-25 23:43:48 | Weblog

 きょう、体験の子が2人来てくれた。4年生である。うちのチームには、4年生以下の子がいないため、今後の存続が危ぶまれている。そのことは子ども達も知っているので、2人が来てくれたときには、自己紹介のやり方を相談して、少しでもいい印象を持ってもらおうと歓迎ムードだった。

 私としては、できるだけ体を動かすことが楽しい、おもしろい、みんなと一つのことをやることの楽しさなどを体感してもらおうと、モーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングなどをいつもよりも多く取り入れた練習を行った。当初、5時過ぎまでいるということだったが、5時30分過ぎに帰ると体験を延長してくれた。きっといい印象を持ってくれたと思う。後は、保護者の理解と協力を得られるかどうかである。

 体験の子が帰った後に子ども達には、後は自分達が入ってみたいなと思わせるような態度や行動が大切だよと話した。後は信じて待つのみである。日々努力。

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スタートが大切

2012-04-24 23:25:09 | Weblog

 きょうは、地区小連の常任理事会が行われた。先の総会に向けての確認や検討を行った。昨年は、大会毎にいろいろなことが起きた。中には、総会で確認をしておけばよかったと思われるものもあった。総会は、単に事業報告や事業計画、決算や予算の承認だけではなく、大会をスムーズに運営していくために、細かいところまで確認をしていくことが大切だと思う。それは、1年のスタートだからである。スタートの時点でだいたいとかあやふやだったりすると後々のトラブルのときに立ち返るものがないと、結局はチームに迷惑がかかり、子ども達が不利益を被らなければならない事態にまで発展しかねない。だからこそ、大前提としてのスタート時の確認が必要だと思う。それが、小連のレベルを高く維持することにもつながっていくものと思われる。

 面倒なことを一つ一つていねいに、こつこつと取り組む。仕事に取り組む上での基本姿勢だと思う。日々努力。

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ボケカマスの話

2012-04-24 00:00:45 | Weblog

 きょうは、土曜日が参観日だったため振替休日。子ども達は、時間を守って練習に来ていた。一つ一つであるが、守るべきことを行っていると感じる。

 練習中に「ボケカマスの話」をした。草野健次著「コーチ 選手に聞かせたい話」の本の中に載っている話である。「どうせダメだから」とやりもせずにあきらめてしまうというボケカマスの話である。子ども達は、真剣にかつふーんと納得もしていた。バレーボールで例えるなら、とれないと思ったボールは、ちょっと前のボールであきらめてしまう。しかし、子ども達の中にはこういう傾向の子どもは多い。とれるボールを区別しているかのように、レシーブ動作もせずにボールを落としている。このあたりの意識を高めることや一言でプレーが変わるような言葉かけ、そしてボールを落とさない練習の方法が必要であると思う。特に、6年生においては長年染みついたプレースタイル、意識を変えることは難しいが、それをさせることが指導者の役割なので、子どもの10年後、20年後を見据えた指導をしていきたいと思う。日々努力。

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何事も練習

2012-04-20 23:45:40 | Weblog

 明日は少年団の結団式が行われる。野球、サッカー、バレー、バスケットの少年団が一堂に会して、自分達の紹介や各少年団代表による誓いを立てる。その後、各少年団の後援会総会が行われる。総会では、指導方針を後援会のみなさんにお話しして、しっかり納得を得ようと思う。

 チームとしての行動をとるというねらいで、明日の紹介の練習をさせた。子ども達には、それぞれがばらばらに動くのではなく、チームとしての団結することが大切であることを話して練習をさせた。整列やお辞儀の指導、どういう言葉でどこで声を合わせるかなど、細かいことを確認した。何度も何度も行い、それなりの形にはなった。短い時間であるけれども、「かっこよく」行動してほしいものである。

 何事も練習。それは、バレーは上手になるためでもあるが、それだけにとどまらず、子どもが社会に出て困らないよう、また周りの人から愛される人になれるよう、今から身につけてほしいことはどんどん身につけてほしいと思っている。日々努力。

 

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日々成長。

2012-04-19 23:25:34 | Weblog

 6人の動き。1から5までの動きの確認。ところが、何回か続けるとぐちゃぐちゃになる。戻りの動きがままならない。スピードがない。構えができていない。自分のボールなのか、前や横の人のボールなのかの判断が遅いので、ボールを簡単に落としてしまう。すべては約束事が不徹底だからである。誰かが約束を破ると攻撃までつながらない。結局、チャンスボールを与えることになり、ピンチを招く。どれだけ、試合の局面に近づけた練習を日々の練習の中で行うことができるか。一つ一つポイントを絞り、いくつかの段階を経なければならない。

 そういう未熟さの中でも子ども達には必死になって自分達のバレーをしようとしているところが見られた。それは、フロントの人だけが攻撃に参加するのではなく、セッター以外の人が何らかの形で攻撃に参加しようとしていることだった。その形が少し見えたことは子ども達なりの成長を感じた。日々努力。

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