昨日の学習会は、第4の考えを見つけるというテーマで話し合いました。第4の考えとは、選手、保護者、指導者が目指す山のことです。選手の意見、保護者の意見をどう受け止めるか、それをチームの成長のための土台作りにどう生かしていくかということです。結論を出すことではなく、そういうことを考える過程を大事にしていこうということでスタートしました。私のグループは、4人でしたが、雰囲気作りを大事にしたい、練習中に泣いている子にどう声をかけていくか、安心感をどう生み出すか、スナックのママのように「自分の方に向いてくれている」と思わせる技量が大切だということなどを話し合いました。具体的な事例などを話し合い、とても有意義なグループワークでした。
全体交流では、それぞれのグループの発表の後、選手の成長をどう見るかという点で話し合いました、保護者は勝つことを期待しているが、子どもの成長を見る場面は一杯あることや結果だけでなくプロセスを見ること、それを選手や保護者と共有することや選手をその気にさせるということも必要ではないかなど、とても貴重な時間を過ごしました。みんなが同じ方向を向いて話し合いができたのではないかと思います。
これから、全体交流の動画を作って、みなさんに見てもらおうと思います。
私は答えを見つけることができません。
しかし、その答えを見つけようと努力することも第4の考えに近づくことなのかな、と理解しています。