笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

たかがラインズマン

2009-05-31 22:50:42 | Weblog
 きょうは、全日本の北北海道大会に向けて、強化練習会とラインズマン講習会だった。うちのチームは代表チームになれなかったので、ラインズマンなどの補助役員として大会に参加することになる。
 練習試合が始まって、子供たちはラインズマンをがんばっていた。しかし、子供たちを見ているとただやっているだけようなフラッグの出し方に見えた。そこで、子供たちを呼んで「もっとかっこよくやろう」、「やり終えた後にみんなで反省会をしながら次のときに備えよう」と指示をだした。ジャッジは正確にできているが、ラインズマンとしての動きになっていなかった。何事も基本的な動きというものがある。それができるか、できないかがうまくなるか、へたなままかにつながると思う。それをただこうしなさいというよりは、「どうせやるならかっこよくやろう」「美しくやろう」という方が子供たちには響くと思った。
 その後、子供たちはフラッグの出し方を研究するようになり、次第にそれらしくなってきたように思う。しかし今回だけで大会に臨むにはまだまだである。日々の練習の中でも取り入れなければならないと思っている。
 子供たちには、決勝の補助役員を頼まれるようになろう、そのためにがんばろうと伝えた。たかがラインズマン、されどラインズマン。どうせやるなら、とことん追求して、全道一のラインズマンを目指してほしいと思う。

 練習試合をしている4チームの子供たちは運動会の疲れもあるだろうが、けがもなく終えることができてよかった。ただ、何となく元気がなかったのが気になった。言われてやるのもバレー、自分たちでやるのもバレー。試合をぼーっと見ていて、子供たち自身がバレーボールにどう取り組むか、そんなことを考えさせられた。そして、指導者は子供たちのやる気をどう引き出すか。
 具体的には、先週の練習から、もう一度段階的に練習を積み上げていくことが大切なのではないかと考えている。レシーブやアタックなどを一人ひとりをもう一度見直してどこでつまずいているのかを把握しながら、段階的に練習することで改善していきたい。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試合で力を発揮するには

2009-05-28 23:08:36 | Weblog
 試合で力を発揮するにはどうしたらいいのかということをここのところずっと考えている。練習では、そこそこに良いプレーができるけれども、いざ試合となるとなかなか自分の持っている力を発揮できる子とできない子がいる。うちのチームの場合、そういう子が多いと思う。
 それでは、どうしたらいのか。以前にもそのようなことを考えて、いろいろな対策をしてきた。その成果はあったと思う。今は、以前の対策をより細かく、具体的にしていくことが必要だと思っている。そのために私自身、いろいろと勉強をしたり、情報を集めたりしている。
 大修館書店から出ている、『「バレーボールのメンタルマネジメント」加藤俊郎著』には、興味深いことが書いてあった。
 ○試合に向けた生活の心得8ヶ条
①目標としてきた大会といっても数ある試合の一つ
②いつもと同じ生活のリズム・ペースを保とう
③少なくとも試合開始3~4時間前には起床しよう
④試合に必要なものはを準備万端整えて心にゆとりを持とう
⑤メンタルリハーサルをしてみよう
⑥試合の前に聴く音楽はアップテンポなものにしよう
⑦試合前には他のゲームは見ないようにしよう
⑧自分の調子の良かった時のことしか考えない

 項目ごとに細かく解説をされているが、うちのチームの子たちにも伝えられることは伝えていきながら、技術面とメンタル面を共にしなやかにしていきたい。日々努力。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習

2009-05-27 22:45:56 | Weblog
 きょうは先日に続いて、私の勤務校での練習となった。後援会の方々には、こういう形で送迎の方を計画的にしていただいていることに感謝している。特に、お母さん方には家庭の方が忙しいにもかかわらず、遠い道のりを車での送迎に申し訳なく思っている。

 きょうの練習は、私自身が原点に返る意味でも、子供たちはもう一度バレーボールの楽しさ、笑顔でみんなとやる楽しさを感じてもらう意味でも、前半はモーションバランストレーニング、コーディネーショントレーニングを中心に行った。勤務校の少年団の子達も少しずつ慣れてきて、前回できなかったことができるようになり、徐々にできる喜び、できないけど楽しいと思えるようなメニュー満載で行った。今回は、できるだけ同じチームが一緒にならないようにグループになってもらった。違うチームの人とペアやグループになることで、最初はよそよそしかったが、だんだんうち解けてきたようだった。バレーを通じて、いろいろな人との交流をしてほしいし、交流することで自分たちのよさに気づいてもらえたらと思う。
 後半は、試合で必要な動きを中心に行った。うちのチームの子たちは一昨日やっていることもあり、なめらかな動きになってきている。また、いろいろな練習を通してやっていることが、こういった練習にもスムーズに入っていけるように思った。勤務校の子たちは、基本の動きをやっていないこともあるのか、言われてもなかなかその通りに動くことが難しいように思えた。
 きょうの練習は全体を通して、じっくりとていねいに行ったことで子供たちも私も充実した練習ができたと思う。こういう練習を積み重ねていくことが大切なんだなと改めて思った。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指導者の焦り

2009-05-26 23:09:27 | Weblog
 最近の私は、指導の原点を忘れているかもしれない。また、後援会の人たちに話した指導の理念を忘れているかもしれない。目の前の山(大会等)を登ることしか考えていなかったと反省している。頭では、わかっていても試合が近づいたり、子供たちを目の前にするとどんどん気持ちが焦ってしまっているなと先週までの練習では特にそうなっていたのかもしれない。そして、そのことが微妙に子供たちにもプレッシャーを与えていたのかもしれない。
 昨日子供たちに改めて試合でのことを聞くと、みんな緊張していたようだった。勝ちたい、勝たなければならないというような焦りや願望が緊張となってチーム全体が浮き足立ってしまったようだ。当然と言えば当然のことなのだが、そこをうまくほぐしながら、子供たちのパフォーマンスを最大限引き出すのが監督の大きな役目だったのだと思う。後援会長からの電話で、子供たちは緊張していたようですが、監督も緊張していたでしょうと言われた。図星だった。平静を装っていたが、子供たちにはプレッシャーをかけていたことには違いない。
 
 自然体研究会のメンバーの方の日記にこういうことが書いてあった。ハッと気づかされた一文であり、まさに私の指導に欠けているところだと痛感した。

「指導者は強い相手との試合で競り勝つために必要な動きを理解しているかという事だ。
つまり、その必要な動きの完成形こそがターゲットであり、草野先生が言われる『山』だったのだ。だから、勝とうとする相手が強くなれば、その分ターゲット(山)は高くなり、対応しなければならない局面が増える・・・裾野が広がるという訳なのだ。
 今まで私は、ターゲットとして試合の結果で設定していた。
それはそれで決して間違いではないと思うが、大事なのは、その結果に到達するのにチームとして必要な動きの完成形を具体的にイメージして、それに向けて必要な練習を積んできたかどうかだ。はっきり言って、私はそこができていなかった。
試合に向けた練習をしているつもりが、実は、練習のための練習を子供達にさせてしまっていたのだ。」

 自然体バレー塾in橋本の受講レポートの一文である。
 ただ、子供たちにプレッシャーをかけるではなく、試合に勝つため必要な動きづくりをしていなかったことを改めて反省している。昨日から必要な動きを意識した練習をしている。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辛抱強く

2009-05-25 22:33:47 | Weblog
 きょうの練習は、予定では休みだが、子供たちがやりたいと言ったので、練習日にした。体育館に着くと、サーブ練習をしていた。先日の試合を反省して、サーブを重点的に意識しているようだ。2本連続を入れるというテーマで何回か繰り返しているが、全て入れている子もいる。試合で入っていない子の中にはきょうの練習でもミスをしていた。力を入れすぎたり、リラックスしてみたりと工夫をしているようだが、ちょうどいい加減がわからないようだった。力んでも、力を抜き過ぎてもいいサーブは打てない。その加減は本人次第。試合でその加減が自然にできることが試合で力を発揮するということだろうか。

 きょうは、「試合で競り勝つために必要な動きづくり」を重点的に行った。まずは、ラダートレーニング。リズムよく、テンポよく動けるかをやってみた。リズム感の良い子、テンポの悪い子などがよくわかった。3年生がテンポがよく、将来楽しみなリズムの子もいた。6年生の中では、試合での動きの良くない子は、こういうトレーニングでもぎこちなく、不器用な面をのぞかせる。中学生も来ていたが、かなりきびしいものがあった。
 バレーボールは、リズム感の良い子は動きも良いのではないかという仮説が成り立つように思える。運動神経がよいというのとも違う。ダンスが得意なのとも違うように思う。

 後半の練習では、半身で下がってから前に出る動きを中心に行ったが、下がることはできても前に出る動きが弱いなという印象を受けた。だから、フェイントボール、ポトンと前や真ん中に落とされるボールに対する反応が遅いのだろう。
 3人レシーブでは、ボールを触らない人のボールに正対する動きもリズム良く、テンポ良くといった動きにはなっていなかった。
 何事もすぐには身につかないものである。こつこつとやっていくことだと思う。指導者も辛抱のしどころだし、こういう練習こそ明るく、楽しく、元気よく、雰囲気を盛り上げながらやっていく必要があると思う。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バレーボールはリズム

2009-05-24 22:31:23 | Weblog
  きょうは一日、子供たちは補助役員として、ラインズマンや記録、点字の仕事を行った。昨日の時点で、審判委員長に無理を言って決勝の補助役員を頼んだら、本当に割り当たっていた。感謝である。試合の前に、審判委員長が補助役員をする子供たちを集めて、ラインズマンの講習を短時間で行った後、実際の仕事を行った。子供たちは2試合を分担させてもらったが、2試合とも立派に仕事をしていた。この経験がきっとどこかで生きてくるはずである。
 仕事のないときはフリーにしていたが、子供たちはグループになって、思い思いの場所で観戦していた。ただし、あるチームのバックの子供の動きが素晴らしかったので、その試合だけはその子をじっくり観るようにさせた。それというのも、上位チームの試合を見ていると、明らかにうちのチームと違うところがあったからだ、それは、プレーにリズムがあるということ。まるで、踊っているかのように常にボールが来るのを予測し、正対をするために、前後左右にそれこそ半身の動作を入れながら常に動いている。ボールを触っていない時にも常にバレーボールの動きをしている。例えて言うなら、コートの6人が一つの生き物のように躍動している感じである。
 明日からの練習のメニューは、リズムを意識した動きを取り入れたものをやってみたいと思う。日々努力。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チームカラーがない

2009-05-23 23:15:21 | Weblog
 全日本の帯広地区予選が始まった。結果は、2回戦敗退。スコア上は追いついたかっこうだが、内容はほめられたものではなかった。
 今回の目標は、チームワーク。敵は、対戦チームではなく、自分たちがどれだけチームワーク、心と心をつなげたバレーボールができるかだった。試合の勝敗ではなく、どれだけ自分たちが心をつなげて納得できる試合ができるかだった。ところが、1回戦からそういう雰囲気はなく、ただサーブを打ち、レシーブをし、トスをあげ、アタックを打っているように見えた。気持ちのこもっていない、通じ合っていない、バラバラのプレーが目立っていた。チームワーク以前に一人ひとりが自信がないんだなということをただただ痛感した。
 このような結果になるのは、私の中ではある程度シュミレーションができていた。そのことを練習の中で子供たちに伝えていた。だからこそ、そんな私の勝手な憶測を跳ね返すようなプレーをしてほしかった。子供たちはがんばっていたが、全てが後手後手の展開でかろうじて相手のミスで試合が競ったものになっていた。
 試合後は、いろいろな人と話をした。監督が落ち込んでいられなかった。前を向いていたかったし、人と話したかった。
 連盟の会長さんと席を隣にしたときにいろいろな話を聞かせてもらったが、「チームをもっているうちが花だよ」と言われたことが印象に残った。チームを持たせてもらっている、子供たちが練習に来る。チームに下の学年の子供がいる。当たり前のことと思っていてはいけないんだなと思った。会長さんの話は、目の前の現実ばかりに気をとられていた私を浄化してくれるようだった。
 それから、あるチームの監督さんから、「これから確実にいやがる存在になりますね」とお褒めの言葉をいただいた。そんなチームになりたいし、今後の子供たちの伸びしろの可能性を見いだしてくれているようだった。ありがたかった。
 お弁当を食べに後援会の人たちのところに行くと、私の顔がへこんでいるように感じたのだろう。私をリラックスさせよう、持ち上げようと笑いのある話ばかりで、目の前のことよりも、この人たちと一緒に笑ったり、話したりする瞬間がとても名残惜しかった。いつまでも話をしていたい、一緒にいたい存在の人たちである。すっと救われた思いだった。
 最終試合が行われている横で、十勝NO1チームの監督さんといろいろな話をさせてもらった。チームのこと、指導のこと、仕事のことなど話が尽きなかった。その中で、印象に残ったのは、うちのチームは「チームカラーがない」ということだった。レシーブのチーム、速いサーブのチーム、アタックのチームなど上位チームは独特のチームカラーをもっている。それを自分たちの武器にして戦っていると思う。しかしうちのチームは、どんなチームなのかわからない、カラーがないと言われた。その通りだと思った。それは、私がどんなチームを作っているのか明確になっていないことなのだと思う。子供たちのどの個性を引き出してチームを作っているかはっきりしていないのだと思う。これからの方向性を見いだすことができた思いだった。
 試合には負けたけれども、それをどう子供たちととらえ、前を向いていくか、どういうチームを作っていくか、いろいろな考えさせられた一日だった。そして、みんなに支えてもらっている自分を見つけることができた。明日は、子供たちと裏方として大会にかかわることで、自分と向き合い、バレーボールと向き合いたいと思う。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やるのは自分たち

2009-05-21 22:31:42 | Weblog
 昨日は、十勝NO1チームと合同練習をさせてもらった。子供たちには、自分たちとどこが違うかを感じよう、相手のチームのいいところはどこなのか見つけよう、などと前もって言っておいた。
 相手は、チームワークのとても良いチーム。コートに立っている人も周りの人もみんなでバレーボールをしている感じのするチーム。一人ひとりがとても感じのいいチーム。つまりさわやかである。
 監督さんともいろいろ話をさせてもらった。うちのチームの欠点をズバリ指摘。それも細かいところまで見極めている。分析力に長けている。だからこそ全道でも勝てるチーム、そして全国へと導けるんだなと感じる。私など、まだまだおおざっぱである。監督の器、指導力、自信など全てにおいてレベルが違う。だからこそ、学ぶべきことも多い。たくさんの刺激をもらうことができた。感謝。
 
 さて、きょうは昨日の様子などを踏まえ、来る大会に向けての練習。昨日の練習で得たことなどをみんなで確認して練習に臨ませた。最初は、雰囲気もよい。しかし、すぐに今までの自分たちにもどってしまう。まだ、自然にできない。言われなければできない。きょう私が言った言葉で一番多かったのは、やるのは自分たちだよということ。試合には、必ずピンチとチャンスが交互におとずれるもの。それを自分たちでピンチを乗り越え、チャンスをものにしてほしい。それがチーム力、チームワーク。ボールに触れていない人がいかに動くか。自分の思いを言葉にしてみんなでつなげよう、みんながつながろうということを練習中に何度となく言い続けた。
 最後に、練習を見に来てくれたお母さんに一言コメントを子供たちにしていただいた。急だったにもかかわらず、今の子供たちことをよくとらえたいい話をしてくださった。ありがたかった。「半年ぶりに見ていたけど、6年生のバレーボールをしていないんじゃない?」という言葉が印象的だった。今自分たちが何をしなければならないのか、どういう目標でやっているのか、一人ひとりが考え、思いを強くしてバレーボールに取り組んでいるのかという指摘なのだと感じた。つまり、技術的なことではなく、根本的なことを問われていることを感じた。私も子供たちもやっぱり目先にとらわれてしまっているなと反省。今できる最高の練習をしたい。今自分たちが何のためにバレーボールをしているのか、原点に返って練習をしたい。気持ちを新たに日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常に試されている

2009-05-20 22:19:22 | Weblog
 きのうブログを更新しようと思っていたが、子供たちの反省ノートにメッセージを書くのに夜中までかかってしまってできなかった。一人ひとりに私が感じていることをていねいに書いているとついつい時間が経ってしまう。何もそこまでと思うが、書くことでその子に私の「気」を送っているような感覚もある。今年は、私が学校が変わり、短い練習でのかかわりなので、よけいに私の考えていること、感じていることを子供たちに伝えたいという思いが強いのかもしれない。また、練習での中では伝えきれないことをもっと伝えたいのかもしれない。

 月曜日の練習後に、後援会の方が後援会の全体会議を開いてくれた。今年度からこのような会議が大会前に計画されている。内容は、先日の大会の決算のこと、今度の全日本の予選の大会について、指導者から活動状況の報告などである。またその他もろもろのことを全体で確認した。
 私から、子供たちの状況やどういう方向で指導しているかを話した。「心と心をつなげるバレーをする」というテーマで指導していること、それから食事のことなどもこの機会に話をさせてもらった。
 今回こういう会議の中で、直に私の口から話すというのは初めてだったが、いい機会を与えてもらったと思っている。それは、私が何を考えて指導しているのか、どういうバレーをしたいのかを知ってもらう必要があるからだと思っている。試合の結果だけで指導のあり方を問うのではなく、その過程を見てほしいと思っている。そのためには、指導者の言葉を後援会の方々に直接伝えることが必要だと思う。そう考えると、子供たちにはチームワークとして心と心を繋げることを話しているが、後援会と指導者、後援会同士の心と心も繋げていくことも必要なんだなと改めて感じた。

 草野塾頭が、このようなことをおっしゃっている。

「監督は監督である前に経営者でありなさい。
 経営者、監督、そして個人の順番で思考と行動をせよ。
 経営者なら理念と方針を持ちなさい。いわゆるビジョンです。
 ここまでくると「バレーが好き」だけではダメなのです。
 理念と方針を達成するために具体的な目標を実行する行動力。
 そして動く順番を間違えるなということです。
 人間、立場が変わると知りたい情報、欲しいアドバイスも変わってきます。」

 私自身、しっかりとした理念と方針を持ち、そのための具体的な目標とそれを実行する行動力があるかどうか、先日の会議で試されていることを感じた。
 どんなときでも自分は常に試されていると思いながら、生きることが大切なんだなと思う。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その気にさせる

2009-05-18 22:55:06 | Weblog
 きょうの練習の中では、意図的にみんなで話し合う時間を設定した。言いたいことを言い合う、自分の考えを言うなどみんなでやっているという雰囲気をつくってほしいと思っている。
 練習の後半で、レフトとライトからの攻撃をレシーブして、アタックまでつなげるという練習を行った。一生懸命レシーブしたボールをセッターがトスを上げた。そのボールをアタッカーがただ返すだけのアタックにしてしまったことについて、せっかく苦労して上げたボールを何とか決めようという気持ちで打つことを指摘した。それが、チームワーク、心と心の繋がりのあるプレーであることを話した。
 レシーブをした子は、何度もレシーブをしようとするが、うまく上げられないためか、目に涙を浮かべながらレシーブをしていた。それでは、雰囲気も悪くなるし、みんなに迷惑になるから、コートから出てもいいことを伝えてもがんばると言って引き続きレシーブをしていた。別に、スパルタでもしごきでも、その子を追いつめようと思っていなかったが、その子なりに悔しさが涙として流れたのかもしれない。その子をみんなが励まし、声をかけ合い、その後も一生懸命レシーブをしていた。私自身の反省としては、気持ちの面を言うだけでなく、どうやったらもっと上がるか具体的な受け方やできた時におおいにほめるなどの自信をつけさせてやれなかったことである。
 このようにまだまだ気持ちの弱い子も多く、自信のない子も多い。そんな子たちをその気にさせることが、指導者として求められていることなのだと思う。日々努力。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする