東京大気汚染訴訟 和解案22日に
6月16日10時25分配信 毎日新聞の記事です。
国・東京都と自動車メーカーとの間の落差が際だってきました。自動車総連加藤会長さん、これは沈黙することは会社側と同じ意見だと見なされますよ。
以下引用
東京都内のぜんそく患者らが自動車排ガスで健康被害を受けたとして、国や都、自動車メーカー7社などに損害賠償を求めた東京大気汚染訴訟の和解協議で、東京高裁(原田敏章裁判長)は15日、和解案の骨子を22日に示すことを関係者に通知した。焦点はメーカー7社の解決金支払額に絞られており、第1次提訴から11年を経て和解協議は最終局面を迎えた。【北村和巳】
中略
原告側が求めた解決金について、メーカー7社は今月初め、計約5億円を支払う意向を東京高裁に伝えた。数十億円を要求する原告側は「少額過ぎる」と強く反発しているが、メーカー側は高裁の和解案を待って対応を決める方針を貫く。高裁は和解案でメーカー提示額に上積みした金額を示し、歩み寄りを働きかけるとみられる。
高裁が示す和解案について原告側は「真の被害者救済と公害断絶に向けた格調高い所見を確信している。メーカー各社が社会的責任を深く自覚し、早期全面解決に向け責任ある対応をするよう強く求める」との声明を出した。
原告団は15日、5日から座り込みを続けるトヨタ自動車東京本社前で、抗議行動を展開した。「国、都と先行和解して、メーカーだけと争う事態もあり得る」とけん制しつつ、和解案提示まで引き続き直接交渉を求めていく方針だ。
以上
全文は以下参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000003-maip-soci