<人間らしい働き方を求める元年に/strong>
2019年の幕が開きました。今年も働く人の立場で取組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
働く人たちの要求があるところに、たたかう労働組合の存在ありです。
近年は企業の不祥事が社会を揺るがしています。労働組合があまりにも企業寄りになり、イエスマンになっているのです。
足元しか見ていない資本家(経営者)は、働く人たちを商品のごとく扱い、口を開けば、企業の存亡を解き、競争をやたらあおってきます。
本質は企業のために死ぬまで働けです。本質を労働組合は見抜き、人間として「いかに生きるか」を求めていかなければなりません。
特に自動車産業に限ってではありませんが、なぜ、夜中まで働かせて「車を造らなければならないのか」は、人間らしく生き働く道と、真っ向から逆行するものであり、それこそここが働かせ方改革です。
企業は効率を求める、というよりも搾取を強化するあまり、働く人たちや、地域社会が犠牲にされているのです。」
1人でも多くの皆さんと全トヨタ労働組合がタックを組んで声を上げていきましょう。