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1000人規模の一日行動
2015年2月11日(水祝)恒例のトヨタ総行動が豊田市で行われました。この日は早朝から名古屋ミッドランド周辺とトヨタ本社、豊田市駅前、刈谷市駅前の4か所で大規模なビラ配布行動を行いました。ATUのメンバーも参加しました。
豊田市山の手公園で決起集会
午後1時開会で、トヨタ本社に近い山の手公園にて集会を開催、東海4県と福井、石川、東京公害患者の会などがバスをチャーターして参加しました。
「今年こそ大幅賃上げを!中小・非正規労働者すべてに実効ある賃上げを!」求めて気勢を上げました。
トヨタ本社までデモ行進
集会後は1時間掛けトヨタ自動車本社までデモ行進を行い、気勢を上げながらトヨタには社会的責任を求め、労働者を激励しました。集会参加者は「小春日和の天気で気持ちよかった。トヨタの労働者の頑張りがあれば、私たちの中小にも良い影響があると思う。頑張ります。」と言っていました。
2015春闘は始まりました。労働者にとっては久しぶりの追い風です。この風に乗り遅れ無いように、これまでの賃下げを取り返すチャンスです。経済の好循環を確かなものにするには、GDPの約6割を占める勤労者の所得を増やし需要と供給のバランスを取ることです。それと今や4人に一人が65歳以上の高齢者です。年金をはじめ社会保障を削る現政権の政策は間違っています。大企業の内部貯金と富裕層の税金を引き下げるのではなく、引き上げて社会保障等に充てるべきです。要はお金を滞留させずに循環させることではないでしょうか。
トヨタ部品単価を引き上げよ
1月30日経済財政諮問会議後に甘利担当相が記者会見で明らかにした。14年の下半期に続き、15年の上半期も部品購入単価を引き下げの要求をしないというのです。「賃上げの原資にしてもらえればいい」と言ったそうですが、冗談ではないというのが下請けの経営者です。これまでどれだけ協力してきたのか分かって言ってるからたちが悪い、トヨタが6000円ベースを上げるなら、下請けも6000円上げれるように部品単価の引き上げに配慮すべきでしょう。というのが本音のようです。労働組合も積極的に交渉すべきです。