キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

ドライバーの帰国

2008年07月13日 | Weblog
2008年01月17日12:42

アスラムという、ずっと僕のドライバーをしてくれたスリランカ人が国に帰ることになった。ドライバーは、オフィスで最下層の仕事に部類されるから送別会もなければお別れの挨拶をいう場もない。でも、僕にとって歳も近かったし、毎日お世話になってたから国に帰るって聞いたときは寂しかった。

いたずら好きで、無邪気で、ひょうきんで、明るいアスラム。顔だけ見たら犯罪者みたいで怖くて近づけないけど、忙しいときや凹んだときに彼の楽しそうな仕草を見て癒されたときもある。

アスラムは、国に帰ったらまずは結婚。婚約者の写真を見せてもらったけど、すごくきれいな人。アスラムはかなりちっこいんだけど、婚約者はもっとちっこいんだって。よかったね、アスラム。

それから、カタールで貯めたお金でビジネスを始める。お茶を仕入れてバザーで売るって小さなビジネスだけど、自分の国で自分で稼いで生きていけるってすばらしい。たぶん、カタールみたいなところで働いている外国人は、そんな夢を持ってる人が多いんじゃないかな。

スリランカは、自然が多くて、食物も豊富でいいところ。ただ、内戦が全部だめにしてしまった。内戦はまだ続いていて、それが終わらないと、スリランカはいいところに戻らないそうだ。

アスラム、ビジネスに失敗したらまたこっちへ帰っておいで。

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