キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

アラビアのロレンス

2011年05月15日 | Weblog
『アラビアのロレンス』を観た。

中学の時に一度観たが、その時はさっぱり流れが見えず、砂漠が舞台の長い戦争映画という印象だった。
今回、ちょうど大英帝国衰亡史を読んだばかりなので、その辺の歴史的な背景を知ったうえで観ると、ほんとにすごい映画だなと舌を巻いた。


ただ単に歴史を追っていくだけでなく、イギリスとアラブの間で苦悩するロレンスの、徐々に精神が崩壊に向かっていく様子などを、迫真の演技と演出で描ききっている。
あれだけスケールの大きい映画にもかかわらず。

また、CGを全く使わずに、あれほど広大な砂漠でのキャンプや移動、戦闘を演出していること。
現代のCGを使えばきっともっと迫力のある、きれいな映像が撮れるんだろうけど、そうではない、生の凄味というか暑苦しさというか、そんなものが伝わってくる。

すごい、すごいとは言われているけど、これはすごい(ボキャヒン)。

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