下市近くにお住まいの方はすぐお気づきかと思いますが・・・
疎水百選にも選ばれている、備前堀用水です。
まもなく田植えも近いため水も多く、柳が芽吹きはじめ、なかなかの風情でした。
今回はモノクロでも写真を撮ってみました(レトロな感じに)
この備前堀の由来ですが、
1610年に徳川頼房(初代藩主)の命により伊南備前守忠次らによって、
下市地区や常澄地区へ農業用水を導くことと、
千波湖の氾濫対策を目的に造られました。
この工事をした伊南備前守忠次の名前をとって『備前堀』と呼ばれています。
以前この近くに住んでいたことがあったんです。
現在でも農業用水として使われているので、
写真の様に水がたっぷりある時はいいのですが・・・
水が無い時は折角整備した水辺空間もちょっと切ない感じです。
現在の備前堀は桜川の柳堤水門を起点として浜田町を経て
国道51号に沿って流れ、平戸町の涸沼川に流れ込んでいます(約12kmです)
これからの時期は水田の水にも使われるんです。
(これを知ったら、汚せないはずです)
水の大切さとともに、大変な費用を掛けて整備した水辺の空間、
大切にしていきたいと思います。
参考までに
この備前堀の総事業費は約19億円掛かっているそうです。
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