「わたしが悪いのですか?わたしは、悪くないですよね。」
そう言われれば、あなたは悪くないとだけ、言っておこう。
ここでの話にあるように、否定はしない。けれども、肯定もしない。
それが、在るがままに生きることだ。
大事なのは、感情に自分の場を明け渡さないことだ。
わたしは悪くないと決めることは大事だ。
けれども、
この判断は、あなたの成長をとめることばでもある。
魂は、いつか、本質体へと成長をとげる。
変異、へんげ、変化する。
いまの状態がいいのであれば、それは、それでかまわない。
よりよい自分。今の自分ではない自分を選びたいなら、
成長をも、在るがままにする。
変化をも、在るがままにする。
変わらないことだけが在るがままなのではない。
さとり、めざめ、進化、成功、勝利。
どのことばであれ、すべては、この体感で、得られる。
それは、どのような時代。どのような場所。
どのような事象であれ、変わらない。
感情をまじえず、判断し、常に前進、上昇する選択をすることが、
古今東西の書物でも綴られてきたことだ。
それは、普段の生活においても、
何事かのときであっても、
変わらない。
判断ミスをさえしないよりよい選択。
当たり前のようであって、
それができるひとはわずか。
けれども、なんども、なんども訓練を重ねて得る体感は、
なにものにも代えがたい。
感情を律する。コントロールする。
これこそが、人生の黄金律だ。