感情をまじえない訓練は、判断し、選択することにおいて、
とても、重要だということは、ここでは、何度も話しをし、
ひたすら訓練をすることで、それはやがて普段どおりに
できるようになる。
その延長線上にあるのは体感だ。
体感は、だれにも、教えられない。
けれども、この体感を味わったことが少しでもあるなら、
その意義を深く感じられる。
この世界にあふれる、さまざまな体験。
ひとが作り出したすべてのものに勝るこの体感。
それは、驚き
そして、喜び
えもいえぬ楽しさ。
そのどれもがフィルターレベルのなしえるものだ。
だから、体感はひとそれぞれ。そうして、この体感が在るから
ひとはまた、生き続けられる。
体感こそは神そのもの。
神とはよろこびなのだ。
故に、神に繋がるすべてのものの本来の姿は、
喜びなのだ。
感情のうえに成立するのではなく、
感情を排したところにのみ、現れるのは
神であり、
自身
の姿だ。