アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

カワラマツバ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-06-14 19:58:35 | みんなの花図鑑

河川敷で、初めて出会ったときは、ちょっと
どことなく上品な佇まいに びっくりしました。
どこかの畑、もしかすると日本庭園??から
流出したものかと!



しかし、カワラマツバ(河原松葉)という名前を教えてもらって、
流出したものではないことが分かりました。
河原に生え、葉が松葉のようであることから、河原松葉だったのです。



アカネ科の ヤエムグラ属 です。
そう聞くと、ぐっと 雑草ぽくなりますね。



葉腋に円錐花序をつけます。
花冠は直径約2㎜、白色、4裂し、基部から平開。
花冠の下に2球を接したような丸い子房があり、
受粉して ヤエムグラに似た 球形の果実をつけます。


ヤマボウシ - 愛知県岡崎市

2018-06-14 19:44:33 | みんなの花図鑑

なんで 「山法師」かというと、
白い花びらのような部分(花弁ではなく、
総苞片(そうほうへん)といいます)が 山法師の頭巾、
花の部分が 坊主の頭。
そう見たてて 「山法師」と名付けられました。



ヤマボウシとハナミズキを混同する方が多いですが、
ヤマボウシは日本が原産なのに対して、
ハナミズキはアメリカからの外来種です。



ヤマボウシの総苞片は先端が尖っているのに対して、
ハナミズキの総苞片は丸みがあります。


タチアオイ - 愛知県安城市

2018-06-14 13:23:34 | みんなの花図鑑

タチアオイ は アオイ科 ビロードアオイ属 Althaea。



日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。
属名の Althaea も、語源たるギリシア語「althaia」は「althaino」(治療)と関連している。
(wiki より)



郷愁を誘う田舎の雰囲気がよく似合います。
(ヤサシイエンゲイ)



英名は hollyhock。
梅雨入りごろ、花穂の下から咲き始めて順々に咲き上がり、
花が終わるころに梅雨が明けるといわれています。
(NHK趣味の園芸「ホリホックとは」)



この花が咲いたらもう初夏です。
(ヤサシイエンゲイ)



原産地は地中海沿岸、シリアからアジア西部。
(MEMOCO)