アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

メグスリノキ・ムクロジ - 於大公園(東浦町)

2019-12-02 09:48:18 | みんなの花図鑑

メグスリノキはムクロジ科カエデ属の落葉高木(wiki)
於大公園の薬草薬木園にあります。





メグスリノキの樹皮には 眼病の予防・視神経活性化・肝機能の改善などの効果のある多くの成分が含まれていて、フジグリーン社が、メグスリノキの商品化で有名。(wikiを編集)





葉は三枚の小葉からなる三出複葉。葉柄が毛深いのが特徴。





ついでに、ムクロジの木。

ムクロジ(無患子)は ムクロジ科。果皮にはサポニンを含み、水を泡立てる働きがあるので、別名 石鹸の木、ソープナッツと呼ばれ、かつては 井戸端に植えられたといいます。





耳をつけた可愛い実なのですが、いつの間にか落下してしまったようです。中の種子を羽根つきの玉にしました。





葉は長さ 30~70cmの大型の偶数羽状複葉で互生する。偶数羽状複葉の樹は、ほかにはカイノキのみ。(葉と枝による樹木図鑑)




ラクウショウ - 於大公園(東浦町)

2019-12-02 09:09:15 | みんなの花図鑑

於大公園(東浦町)を象徴するのがこのラクウショウ(落羽松)ではないでしょうか。





丸い果実(球果)のほかに 杉の穂のようなのがたくさんぶら下がっていますが、これは 雄花と思われます。





球果です。一年かけてゆっくり成長してきたものです。





球果はいつまでも枝に残っています。種子のない果実も多いそうです。





ラクウショウはアメリカのミシシッピ川の下流域などの湿地帯が原産地。別名 ヌマスギ。度々起こる氾濫で根が水没するため、根が水中から息をするため気根(呼吸根)が発達しました。