
ヒイラギモチを投稿したので、忘れないうちに、ヒイラギもアップです。
ヒイラギモチ(シナヒイラギ)は モチノキ科なので、赤い実がなります。
一方、このヒイラギは モクセイ科なので、ネズミモチやイボタノキによく似た黒っぽい実がつきます。

ヒイラギの花は 見た目はきれいなんですが、全部白なので、いつものっぺらぼうな写真になってしまいます(T△T)

ヒイラギは雌雄異株の雌雄異花。これはたぶん雄株の雄花だと思うのですが、雌しべもはっきりしていて 雌雄はっきりしません。

さて、ヒイラギの葉ですが、↑の写真は ヒイラギの特徴ある棘付きの葉が見えてますが、上の3枚、棘がない葉のヒイラギでした。
ヒイラギの葉は 歳を取ると棘がなくなると言われてます。
冬になっても葉をつけてるヒイラギは、若くて背丈の低いうちはシカなどの餌にされてしまうので、棘をつけるように進化したのだと考えられています。

ヒイラギの原産地は 日本。昔からあったんだ。
書物の上で、ヒイラギが登場するのは「古事記」で、日本武尊が東征の折、ヒイラギの八尋矛を賜った記述が最初とされています。
栃木県の大田原市にある「片田(かたた)のヒイラギ」と呼ばれている大木は、推定で、およそ700歳。樹高11メートル以上、幹のまわりは4メートルもある(以上、Fujikura「いきものワンダーランド」Q.ヒイラギの木は大きくなると、トゲがなくなるの? より)