アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シキザクラ(四季桜)‐ 柳川瀬公園

2019-12-06 13:33:57 | みんなの花図鑑

「シキザクラ」でいいのか、「四季桜」のほうが良いのか、あるいは「四季サクラ」なのか、いつも迷ってしまいます。





バックの赤は ラクウショウです。





「十月ザクラ」というのもありますが、あれと四季ザクラ とは同じものなのでしょうか、ちがうものなんでしょうか?






大辞林 第三版の解説によれば、以下:
「ヒガンザクラの園芸品種。低木で葉も小さい。花は淡紅または白色で、多少八重咲きになり、10月頃から咲き始め、4月に盛りとなる。十月桜。





愛知県では 豊田市小原地区の四季ザクラが有名ですが、そこの記事には 以下のようになっていて、大辞林の説明とは若干ちがうようです↓
「豊田市小原(おばら)地区。ここには「四季桜」と呼ばれる、春と秋の年に2度花を咲かせる桜があります。特に秋は桜の花が春よりも多く咲き、紅葉の見頃と重なるため、その絶景を一目見ようと観光客が大勢訪れます。」




カイノキ、ハゼノキ - 安城デンパーク

2019-12-06 11:24:32 | みんなの花図鑑
ウルシ科の木を2つ。

ひとつ目は 比較的珍しいカイノキ。

カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされる。(wiki)




雌雄異株で、樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。(同上)
デンパークのカイノキは黄葉してますが、紅葉する木もあるようです。





ハゼの実に似た果実をブドウの房のようにつけます。





赤い実が多いですが・・・





青い実は ノブドウの実みたいです。
カイノキ(Pistacia chinensis)



つぎは、よく見るハゼノキ。

東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。日本には、果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。(wiki「ハゼノキ」)





古い時代には現在のヤマウルシやヤマハゼといった日本に自生するウルシ科の樹木のいくつかを、ハゼと称していた。(同上)






学名:Toxicodendron succedaneum

ハゼノキはウルシほどではありませんが、触るとかぶれます。
ですが、市販されているハゼの木に触ってもかぶれません。これは、ハゼとして販売しているモノが、実際にはヌルデだからです (´v_v`)