精華町にある研究機関では、大阪・関西万博でAI=人工知能を搭載したロボットを展示する予定で、最終の調整が行われています。
精華町にある理化学研究所では、AI=人工知能を搭載したロボットの研究開発が行われていて、大阪・関西万博では3体を展示する予定だということです。
このうち、子どもの姿に似せたロボットは、目や口など顔の17の部位の動きで、「幸せ」や「悲しみ」、それに「驚き」など微妙な感情を表情で表すことができるとしています。
例えば「購入したアイスクリームに当たりがでた」と話すと、うれしそうな表情になります。
また、「テストで80点だったが友だちは100点だった」と話しかけると、「悔しいよね」と返答して悔しい表情を見せるとしています。
研究所によりますと、万博で展示するほかの2つのロボットとともに最終の調整を行うとしています。
理化学研究所インタラクティブロボット研究チームの港隆史 チームリーダーは「万博出展に向けて忙しいですが、自分たちの技術を世界の人に見てもらえるのが楽しみです」と話していました。