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来場者数はスカイツリー級! エスコン2年目も経営好調 

2025年02月25日 | ニュース

本拠地に詰めかけた大勢の日本ハムファンと選手たち(昨年9月、エスコンフィールド北海道で)

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド北海道」(北広島市)の経営が好調だ。本業のもうけを示す事業利益は昨年4~12月の第3四半期までで約58億円に上り、前年同期比で24%増加。今季はエスカレーターの増設や屋外のバス停留所への屋根設置などで利便性を高めていく。

先月末に発表された親会社・日本ハムの決算短信によると、「ボールパーク事業」の売上高は第3四半期の段階で約239億円に上り、開業初年度だった前年同期比で1割増えた。チームの2位躍進に加えて様々なイベントが開催され、年間来場者数の増加に合わせてチケットや飲食の収入が増加したという。

昨年の年間来場者数は前年から2割増の約419万人。人気観光地「東京スカイツリー」(東京都墨田区)の447万人(2023年)に迫るペースで伸びている。球場運営会社がまとめた年代別のデータでは40歳代の約80万人が最も多く、前年からの増加率では30歳代が最大だった。昨年初めて企画して好評だった子どもの仕事体験会など、家族向けのイベントは今年も開催される予定。10歳代を除き、調査した各年代で増加した。

昨季のプロ野球公式戦での来場者数は、1試合平均で2万8830人。開業3年目の今季は「3万人に近づけたい」(球団幹部)と目標を掲げ、シーズン開幕前から機運を高めようとしている。オープン戦では「オープン戦も本気」と題し、様々なイベントを予定している。

利益の多くは選手の年俸アップなどチーム強化に活用されているほか、球場の改装も積極的に進めている。天然芝だった内野部分を人工芝に張り替えて、グラウンドの仕様が異なる少年野球の大会も開催できるようにした。球団の小村勝社長は「気持ちよく見てもらえる設備投資も行っていく」と語り、新シーズンへの準備を着々と進めている。

 

 

 

 

 

 

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