2月22日は、「にん・にん・にん」の語呂合わせから「忍者の日」とされていて、これに合わせて甲賀市の小中学校では「忍者給食」と題した特別メニューが提供されました。
この取り組みは、子どもたちに忍者にまつわる地元の歴史や食材に関心を持ってもらおうと毎年行われていて、ことしは甲賀市のブランド野菜、「忍葱(しのぶねぎ)」や「忍忍人参(にんにんにんじん)」などがふんだんに使われた「忍者給食」が提供されました。
このうち甲南第一小学校の3年生の教室では、忍者の姿で訪れた立岡秀寿教育長とともに、子どもたちが給食を楽しみました。
給食には、▼甲賀忍者が食べていたとされる地元産の黒い米、「黒影米」が入ったごはんや、▼「近江牛忍者鍋」と名付けられた地元産の野菜と近江牛を使った鍋など、どれも忍者をイメージしたメニューが並び、子どもたちがおいしそうに味わっていました。
3年生の男の子は「いつもの給食より野菜が多くておいしく感じました」と話していました。
子どもたちと忍者給食を食べた立岡教育長は「素材から味付けまでよく考えられていてとてもおいしかったです。子どもたちにも満足してもらえたと思います」と話していました。