優勝パレードが見たい

春季リーグ開幕まで、あと１ヶ月ほど。
リーグ戦日程も、本日11時に連盟から発表されました。
開幕カードの立教は予想的中でしたが、次が早くも早明戦なんですね。
シーズン序盤に、いきなり山場がやってくる日程となりました。

とにかく、少しずつ開幕が近づいてくるにつけ、春秋とも優勝を逃した昨年の寂しさを思い返してしまいます。

今年こそは、校旗を先頭とする堂々の優勝パレードを早稲田の街で迎えたいものです。

他校の戦力充実もめざましいものがありますが、どこも実力差は紙一重。
学生野球は何が起きるか分かりません。
斎藤主将、宇高副将を中心にチームが一丸となっていけば、必ず道は拓けるものと信じています。

写真は1973年(昭和48年)春の優勝パレード。
早稲田の商店街の方々の温かい祝福に、選手たちの歓喜が弾けています。
なお、昭和50年代までは、オープンカーが優勝パレードの先陣を切るのが恒例でした。

名将・石井藤吉郎監督の任期の最終年度となった年に、勝ち点５の完全優勝を達成したメンバーをご紹介します。

1矢野暢生(３年、今治西、ベストナイン)、大橋功夫(４年、静岡高校)
2楠城徹(４年主将、小倉高校、ベストナイン)
3鈴木治彦(４年、大宮高校)
4西村一貴(２年、平安高校、ベストナイン)
5清水長寿(４年、早実)
6中本尚(４年、岩国高校)
7山本重行(４年、早実)
8前川善裕(３年、東葛飾高校)
9鍛治舎巧(４年、県岐阜商業、ベストナイン)

(石井藤吉郎監督 談)
先制点が欲しいので、バントを多く使った。
平均して打てたし、守りでも、あまりボロか出なかった。
弱いと思っていた投手陣に矢野という救世主が現われたのが大きかった。
私も上手く采配できた。
会心の優勝といっていいでしょう。