外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見( 3月14日)

2010-03-14 20:31:45 | 大学野球
まず、お知らせです。

明日(3月15日)の夕方6時10分からの、NHK総合テレビ首都圏ネットワークで、野球雑誌「野球小僧」の専属スポーツ作家である安倍昌彦さん(早大学院-昭和49年早大入学)の「流しのプルペンキャチャー」の取材風景が、約10分間紹介されます。

早稲田で私の一年先輩の安倍さんは、野球の道を志す若者たちを常に温かい眼差しで見つめていらっしゃる方。
野球のコメンテーターというよりは、学生野球のサポーターとお呼びするのがふさわしい、私が尊敬する方です。
ぜひ、ご覧ください。

さて、今日は午前9時半から人工芝化工事完成を記念するセレモニーが行われました。
神主さんを招いての厳粛な式典で、応武監督、そして斎藤主将から「このお礼は、リーグ戦優勝で」と、頼もしい決意表明がありました。

そして午後からは人工芝グラウンドでの初練習が行われました。

入念なストレッチを行なった後、キャッチボール、ボール回し、内外野ノック、そしてケージを三つ並べての打撃練習が行われました。
就職活動中の四年生が何名も欠席したものの、ロス遠征組を合流して、久しぶりの全体練習です。

明後日からは、いよいよオープン戦。
野球部は実戦モードに突入します。

そんなわけで東伏見のメンバーの詳細をお伝えできるのは、今シーズンは今日が最初で最後です。
(T_T)
写真も、今日に限り、特別にご了承をいただきました。

内外野ノックに参加した選手を、今日に限りお知らせいたします。

[投手]
斎藤、大石、福井、池下、塚田、大野、高橋、小山田(新人)
[捕手]
白川、市丸、杉山
[一塁]
桜庭、古山、江塚(新人)、土生(右翼兼任)
[二塁]
宇高、松永、川崎、
[三塁]
渡辺、松本、徳井、東條(新人)
[遊撃]
後藤、佐野、大野(新人)
[左翼]
山田、塚原
[中堅]
川西、佐々木
[右翼]
地引、白沢(新人)

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生まれ変わった東伏見グラウンド

2010-03-14 08:22:22 | 大学野球
東伏見グラウンドの人工芝化が完了しました。

若い卒業生たちの声を聞くと、土のグラウンド整備に秘めた誇りと数々の思い出を抱いている人が多く、一抹の寂しさもあるようです。

でも、長年苦しめられた水捌けの悪い土質、冬の砂塵の問題が解決されるわけですから、この環境をいかして、より密度の濃い練習をこなして、勝利の栄光を掴み取ってもらいたいものですね。

朝9時半からセレモニーがあります。
東伏見に移転した時の監督、石井連蔵さんとお話ししたら、「砂塵のために、周囲の住宅が洗濯物を干せず、とてもご迷惑をかけてきた。でもこれで大丈夫だ」と喜んでいらっしゃいました。

ところで、東伏見は昔から早稲田の様々な運動部が練習拠点を置く地でしたが、野球部が西早稲田から移転したのは1987年のことです。

野球グラウンドは、当初は人間科学部が新設される所沢キャンパスに移転する計画でした。
しかし野球部関係者が現地調査を行なった結果、土質が粘土質で、造成にも、完成後のグラウンド整備にも費用がかかり過ぎるほか、季節によっては東京都内に比べて気温が5度程度低いという問題が浮上。
加えて、グラウンド建設予定地の近くに保護対象の鷹が棲息し、打撃練習の音や夜間照明などが悪影響を及ぼすという声が自然保護団体から上がったという側面もありました。

そこで、従来から東伏見にあった軟式野球グラウンドに白羽の矢が刺さりました。
ここは、昭和7年に西武から大学が購入した後、野球部の二軍、あるいは入学直後の新人が練習に使用することもあった場所で、所沢と高田馬場との中間地点にあたります。

そんな経緯で、大学当局と野球部が合意に至り、移転となったわけです。

西早稲田の現在の図書館のある場所から移転して、早くも20年以上。
早稲田城下町の温かい雰囲気は望むべくもありません。
かつては大学の教職員、一般学生、商店街の方々の日常生活の中に、野球部が練習する打球音や掛け声が組み込まれていたのですから。

それでも、今や早稲田の野球部といえば東伏見が本拠地だという認識が定着しました。

色々な制約はあるのでしょうが、ぜひ地元の人々に更に親しまれる、かつてのような開放的なグラウンドの雰囲気を可能な限り取り戻すような方向に、野球部が進んでいってくれたらと願ってやみません。
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