私が毎日の通勤に利用しているJR横須賀線に、次の土曜日3月13日から、武蔵小杉駅が新しくオープンすることになりました。
新川崎駅と西大井駅の中間地点です。
武蔵小杉駅は、東急東横線とJR南武線が交差する歴史のある駅ですが、品川・新橋・東京方面に向かうには、ちょっと不便でした。
このたび新駅ができることで、横須賀線だけでなく、成田エクスプレスや湘南新宿ライン、あるいは特急「踊り子」の一部列車も停車するようになるので、上り方面も下り方面も、ぐっと鉄道ルートの選択肢が拡がります。
ところで、私が横須賀線に好んで乗る理由の一つに、新川崎駅に隣接するJR貨物の大きな機関車区を毎朝眺める楽しみがあります。
コンテナ車や石油タンク車を何両も連ねて、電気機関車が武骨ながらも力強く牽引する姿に漂う、旅客用車両とは異なる男の世界ともいうべき雰囲気が好きなのです。
機関士の制服と帽子も、昔ながらの機能本位の作りで、実に良い感じです。
ヘビー・デューティー仕様の機械の持つ男っぽい魅力を感じさせてくれる、もう一つの鉄道車両に、線路上の除雪作業を専門とするラッセル車があります。(写真)
幼少期の一時期、富山県に住んでいた頃、冬の北陸本線でよく見かけたものです。
雪が降り続ける踏切で列車の通過待っていると、吹雪の向こうから雪をかき分けながら力強く進んでくる、黒い軍艦のようなラッセル車の重量感のある姿。
幼稚園児のチビスケだった私は迫力に圧倒されて、線路脇で息を呑んで、その勇姿を見上げていました。
そして、通過する際に、雪に曇った運転席のガラス窓からチラリと見える鉄道員さんの姿が、これまた格好良く、子供心に男の世界を感じました。
(*^_^*)
先日、テレビを眺めていたら、大正時代に製造されたラッセル車が青森県内で今も現役で働いている姿を放送していました。
さすがに老朽化を感じさせる部分も目につきましたが、かつて私が胸をときめかせたのと同じタイプの、真っ黒で精悍なシルエットが最高でした。
その番組で初めて知ったことは、ラッセル車自体には動力がないことです。
したがって後方からディーゼルや蒸気機関車に押されて、ラッセル車は前進するのだそうです。
そう言われてみれば、昔の北陸本線でも、ラッセル車は常に二両編成で走っていました。
写真からも、車体の横っぱらから翼のような鉄板が飛び出しているのが判別できますが、その線路脇の雪を外側に払うウイング装置を操作する要員のみがラッセル車に乗車します。
なお、ネットを検索していたら、青森の地元新聞に、ラッセル車の記事を見つけました。
実働車両がたくさんあるわけではないでしょうから、私がたまたまテレビで見かけたものと同じ車両かも知れません。
新聞掲載の写真を眺めていると、ラッセル車の顔つきが鉄人28号のようにも思えてきます。
新聞記事へのリンク
昨夜を含めて、今年の冬には東京や神奈川でも何度か雪が降りました。
でも、小学校二年生の一学期に東京に戻って以降、ラッセル車にお目にかかる機会は全くありません。
いつの日か、雪国に旅行して、ラッセル車の力強く働く姿をもう一度見たいものです。
添付したラッセル車の写真。
昭和40年代の北海道で撮影された一枚のようです。
私は、いわゆる鉄道マニアでも何でもありませんが、このモノクロ写真を眺めれば眺めるほど、なんて格好良いんだろうと私は思ってしまうのですが、皆さんはいかがですか?
新川崎駅と西大井駅の中間地点です。
武蔵小杉駅は、東急東横線とJR南武線が交差する歴史のある駅ですが、品川・新橋・東京方面に向かうには、ちょっと不便でした。
このたび新駅ができることで、横須賀線だけでなく、成田エクスプレスや湘南新宿ライン、あるいは特急「踊り子」の一部列車も停車するようになるので、上り方面も下り方面も、ぐっと鉄道ルートの選択肢が拡がります。
ところで、私が横須賀線に好んで乗る理由の一つに、新川崎駅に隣接するJR貨物の大きな機関車区を毎朝眺める楽しみがあります。
コンテナ車や石油タンク車を何両も連ねて、電気機関車が武骨ながらも力強く牽引する姿に漂う、旅客用車両とは異なる男の世界ともいうべき雰囲気が好きなのです。
機関士の制服と帽子も、昔ながらの機能本位の作りで、実に良い感じです。
ヘビー・デューティー仕様の機械の持つ男っぽい魅力を感じさせてくれる、もう一つの鉄道車両に、線路上の除雪作業を専門とするラッセル車があります。(写真)
幼少期の一時期、富山県に住んでいた頃、冬の北陸本線でよく見かけたものです。
雪が降り続ける踏切で列車の通過待っていると、吹雪の向こうから雪をかき分けながら力強く進んでくる、黒い軍艦のようなラッセル車の重量感のある姿。
幼稚園児のチビスケだった私は迫力に圧倒されて、線路脇で息を呑んで、その勇姿を見上げていました。
そして、通過する際に、雪に曇った運転席のガラス窓からチラリと見える鉄道員さんの姿が、これまた格好良く、子供心に男の世界を感じました。
(*^_^*)
先日、テレビを眺めていたら、大正時代に製造されたラッセル車が青森県内で今も現役で働いている姿を放送していました。
さすがに老朽化を感じさせる部分も目につきましたが、かつて私が胸をときめかせたのと同じタイプの、真っ黒で精悍なシルエットが最高でした。
その番組で初めて知ったことは、ラッセル車自体には動力がないことです。
したがって後方からディーゼルや蒸気機関車に押されて、ラッセル車は前進するのだそうです。
そう言われてみれば、昔の北陸本線でも、ラッセル車は常に二両編成で走っていました。
写真からも、車体の横っぱらから翼のような鉄板が飛び出しているのが判別できますが、その線路脇の雪を外側に払うウイング装置を操作する要員のみがラッセル車に乗車します。
なお、ネットを検索していたら、青森の地元新聞に、ラッセル車の記事を見つけました。
実働車両がたくさんあるわけではないでしょうから、私がたまたまテレビで見かけたものと同じ車両かも知れません。
新聞掲載の写真を眺めていると、ラッセル車の顔つきが鉄人28号のようにも思えてきます。
新聞記事へのリンク
昨夜を含めて、今年の冬には東京や神奈川でも何度か雪が降りました。
でも、小学校二年生の一学期に東京に戻って以降、ラッセル車にお目にかかる機会は全くありません。
いつの日か、雪国に旅行して、ラッセル車の力強く働く姿をもう一度見たいものです。
添付したラッセル車の写真。
昭和40年代の北海道で撮影された一枚のようです。
私は、いわゆる鉄道マニアでも何でもありませんが、このモノクロ写真を眺めれば眺めるほど、なんて格好良いんだろうと私は思ってしまうのですが、皆さんはいかがですか?