外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ダイスケ・フィーバー

2010-03-13 18:17:17 | 大学野球
今日の東京は、一時鉄道が運転を見合わせる、台風のような強風が吹き荒れました。
各校のオープン戦は予定通り行われたのでしょうか?

さて、私が大学を卒業した翌年の1980年、夏の甲子園に「ダイスケ・フィーバー」が巻き起こりました。
もちろん主役は、早実の一年生エース荒木大輔投手。

この年は、一年生から甲子園で大活躍しているエース愛甲投手や安西二塁手を擁する横浜高校が優勝候補の大本命でした。

そこに早実が登場。
冷静な投球が持ち味の一年生エースの荒木大輔が一回戦から準決勝までの5試合を自責点0の好投を見せて勝ち上がり、大本命の横浜高校と決勝戦で激突するという最高の展開となりました。

ところが決勝戦は、予想もしない展開となりました。
誰もが愛甲と荒木の両エースによる投手戦を予想したのですが、二人とも連投の疲れからか絶不調。
荒木は三回5失点で、愛甲も五回4失点でマウンドを降りてしまったのです。

しかし、リリーフした早実の芳賀誠、横浜の川戸浩が頑張って試合を立て直し、最後は横浜高校が6対4で優勝旗を手にしました。

写真は、総力戦で力及ばず敗れ、うつむき加減で表彰式に臨んだ早実ナイン。
写真の左から二人目が荒木大輔投手です。

さて、六大学野球ファンとしては、荒木大輔投手が早稲田大学に進学してくれていたらなあと、今でも考えることがあります。

東海大相模の原辰徳、早実の荒木大輔、そしてPL学園の桑田真澄。
甲子園で大活躍した三人は、いずれも早稲田進学の一歩手前までくるも、最後は別の進路を選びました。
彼らが早稲田に来ていたら、きっと六大学の歴史が変わっていたことでしょう

最後に、準優勝した早実の選手たちを紹介します。
現在とは異なり、他大学への進学者も少なくなかった時代でしたが、それでも後に早稲田に進学して神宮で活躍した懐かしい名前があります。

6荒木達夫
9高橋公一(早大)
5栗林友一
3小山寛陽(早大)
2佐藤孝治(早大)
8住吉秀実(早大)
(1芳賀誠(早大))
7-8播磨淳一
1-7荒木大輔
(PH朝田賢治)
(7津村哲郎)
4小沢章一(早大)
Comments (2)
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