半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『いつか眠りにつく前に』を観ました。

2009-03-01 13:40:25 | えいがかんしょうの部屋
 人生の終わりを迎えるとき、あなたが最後に思い起こすのは誰の名前だろう?
長年連れ添ってきたパートナーの名前か、最愛の子供たちの名前か、それとも・・・?
2人の娘に見守られながら、最期の時を迎えようとしているアン(ヴァネッサ・レードグルーヴ)の脳裏に浮かび上がったのは、過ちの記憶と共に封印してきたハリスという男性の名前だった。40数年前、若さと情熱のすべてを注ぎ、ハリスを愛したアン。だが、2日間で燃え上がったふたりの恋は、取り返しのつかない悲劇を引き起こし、唐突に終わりを告げる。
公式サイトより)

 人気作家スーザン・マイノットのベストセラー小説の映画化・・・だそうです。知りませんでしたが
すぐそこに迫っている「死」を前に、2人の娘が集まってますが、この娘達も色々とあったようです。。そんな二人が、母親の死の前で変わっていく・・・というドラマと想像した序盤、これは見事にハズレ
この母親アン、ことあるごとに、ハリスって言葉を発してて、その背景であるアンの青春時代の物語が本筋のほうでした
フト紹介されたハリスという男性と恋に落ちるんですが、なんかアンがサバサバしてて、「燃えるような2日間の恋」とは全然感じません
そんなアンを密かに思うバディとの間にある出来事があり、冒頭にある「取り返しのつかない悲劇」に向かっていっちゃうんですよね
この辺も、グッと心を捕まれると思ってたんですが、バディに対するアンの言葉もキツいし、心中は察すれど、酒びたりになって彷徨うバディにもあまり同情できないんですよね
そもそも、この出来事の発端であるライラの結婚についても、物語の背景に必要なものではありますが、なんかスッキリしないし
ライラの結婚の背景、アンとハリスの燃え上がるような恋、そしてバディのアンに対する想い・・・
これらの重要な点が、小説だと、奥深くまで描かれているんでしょうねぇ・・・映画だとちょっと薄かったです
唯一の救いは、アンの娘達に暖かい光が出てきたところでしょうか
物語以外のところで特筆すべきは、やはり超豪華な女優陣の共演でしょうな
グレン・クローズ、メリル・ストリープを脇役にしちゃうところが凄すぎる
ちゅうことで、男性目線じゃ駄目な映画だったのかなぁで60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『デクスター シーズン2(全12話)』を観ました。

2009-03-01 04:20:27 | どらまの部屋
 シーズン1の最終エピソードで、恐るべき連続殺人鬼“冷蔵庫キラー”を血祭りに上げたデクスター。しかし、その時に発覚した重大な“事実”が、デクスターの内面に大きな変化を及ぼすようになる。さらに、デクスターの秘密を察知した刑事ドークスが周囲を嗅ぎ回るようになり、彼は自由に“狩り”が出来なくなってしまう。抑えきれない衝動と、今までに感じたことのない“感情”の目覚めに戸惑うデクスター。
bbTVサイトより)

 シーズン1から間髪入れず、毎日観てたんで、あっという間でした
毎日観るだけの面白さが、このドラマにありましたねぇ
前作で、唯一の理解者になりえたはずの「冷蔵庫キラー」と別れてしまい、心を閉ざすデクスターに寄り添う謎の女性ライラの存在。彼女によって、デクスターは別の生き方・感情が生まれてきます。
このライラ、めちゃ魅力的な女性に見えましたが・・・、詳しく語れませんが、まあすごいもんです
また、デクスターのことを「普通じゃない」と感じている存在、リタの元夫しかり、そして最後まで執拗に追い詰め、ついには決定的な証拠をつかむドーソン刑事・・・彼の執念がすごい
更に、FBIの敏腕捜査官ランディが現れ、デクスターとの「先手の取り合い」をする展開。
以上、数々の「障害」をどう乗り越えるのかに、毎回興味をもっちゃいましたね
 本筋とは違うところとして、前作で精神的に参ってしまった妹デボラが、何とか立ち直り、元気になり、刑事としても立派に成長した点は、嬉しかったかな
男運がありそうで無いのが、ちょっと可哀想ですが・・・
心の迷走、そして最大の危機を、ああいった形で乗り越えたデクスターは、より強い信念をもってシーズン3を迎えそうです
こりゃ観続けるしかないっすね
ちゅうことで、そろそろエアコンの中に隠すのは考えないと・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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