半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『HEROES REBORN(全13話)』を観ました。

2016-07-19 12:19:38 | どらまの部屋
 不死身のチアリーダー、クレアがカメラの前で能力者の存在を告白してから5年。テキサス州オデッサで、能力者と人間たちが世界各地から集まり、人類共存を目指す平和サミットが開催される。しかし突然爆発テロが起き、会場は一瞬にして壊滅、多くの犠牲者を出す惨劇と化す。爆破テロの首謀者はモヒンダー・スレシュだと発表された。そのテロ事件以来、共存を目指していた両者の関係性は一変、能力者たちは危険な存在として扱われ、政府は能力者の登録を義務化。彼らは、人目を避けて暮らすことに。能力者“イヴォ”であるとわかれば、自警団に殺されるか、警察に連行されてしまうのだ。だが、特殊能力に突然目覚める者は減るどころか、次々と現れるのだった。オデッサのテロ事件は多くの人々に深い傷を残した。ノア・ベネットもその一人だった。
オースティン。最愛の娘クレアを失ったベネットは、全てを捨てひっそりと暮らしていた。だが、能力者たちを巻き込んだ陰謀説をとなえるクエンティンと出逢い、不死身のはずのクレアがなぜあのテロ事件で死んでしまったのか、彼女の死の真相を明らかにしようと、独自に捜査を開始する。
スーパードラマTV番組紹介より)

 全4シーズン・オンエアされていた人気ドラマ「HEROES」が4年ぶりに復活しました
「やったぁーーー!」で有名になった、マシ・オカさん出演作・・・日本でも結構話題になりましたよね。俺も全て観てました。
毎回、ラストに「TO BE CONTINUED」と出てたのに、打ち切られてしまってたので、製作者からすると、「念願叶って」って感じなんでしょうね
一応、いままでの物語をひきずっている話でして、冒頭の通り、能力者の存在はオープンになってる世界で、それぞれの思惑が対立しちゃいます。
この「HEROES」って、最初のうちは、様々な能力を持っている(もしくは持ってしまった)人たちが、普通の生活をしつつも対立していましたが、そのレベルは、「ちょこちょこ」程度でしたよね・・・
ただ、シーズンが進むにつれ、巨大な存在が現れたり、能力者の中でも突出している奴(サイラー)が出たり、そんな中で、個々の能力者が、協力したり、裏切ったりと、混乱が進んじゃった感があります
で、その延長上のこの「REBORN」なんで、正直、最初からしばらくは、ワケ分からない展開でした。
かろうじて前シーズンのキャラが出てくると安心する程度で、新しいキャラも誰と誰がどういった関係なのか・・・これが理解できません
公式サイトとかをチェックして、人物相関図を頭に叩き込めば良かったかも知れませんが、そんな努力をするような「欲」も無かったですね。
一つ一つの能力は面白いものがあった(刀ガール最高)なんで、それだけを楽しんでいたように思います。
ちゅうことで、続けて観ているので諦めたくないものの、かなり辛いシリーズになりつつあります・・・で35点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『天空の蜂』を観ました。

2016-07-19 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、小学生の高彦を乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した!遠隔操作によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、”日本全土の原発破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。機内の子供の父親でありビッグBを開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された高彦の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。その頃、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に家宅捜索の手が伸びる中、密かに恋人の無事を祈っていた。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男・雑賀(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、衝撃の真相へと辿り着いていくー
公式サイトより)

 東野圭吾原作作品の映画化作品だそうです。「映像化は無理」と東野さんも思っていたようで・・・
冒頭の解説の通り、最新鋭ヘリが遠隔操作で乗っ取られてしまうのが事件の発端ですが、そこに一人の小学生・高彦が残されているというのがミソでしたね。
ただ、そんな緊張感がある話の前に、この高彦と、親である湯原夫妻の一連の行動とか態度が妙に「鼻に着く」んですよね
子供の行動も頭くるし、母親の夫に対する言動も納得いきません。「高彦はいつも父親が向かってくるのを待ってた」というのは百歩譲ってヨシとしても、「血みどろになってでも向かってこい」とか、なんか言い方も変ですし、態度と釣り合ってないです
ムカムカしながら前半を観てましたが、前半の中心であった、高彦救出作戦については、なかなかハラハラさせてくれましたね
救出後、いよいよビックBを原発に落とすのを阻止する作戦・・・これがかなり難航しちゃいましたね。
更に、2/3経過時点であっさり犯人として死んでしまった雑賀の後も、しっかり黒幕が2重に用意されてましたね
日本全体を巻き込んだテロではあるものの、敵ながら、彼らが起こした行動の背景とか、言っている事とかは、一理どころか、正義を感じる部分があって、考えさせられますね
日本にとっての「原発」・・・ココに少し踏み込んでいる点は、海外作品より注視しなければいけませんね
この作品、劇場公開時、VFXとかが凄い印象を持ってましたが、いざ観てみると、原発の上空にずーーーーーっとビックBが停滞しているだけのシーンが多くて・・・
最後の爆破、落下シーンくらいが唯一の見せ場であり、その他はかなり肩透かしの特撮でした。
ま、その分、テーマが意外にも重いので、長編作品なれど、飽きなかったです
ちゅうことで、壮大なだけに、最初の家族物語は、かなりのアンバランス・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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