ヤマトは沈んだ。
波動砲艦隊も壊滅的な打撃を受け、強大なガトランティスを前にもはや為す術をなくしたかに見えた地球。
だがそれは、これから始まる未曽有の戦いの序曲に過ぎなかった。
ヤマトの意志を受け継ぐ新たな艦、ヤマト級〈銀河〉の出撃。その脇を、かつて地球と戦ったガミラスの大艦隊が固める。
数で圧倒するガトランティスに対して、地球・ガミラス連合軍は、
時間断層工場をフル稼働させて大増産態勢を敷き、徹底抗戦の構えを示そうとしていた。
それは、力と力がぶつかりあうだけの終わりなき消耗戦。
AIが立案した非情な作戦を実行するために、死に場所を求めて加藤のブラックバードが飛ぶ──。
〈銀河〉の本当の任務、人類生存の為の[G計画]とは? 帰るべきガミラスを追われたデスラーの去就は?
そしてヤマトは本当に沈んでしまったのか──?
古代と雪を待ち構える壮絶な運命に、刮目せよ!
(
公式サイトより)
いよいよ終盤ですね。今回の第六章は「回生編」との事です
これを観る前に前回の「煉獄編」は、事前にBDを購入し、直前にしっかり叩き込んで鑑賞しました
加藤の「悪魔の選択」により窮地に立たされたヤマトから始まりました。しっかし、しっかり交換条件であった「薬」を地球にもたらすガトランティス、余裕なんですな
とはいえ、ガトランティスに対抗する地球連邦軍、そしてガミラス軍もなかなかのもので、かなり長い時間、艦隊戦が続きましたね。
地球連邦軍のあの物量作戦、若干閉口気味ではありましたが、今回もしかり・・・ただ、ああいった持久戦に持ちこむことしか、有利に進めることは出来ないんですね・・・
更に、「銀河」のクルーが背負わされている「G計画」・・・モビルスーツでも出てくるのか
・・・と思いきや、驚愕の計画ですね。。。
これって、現代に湧き起っている「女性に対する・・・」同様、論議にならないのかしら
しかし、「人間が追い付かない」というのは、艦船も一人で稼働させるし、戦闘機もほぼ無人・・・そういった様々なテーマを今回、とっても入れ込んでいる気がします。
大破してしまったアンドロメダまで自動化しちゃったのは残念でしたが、今回のアンドロメダ+山南艦長は、一つの目玉でしたね
昔の「さらば」では、見どころが少なかった新鋭艦であり旗艦であったアンドロメダ・・・雄姿が焼き付きましたね
人々の、それぞれの物語も、だんだんと深くなってきました
古代&雪の話はラストに向けてどうなってしまうのか心配ではありますが、個人的には、斉藤が心配でなりません。。。あんなもの背負わされてしまうなんて・・・
デスラー・キーマンの話もあるし、こういった、沢山の人間模様もヤマトならではですね
オリジナルですと、そろそろ哀しみがどんどん深くなってくる状況なんですが、今のところ、このシリーズは、「死」というものをあえて「見せない」展開に見えますね。
一体、どんな結末を迎えるのか・・・3月まで心待ちにしています
ちゅうことで、石塚運昇(=土方館長)の「頼む」という言葉に感極まる・・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません