半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ハクソー・リッジ』を観ました。

2018-04-07 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。先の大戦で心に深い傷を負った父からは反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。だが、訓練初日から、デズモンドのある“主張”が部隊を揺るがす。衛生兵として人を救いたいと願うデズモンドは、「生涯、武器には触らない」と固く心に誓っていたのだ。上官と仲間の兵士たちから責められても、デズモンドは頑として銃をとらない。とうとう軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場だった。1歩、足を踏み入れるなり、目の前で次々と兵士が倒れて行く中、遂にデズモンドの〈命を救う戦い〉が始まる─。
公式サイトより)

 M.ギブソンがメガホンをとった、実話を基とした作品です
デズモンドの幼少時代の子供喧嘩のシーン・・・思わずとってしまった「行き過ぎた」行為に対する父母の反応、そして「事の大きさ」が、その後のデズモンドの「信念」に繋がっているんでしょうね・・・
まあ、最初の「信念」は、ドロシーに対しての「一目惚れ」でしたが・・・献血に毎日訪れるなんて・・・明らかにオカシイでしょ
彼のことだから、ドロシーとの生活を優先して、(過去の行為もあり)戦争(=軍)への参加を断じて拒否する・・・そういった話かと思ってました。
しかし、彼は、あえて陸軍に志願しました。しかし、彼のとった行動は、「敵兵を殺す」行為ではなく、「(味方)兵士を救う」行為でした
ただ、デズモンドのそんな「信念」は、訓練時は、誰も取り入ってくれないんですね・・・やはり、志願する理由は「敵を叩く」という事なんでしょうねぇ・・・
法廷にまで至ってしまったデズモンド・・・しかし曲げない
こんな状況を、まさかあの父親が救ってくれるとはねぇ・・・やるじゃないですか、オヤジ
・・・そして、ここからは、タイトルである「ハクソー・リッジ」の壮絶な戦いが最後まで続きます。
断崖絶壁の上部に艦砲射撃を行った後に、ひたすら壁をよじ登り、敵地に挑んでいく兵士たち・・・
最初の戦闘シーンで一気に目が覚めてしまいましたね (「プライベート・ライアン」を思い出しました・・・
何とか敵ポイントまで攻め入っても、翌日に逆襲に合って、戦線を押し戻されてしまう・・・過酷な戦いです
壊滅状態に追い込まれ、戦線が完全に戻ってしまったハクソー・リッジの地、ここからのデズモンドの行動は目に焼き付きましたね
彼の「もう一人、救わせて・・・」と自分に声をかけ(神様に祈っている)ながら、何度も戦地に突入する・・・
・・・75人の瀕死の兵士を戦地から連れ戻したデズモンド・・・凄かった・・・とにかく凄かった・・・
エンドスクロール前に、実際のデズモンドもそうですが、彼に救われた人たち、彼が救った人を受け止めた人たちの「生の声」からして、「(彼の行動は)信じられない」と言うくらいですから・・・
彼の「信念」・・・その「様」を見届けられました
ちゅうことで、アカデミー編集賞、録音賞受賞・・・5.1chで観れば更に良かったかも・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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