半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マイレージ、マイライフ』を観ました。

2011-05-01 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 主人公は、年間322日も出張で飛びまわり、企業のリストラ対象者に解雇を通告するプロフェッショナル、いわゆる「リストラ宣告人」-ライアン・ビンガム(G・クルーニー)。しがらみという煩わしい人生の「荷物」を背負うことなく、夢の目標1,000万マイル達成だけが彼の存在証明。しかし、「心のマイル」は限りなくゼロに近かった。
公式サイトより)

 ライアンの職業が凄いですね。「リストラ宣告人」って・・・
ただ、彼もその企業から雇われて、ただただ「通告」するだけ・・・でも俺は嫌だなぁ・・・通告する人もされる人も・・・
彼の仕事の仕方が、あくまで「人と直接接して、話し、反応をみる」という昔ながらのスタイル
途中出てきた新人女性ナタリーの「(移動費コスト削減のため)ネットを通じて解雇通告をする」という新しいやり方との対立が面白い
ま、この戦いは、かなりあっけなく決してしまったけど・・
「人と接しない」スタイルのナタリーが、次第に人との接点を持って行き、素敵な女性になっていくのと反対に、「人と接する」スタイルのライアンが、実際のところは人つきあいや、家族つきあいが超下手ってのが、絶妙ですね
途中、とっても素敵なアレックスと知り合い、意気投合するんだけど、この恋の結末はある意味、苦々しかったですね
決して良いエンディングではないと思いつつ、ライアンの今後にちょっとだけ暖かさを感じずにいられない、心地良い作品でした。
しっかし、ライアン役は、G.クルーニー以外いなかったんではないでしょうか
安住の地を求めず、ひたすらフライトに身を投じ、クールに仕事をしていくライアンは、なんだかクルーニーそのものじゃんなどと勝手に思ってました。
ちゅうことで、となるとクルーニーの心のマイルは・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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