半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ディーパンの闘い』を観ました。

2017-02-12 06:42:54 | えいがかんしょうの部屋
 内戦下のスリランカを逃れた元兵士ディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)はフランスに入国するため、赤の他人の女ヤリニ(カレアスワリ・スリニバサン)と少女イラヤル(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)とともに偽装家族となる。3人は辛うじて難民審査を通り抜けると、パリ郊外の集合団地の一室に腰を落ち着け、ディーパンは団地の管理人の職を得る。昼間は外で家族を装い、夜は一つ屋根の下で他人に戻る彼らがささやかな幸せを掴もうとしたとき、新たな暴力が襲いかかる。戦いを捨てたはずのディーパンは、愛のため、家族のために立ち上がる……。
MovieWalkerより)

 2015年のカンヌ映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した作品です。
とにかくココ(スリランカ)を脱出する・・・これだけのために偽装家族となったディーパン、ヤリニ、イラヤルの3人です
即席家族なんで、目的は一緒だったのにも関わらず、フランスに着いた途端、すぐにギクシャクしちゃいますね。
寡黙に、真面目に働くディーパン、最初は苦しみながらも学校に通うイラヤルと比べると、イマイチ自己中で怠慢に見えたヤリニでした
まあ、彼女も働き口が出来て、何故か街のチンピラとコネクションまで出来ちゃいます
この土地、とっても荒れてますよねぇ・・・案の定、この「偽装親子」に災難がふりかかってしまいました。
そんな中でも必死に(キレずに)抵抗するディーパンなのに、ヤリニはまたもや逃げようとしているし・・・なんか腹たつわぁ
そのヤリニが災難にあった時に、どうするディーパン
・・・ここから、一瞬で、バイオレンスになっちゃいました
寡黙だったのに、嫌な事あっても、地下で酒飲んで発散していたのに・・・殺人鬼に様変わりしちゃいました
プッツンする要素が沢山あったので、見ているこちらは比較的満たされてリしてますが
ちゅうことで、ラストの団欒シーンは夢 現実・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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