半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『CODE 8』を観ました。

2021-07-09 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 人口の約4%が超能力を持って生まれてくる近未来。超能力者たちは、大多数の非能力者たちから迫害を受けていた。電気を操る能力を持った青年コナーもまたまともな職に就けず、難病に侵された母の治療費に苦心していた。そんなある日、コナーは超能力者のギャング組織を率いるギャレットと出会い、高額な母の手術費用を稼ぐため組織の仲間となる。罪の意識にさいなまれながらも、生きるために犯罪を重ねるコナーだったが……。
(wowow番組紹介より)

 この作品の「超能力者」の立場って、この世界に「馴染んでいる」んですけど、決して「良い意味」ではない点がポイントなんですね
ここの世界での「働く」という点において、俺なんかの今までの発想だと、「超能力者の能力を使って簡単に仕事をこなす」みたいな考えが出がちなんですが、それは「逆」で、変に個人の能力に頼るのではなく、機械とかロボットを使ったほうが、「人件費」で無い分、コストが嵩まないという発想・・・ココがビックリでした
世界が彼ら(超能力者)に頼る、すがるって事がなく、普通に生活したいがため、返って彼らが、邪魔な存在になっている・・・それが差別とか嫌な感じで現れてしまっているのは、哀しいですね
どうしても生活資金が必要、ましてや、コナーは大好きな母親の治療費が必要・・・まともな職につけない状態では、ああいった形に流れていくのもねぇ・・・
犯罪を取り締まるはずの警察側も、若干差別意識で動いている奴らがいて、息苦しいです。
何とかお金を、そして何とか母親を・・・とがむしゃらにコナーは行動しますが、彼自身も、そして彼を見守る周囲の人も、良い形が訪れないもどかしさがあります。
特に、ヒーラーの能力を持つ女性は、あんな形で自分の能力を利用されちゃう・・・一番観てて悲しかった
こういった結末を母親は理解していたから、あんだけコナーに言い聞かせていたんですけどねぇ。
観終わって、やるせなさしか残らないです
ちゅうことで、ガーディアンの単純なデザインは逆に好きになりました・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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