半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『エクソダス 神と王』を観ました。

2015-12-25 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 紀元前1300年、多くのヘブライ人が暮らす古代エジプト。増えすぎたヘブライ人の男児を殺すようファラオ(エジプト王)が命じたため、赤ん坊だったモーゼも川に流される。しかし、エジプトの王女に拾われ、王子のラムセスと兄弟同然に育てられる。時が経ち、成長したモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、ラムセス(ジョエル・エドガートン)と共に兵を率いてヒッタイト帝国との戦いで敵を撃破するなど、王国での地位を確立しつつあった。しかし、ヘブライ人の長老ヌン(ベン・キングズレー)から、自分がヘブライ人であることを知らされる。モーゼは、ヘブライ人を鞭打ちにしていたエジプト人を殺害し、国を追放される。やがて、エジプト人による虐待から救うため、40万のヘブライ人を“約束の地(現在のパレスチナ)”へ導くため、モーゼはエジプトに戻る。ファラオとなっていたラムセスにヘブライ人の退去を提案するが、拒否される。すると、エジプトにとって災いとなる“10の奇跡”が起こり、ラムセスはヘブライ人の退去を認める。モーゼたちはエジプトを脱出するが、ラムセス率いるエジプト軍の襲撃を受ける。モーゼたちは紅海に追い詰められ、誰もが絶体絶命だと覚悟するが……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 「壮大だぞ!」と予告するようなオープニングが始まりました 
ラムセスとモーゼは、なかなかいいコンビのように見えますよね。最初は
しかし、モーゼが(奴隷として劣悪な差別を受けている)ヘブライ人の子と知られてしまい、エジプトから追放されちゃいます
この辺の境遇というか、展開としては、この監督(=リドリー・スコット監督)の「グラディエーター」に近いですね・・・
しかし、モーゼは、ここから立ち上がり、復讐(=グラディエーター)していくのではなく、ヘブライの神みたいな男の子の言う事に耳を傾け、志をもって行動するようになります
ここからのモーゼが知る「お告げ」とかが、いわゆる「10の奇跡」が強烈ですね
血のナイル川とか、カエルの大群は言葉失います・・・
そして、あの(エジプト人の子だけが一瞬にして死ぬという)夜は・・・いささか厳しいなぁ・・・と。あそこまで「仕打ち」する必要があったのかなぁ
終盤は、モーゼが40万の民を連れて「約束の地」へ行く・・・というより、逃げ、それを追うラムセスの軍隊・・・壮絶な「追いかけっこ」です。
ここで、あの有名な「海が割れる」シーンですね・・・
迫りくる大波をバックに、因縁のモーゼラムセスの一騎打ち・・・絵になるなぁ・・と思ったら、あっという間に波に飲み込まれちゃいました
かつ、あんな大波なのに、普通に生還できちゃう「変なオチ」はありましたが、それぞれの「生きる地」で繁栄していくのかな
ちゅうことで、リドリー・スコット監督の「思想」が詰まった長編スペクタクル・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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