さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

同病

2010年07月05日 23時11分55秒 | たわごと
父方の親戚のお嫁さんのお父さんが昨日なくなりました。
父と同じ間質性肺炎急性増悪でした。
お嫁さんは姉と同い年。
亡くなられたお父様は父の2歳上。
お母様は母と同級生。
しかも、入院していた病院も同じ。
(病室は隣だったそう)

10日前ぐらいに大腸の検査で病院にいった時に
肺炎が見つかって急遽入院となり
あれよあれよという間に亡くなってしまったそうです。
病院から夜中に呼び出しがあったのが木曜日で、亡くなったのが日曜日。
父の場合は金曜日に呼び出され、月曜死去。
急変から3日後というのも同じ。
彼女は父の件でこんな病気があるんだと思っていたら
自分の親がその病気に襲われてびっくりだったそうです。

親戚とはいっても薄い関係なので
お父さんにはお会いしたこともないのですが
偶然というには一致点が多くて、他人事と思えませんでした。

結局のところ、
間質性肺炎急性増悪という病気は
こういう経緯をたどるしかないのですね。
父が亡くなったのも仕方のないことだったのでしょう。

実をいうと、
私さえ入院していなければ父は死ななくてすんだのでは・・・
という考えがどこかにありました。
私が家にいたら父は家族に放置されることなく
具合の悪いことに気づいてもらえたんじゃないか?
私が家にいたら、
すぐに病院に連れていけて助かったんじゃないか?

でも。
彼女のお父様の場合は
自覚症状に急変はなかったのに
亡くなってしまいました。
間質性肺炎急性増悪という病気にかかったら
現在の医学ではどうしようもないということです。

父の場合も。
結果ははじめから決まっていたのかもしれません。
何かのせいであの日に亡くなってしまったのではなく
寿命があの日までと決まっていたのかな
・・・と、そんなことを考えた一日でした。

あまりに自分の状況を重なるので
今日は少ししんみりしてしまいましたが、
父がいない状況にも日々慣れてきて、
寂しいと思うこともなくなってきました。
49日の間は何かとばたばたしているので
忙しさに取り紛れているうちに
寂しさを忘れさせてくれるようになっているのでしょうね。
我が家の場合は49日のあとすぐに初盆があるので、
百か日法要が終わるまで落ち着きません。

えーっと。
今日の備忘録日記としては
おでこの傷跡がまだ少し痛いのと
気温があがると体温もあがるようで
(変温動物疑惑が出てきたw)
昨日今日と調子が悪いわけではないのに、やや微熱状態になってます。
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6 コメント

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僕はたたかってます (だんきちといいます)
2010-07-06 07:45:58
GOOLEの検索でHITされたので読ませていただきました。お時間があればぶろぐを見てくださいね。
返信する
肺炎急性増悪 ( rinko)
2010-07-06 07:53:41
あゆさん、おはようございます。

私のおじも、つい先日これでなくなりました。
他の病気も盛られていたので入院はされていたのですが、急変しての事でした。

やはり寿命と言うのが決まってるように思います。 周りが後で後悔しても、どうしたってそうなるようになっていたのだと思います。
だから、あゆさんもご自分を責められないでくださいね。

悲しむ間もなく忙しい数十日を過ごすようになっているのでしょうか。

お客さんが来られなくなって、初めてしんみりするのでしょうね。

まだまだお忙しいですね。でもご自分のお体も大切になさってくださいね。

私も変温動物です(笑)。
気温と同じ変動をします。
自律神経ですかね。
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頑張ってください (あゆ)
2010-07-06 13:59:28
>だんきちさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
少しだけブログを拝見させていただきました。
肺の病気は見ているだけでも苦しさが伝わってくるようで
本当につらい病気だと思います。
早く良くなられますように。
返信する
寿命 (あゆ)
2010-07-06 14:03:35
>rinkoさん
昨日、ブログを更新してから思ったことがあります。
病気で亡くなったときには
自分たちの対応について後悔することあれば
病院の対応に疑問を抱いてしまうこともありますが
でも、寿命が決まっていると考えれば、
楽になれるのかもしれませんね。
私たちは病院にかかることが一般の方より多いですが
何かがあったときに自分や他人を責めるのではなく
運命として受け入れることが大事なのかもしれませんね。

変温動物は自律神経が関係するのかもしれませんね。
思えば夏になると熱が出やすいです。
返信する
自分は (なこ)
2010-07-06 20:28:27
まだ、身近な「シ」を経験していないのですが、間接的なものはありました。友人の父や親せき、病院の同室患者。そして残念な形でなくなった元上司。
その元上司がなくなった当時、無意識に上司の社員番号をPCに打っていた自分に驚きました。
(私は事務職です)
それに動揺して何度も打ち間違えをしていました。自分が自覚している以上にダメージを受けていたようです。弱い自分を自覚せざるをえませんでした。
 病気持ちの私達はいつの間にか「シ」について覚悟と準備を強いられるのかもしれませんね。それがいいことなのか判断はできませんが、やはり、どんな形でも突然のシは残念でなりませんね。
 あゆさん、私もrinkoさんに賛成です。そして膵炎患者の大敵はストレスですよ。心とお体は大事になさってください。
 
 ちなみに私のストレス解消法は「ハグ」です。日本人にはなじみが薄いですが、背中に人肌の温かみは落ち着きますよん

【毒見】
ウィキで調べたら、毒味の味は当て字だそうであゆさんの毒見が正しいです。悪ノリするとアホがバレますね。失礼しました
返信する
毒見 (あゆ)
2010-07-06 23:22:28
>なこさん
「毒見」はPCが勝手に変換しただけなので
コメントで初めて字が異なっていたことに気づきました。
毒を見るものなのですねえ・・・。
漢字って奥が深いです。

人は生まれた瞬間から「死」に向かって走り出しているのだそうです。
生まれた限り、死は避けられないのですから
死を忌み嫌うのも間違っているのかもしれませんね。
同室の方の死に遭遇したことはありませんが
上司の方の死は親以上にショックなものかもしれません。
私も直接の上司ではありませんが
同じ部屋で勤務していた方が
前日元気だったのにその夜に亡くなったということがありました。
突然に死がやってくることもあるのですから
心の準備期間があった父の場合は幸せだったのかもしれません。
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