今日の新聞に載っていたビックリニュースです。
『iPS利用、豚で人の膵臓 東大・明大が計画』
以下、引用
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
豚の胎児に人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植し、この胎児に人間の膵臓(すいぞう)を作らせる計画を、東京大医科学研究所の中内啓光教授と明治大の長嶋比呂志教授らが17日、文部科学省の専門委員会で明らかにした。
iPS細胞はさまざまな細胞になる能力があり、再生医療への応用が期待されている。中内教授は「慎重に研究を進め、将来は人間に移植可能な臓器を作りたい」と話している。
計画では、遺伝子操作で生まれつき膵臓ができない豚を利用。この豚が母豚の子宮内にいる胎児の段階で、人間のiPS細胞かiPS細胞から分化させた膵臓の前駆細胞を移植する。もともとは豚の膵臓ができる場所に人間のiPS細胞由来の膵臓ができる可能性があるという。細胞は、受精の約40日後に相当する妊娠初期の段階で移植する。
中内教授は、膵臓ができないマウスの実験で、受精卵が分割を繰り返して胚盤胞という状態になった段階で異種の動物であるラットのiPS細胞を注入、生まれたマウスの体内にラットの膵臓を作ることに成功している。
現在の国の指針では、人間の細胞を含む胚を動物の胎内に移植することは禁止されており、人間のiPS細胞を胚盤胞に移植する方法で膵臓を作ることはできない。動物の胎児への移植は、指針上は可能という。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
引用終わり。
IPS細胞ってすごいですね。
もともと豚と人間は細胞が似ているから、
こういったことが可能になるのでしょうか。
消化酵素の「パンクレアチン」は豚の膵臓から作られてますし。
IPSで人工膵臓を作れてしまう日もそこまで来ているのでしょうか。
しかし、私が気になったのは膵臓を作れてしまうことではなく
遺伝子操作で生まれつき膵臓が出来ない豚がいる、ということ。
化学(医学)の進歩はすごいと言うべきか、
そこまでやるのかと言うべきか。
医学の進歩の裏にはたくさんの動物の犠牲があるんですよね。。。
『iPS利用、豚で人の膵臓 東大・明大が計画』
以下、引用
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豚の胎児に人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植し、この胎児に人間の膵臓(すいぞう)を作らせる計画を、東京大医科学研究所の中内啓光教授と明治大の長嶋比呂志教授らが17日、文部科学省の専門委員会で明らかにした。
iPS細胞はさまざまな細胞になる能力があり、再生医療への応用が期待されている。中内教授は「慎重に研究を進め、将来は人間に移植可能な臓器を作りたい」と話している。
計画では、遺伝子操作で生まれつき膵臓ができない豚を利用。この豚が母豚の子宮内にいる胎児の段階で、人間のiPS細胞かiPS細胞から分化させた膵臓の前駆細胞を移植する。もともとは豚の膵臓ができる場所に人間のiPS細胞由来の膵臓ができる可能性があるという。細胞は、受精の約40日後に相当する妊娠初期の段階で移植する。
中内教授は、膵臓ができないマウスの実験で、受精卵が分割を繰り返して胚盤胞という状態になった段階で異種の動物であるラットのiPS細胞を注入、生まれたマウスの体内にラットの膵臓を作ることに成功している。
現在の国の指針では、人間の細胞を含む胚を動物の胎内に移植することは禁止されており、人間のiPS細胞を胚盤胞に移植する方法で膵臓を作ることはできない。動物の胎児への移植は、指針上は可能という。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
引用終わり。
IPS細胞ってすごいですね。
もともと豚と人間は細胞が似ているから、
こういったことが可能になるのでしょうか。
消化酵素の「パンクレアチン」は豚の膵臓から作られてますし。
IPSで人工膵臓を作れてしまう日もそこまで来ているのでしょうか。
しかし、私が気になったのは膵臓を作れてしまうことではなく
遺伝子操作で生まれつき膵臓が出来ない豚がいる、ということ。
化学(医学)の進歩はすごいと言うべきか、
そこまでやるのかと言うべきか。
医学の進歩の裏にはたくさんの動物の犠牲があるんですよね。。。
本に夢中でそういう記事があったとは知りませんでした。
いつも役立つ情報ありがたいですね。
動物さんの犠牲
イロイロと論文やら文献やら調べていると、沢山の実験がされているのなとは思ってました。
豚さんに人間の膵臓を作らせる(または育てる?)
というのはビックリですよね。
糖尿病新薬のトカゲ話も驚きましたが、毎度どっからそういうのを発見するのか?が疑問ですね。
素人には考えが及びません
パンクレアチンは私も飲んでいる消化剤のなので、馴染みがあります。
鳥の餌?というような臭いですよね。
でもそれのおかげで今迄もどかしいほどの胃もたれが改善されたので、
これからもお世話になりますけど。
やはり、薬に助けられているからには、その薬の流れも知るべきなんだなと考えさせられました
豚さんで人間の膵臓を…。そこに行き着くまでにどれほどの犠牲があったことか、これからも。
でも、私が年をとって、もしすい臓がんになって手術ができないときは、豚さんの膵臓を移植するなんてことになるかもしれないんですね。
まあ、私がどんなに年をとってもまだそこまでは行き着いてないと思いますが、そういう時代が来るのですね。
なんとも言いがたい…。
お嬢様、今日は痛みがないようで良かったですね。
自分に重ね合わせてふと思いついたことがあります。
決して学校(仕事)が嫌いなわけではないのに
この体調の悪さで明日は学校にいけるのかな。
でも、いつまでも休んでいてはいけない。
明日は絶対にいかなければ。
と自分にプレッシャーをかけることがストレスになっているのかな、
と思ったりもしました。
私も体調悪くて仕事を休むのが嫌で
我慢していたらどんどんひどくなって
しかも長引いて、ということがよくあったのです。
何度も入院を繰り返していると、
周りにおいていかれているという焦りがあるでしょうしね。
ガイドブックが届いたら読んでみてくださいね。
(遺伝子関係は少ししかありませんでしたが。。。)
うちの弟が3歳の時に心房中隔症で手術をしたのですが
その時、豚の人工弁を取り付けるかも?と言われたんですよ。
幸い、自分の弁を使えたので豚さんと親戚にはならなかったのですが。
パンクレアチンは匂いもですけど、後味が強烈じゃありませんか?
コーンスープを飲んだあとでうっかりパンクレアチンを飲むと
口の中で化学反応?を起こして強烈な味に変化します。
飲み薬の中では相当まずいお薬ですよね。
(慣れたけど。。。)
人間の口に薬が入るまでには、累々たる動物の死があるわけで
そういうことも少しは考えなくちゃいけないなと思いました。
ips細胞ってすごい発見だけど
と同時に、人間がそこまでやっていいのか?
と思う領域まできていますね。
ipsに限らず脳死移植や色んな延命治療や
そこまでやるべきか?という医療はたくさんあります。
医療が発達するにすれ
どこまで治療するのかという問題も出てくるのでしょう。
難しいですね。
これから
この記事を読んで、「遺伝子操作・遺伝子組み換えって、そこまでやらなきゃいけないのか??」って思いますし、
うまく言えませんが、人間がしていいことの範疇を越えてるんじゃないか、と思ってしまいました。。。
手を加えていい範囲ってあるような気がします…。
科学の進歩と倫理のようなものは、相反するものなのでしょうかね…。
なんて、感じてしまいました(^^ゞ
科学が発展するにつれて倫理的にどうなの?
と思えることが増えてきましたね。
私は脳死移植も代理母もどうだかな。。。という考えです。
私自身今の医学に助けられた人間なので
決して否定するわけではないのですが
どこまでを許容するのかは難しい問題だなと思います。